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福岡市博物館:アジアの玄関口、福岡の歴史がわかる展示品の数々が見もの!

福岡市の中央区から早良区にかけて、シーサイドももちという、埋め立てのウォーターフロント地区が広がっています。シーサイドももちには福岡タワーや総合図書館、福岡ドームなどが広がっていて、その中のひとつが「福岡市博物館」です。 「福岡市博物館」は、以前あった「福岡市立歴史資料館」がせまくなったために、「アジア太平洋博覧会」に合わせた会場内のテーマ館としてオープンしました。「アジア太平洋博覧会」が終わった後は一度閉館して、改装したあと、1990年の10月18日に正式に開館した博物館です。 主に福岡市の遺跡から発掘されたものが展示されていて、市民からの寄贈品も多く保管されています。 そんな地元に根付いた「福岡市博物館」について、詳しく紹介していきましょう。

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更新日: 2024年4月15日

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「福岡市博物館」の概要&魅力

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福岡市博物館は、1990年の10月に開館しました。博物館ができた目的は、地域の歴史と民間風習を研究、そして展示する場所としてです。日本の西の端にある福岡という土地は、弥生時代や古墳時代という古い時代からユーラシア大陸や朝鮮半島など、アジア圏との交流がありました。

異文化の玄関口として、古墳時代のヤマト王権のころ、すでに出先機関が置かれたほど、アジアとの交易にとって重要な場所が福岡なのです。7世紀に入ると、異国からの使者の接待を行う機関も整えられたと考えられます。その後も大宰府が置かれるなど、常に異国との交流拠点だったのが、福岡です。

福岡の人々は、日本の中ではいち早く異文化に触れ、新たな考えや技術を受け入れ、発展させてきました。
それだけでなく、その立地から他国の攻撃にさらされる危険もあります。貿易と防衛の要となったこの土地で、他国からの危険を乗り越えながら、この地域の人々は文化を形成し、日々の営みをつづけていたことでしょう。

そんな、アジアの玄関口である福岡ならではの歴史や展示品を知ることができるのが、福岡市博物館なのです。

「福岡市博物館」の見どころ

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「福岡市博物館」の一番の見どころといえば、やはり 「金印」 です。歴史の教科書で、誰もが一度は勉強したことがある、ポピュラーな国宝が、「福岡市博物館」の常設展に展示してあります。

「漢委奴國王(かんのわのなのこくおう)」彫られた黄金に輝く印を目にすると、歴史を目の当たりにしている感覚になるでしょう。金印は、1784年(天明4年)、江戸幕府の第10代将軍・徳川家治(とくがわ いえはる)の時代に、志賀島の農民だった甚兵衛(じんべえ)という人物が、大石の下から「漢委奴國王」発見したとされています。

1830年ころの記録から、甚兵衛の奉公人が発見者だったという説もありますが、口上書を提出したのは甚兵衛だったようです。
「福岡市博物館」を訪れるならば、この有名な国宝の展示は見逃せませんね。

「福岡市博物館」の常設展示

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「福岡市博物館」の常設展示は、「FUKUOKA アジアに生きた都市と人々」というテーマで11のコーナーに分けて展示してあります。

その内容は、「金印の世界」「福岡のあけぼの」「奴国(なこく)の時代」「鴻臚館(こうろかん)の時代」「博多綱首(こうしゅ)の時代」「博多豪商の時代」「福岡藩の時代」「近代都市・福岡の時代」「現代の福岡」「福博(ふくはく)人生」「山笠の世界」と多彩です。

狩りをしていた時代から稲作文化、そして外交の歴史へと移り変わり、交易、そして商人が台頭してきて、福岡藩がそれを統治する時代へと…と、「現代の福岡」までは時代を追っての展示があります。
その後の「福博(ふくはく)人生」は、福岡の博多に暮らす4世代の家族が、世間や社会と関わり、技術を学び受け継ぐという、一般の家庭からの視点で時代の流れを追った展示です。
また、「山笠の世界」は、福岡を代表する夏の祭り「山笠」の歴史などを見られます。「福岡市博物館」のために作られた舁き山(かきやま)も、じっくりと見てみましょう。

また、「てくてくミュージアム」というアプリもあり、自分のスマホにダウンロードしたり、貸し出しのタブレット端末で常設展の内容を掘り下げて知ることができます。
展示室の中で「博物館」の収蔵品や市内の文化財のデータベースにアクセスもできるので、たいへん便利です。

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「福岡市博物館」の企画展示

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「福岡市博物館」の企画展示室は4つあります。その4つの企画展示室では、さまざまな企画展が催されています。
例えば戦争に関する企画展であったり、福岡藩の黒田家の殿様にスポットをあてたり、あるいは黒田家の宝の展示をしたりと、内容はさまざまです。福岡の堅苦しい歴史にばかり注目するのではなく、例えばかつて福岡の地にホームを置いていた「西鉄ライオンズ」の展示があったり、手紙や乗り物に注目したり、暮らしの道具を展示をしたりと、さまざまな企画展示があります。

定期的にチェックして、興味のある分野の企画展示があったら、足を運んでみるのもいいですね。常設展示とはまた違った角度から歴史を垣間見ることができるので、楽しめますよ。

「福岡市博物館」の特別展示

「福岡市博物館」の特別展示は、「福岡市博物館」が企画した展示だけでなく、さまざまな主催者が、歴史と文化に関する展示をするスペースです。その内容は多岐にわたり、たとえばパリにある有名なルーヴル美術館の所蔵品を見られる展示であったり、インカ帝国のマチュピチュに関する展示であったりと、世界のいろいろな歴史や所蔵品を見られます。

それだけでなく、「サザエさん」に関する特別展や、幽霊や妖怪に関する特別展など、ユニークな特別展示も過去にはありました。音楽会や講演会を同時に開催することもあるので、たっぷりと特別展の世界観を味わうことができますよ。

期間が限定されているので、興味のある展示があったときは、いつまでの展示なのかチェックしておきましょう。

「福岡市博物館」での食事情報

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「福岡市博物館」の中で唯一飲食ができるスペースが、2階にある喫茶・談話室です。喫茶・談話室をレストランとして利用することもできます。
時には特別展に合わせたメニューを提供していることもあり、のぞいてみると面白いかもしれません。日替わりのランチメニューや、スイーツも充実しているので、博物館の中でゆっくりと1日を過ごしたい人は、お昼の時間帯や、歩き回って疲れた時にちょっと一息入れるには最適なスペースです。

博物館の外に出ると、西側に休憩スペースの「オープンテラス」もあり、自動販売機も設置されています。食事を持参して、池のまわりでピクニックをするのもいいでしょう。

「福岡市博物館」の体験学習室

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「福岡市博物館」の体験学習室「みたいけんラボ」は、「アジアの遊戯」がテーマで、いろんな国の道具を手にとって、実際に触って遊べる場所です。

「みたいけん」というのは、「こんなことやってみたいけん(こんなことをやってみたいから)」という福岡の方言から名前がつけられました。さまざまな国の将棋ににたボードゲームで遊んでみたり、楽器を鳴らしてみたりできます。
香木の香りを実際にかいだり、見る・聞く・嗅ぐ・触れる体験を通して学習できるので、子どもでも楽しめます。

単に展示品を見て回るより、記憶に残り、興味をかきたててくれるんです。期間限定でイベントもあるので、ぜひチェックしてみましょう。利用は無料ですよ。

「福岡市博物館」の基本情報&アクセス

「福岡市博物館」の営業時間は9:30から17:30で、入館は17:00までです。
休館日は毎週月曜日で、月曜日が祝休日の場合は開館して、翌平日が休館。年末年始の休館日は、12月28日から1月4日までです。夏休みシーズンの金・土・日曜日と、8月14日、15日は20:00まで開館しています。

入館料は、常設展示と企画展示が200円、高校生や大学生は150円で、中学生までは無料です。
身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳などの手帳を提示した人と付き添いの1名、それから、福岡市・北九州市・熊本市・鹿児島市民で65歳をこえていることが確認できれば無料です。

また、11月3日の文化の日には、常設展が無料で見られます。特別展示は内容によって値段が違い、1000円から1500円ほどの場合が多いでしょう。

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館内には授乳室やベビーチェア、ベビーベッドもあり、車いすやベビーカーも無料で貸し出しがあります。携帯電話やスマートフォンはマナーモードで、展示室内では通話ができません。
また、展示室内で使える筆記用具は鉛筆だけなので、記録を取りたい人は注意しましょう。

写真撮影は常設展の許可された場所だけで、特別展示は禁止です。フラッシュも使えません。手荷物はコインロッカーを利用しましょう。

「福岡市博物館」へ公共交通機関を利用して訪れる場合、福岡市地下鉄だと「西新駅」の4番出口から徒歩15分で到着します。

バス利用だと、「博多駅」のバスターミナル1階の「5番」から312の能古(のこ)渡船場行きか、もしくは「6番」で306の藤崎行きに乗り、「博物館北口」で降りてすぐです。
天神からだと、天神高速バスターミナル前1Aから302能古渡船場行きか、W1藤崎行きに乗り、「博物館北口」でおりましょう。
そのほか、300の能古渡船場行き、301の能古渡船場行き、303のマリノアシティ福岡行きだと、「博物館南口」でおりてすぐです。

車を利用するときは福岡都市高速道路の「百道(ももち)ランプ」から約3分かかります。250台分の無料駐車場がありますが、満車の時は入場制限があるので注意しましょう。

「福岡市博物館」のまとめ

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「福岡市博物館」は、いかがでしたか? 福岡や博多の歴史を時代を追って知ることができ、体験学習室で見て触れて、遊んで学べるので、大人から子どもまで楽しめます。常設展示と企画展示は、充実した内容なのにリーズナブルに利用できるのもうれしいですよね。
ミュージアムショップにもオリジナルグッズや本が充実しています。

特別展示があるときは、1日では見て回れないボリュームの「福岡市博物館」で、休日を有意義に過ごしてみてはいかがでしょうか。

「福岡市博物館」公式ホームページ

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