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大分県立美術館:五感で感じて大人も子供も楽しめる美術館

大分県の中心地である大分市に、「五感」と「出会い」をコンセプトとした大分県立美術館が建設されました。こだわり抜かれた大分県立美術館の建築設計は、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した、建築家の坂茂さんが「街に開かれた縁側」をテーマに設計。美術館の建物そのものがすでに美術作品でもあり、外から見ても楽しめるようになっています。 様々な角度から見る視点、感覚を通じて五感を楽しめる美術館、そして出会いのある美術館を目指していると、館長の新見さんは言います。こちらでは、大分県立美術館の魅力的な点を、さらに深堀り紹介していきます。

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更新日: 2023年11月23日

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「大分県立美術館」観光の概要&魅力

大分県立美術館が建設されるまで

1977年に設立された大分県立芸術会館の老朽化が進んだため、新美術館の再建設が検討されました。「未来を担う子どもたちの豊かな感性や創造性を育む芸術文化の拠点となる新しい美術館が必要」と、大分県美術館構想検討委員会が基本方針を取りまとめ、2015年に、「五感のミュージアム」「出会いのミュージアム」をテーマとして建設された大分県立美術館が、大分県大分市の中心地に設立されました。

館長は、近現代デザイン史・美術史、現代芸術論などを専門分野とし、作家としての活動もある新見隆さん。美術館の設計は、世界的に有名な建築家の坂茂さん。建築界のノーベル賞と言われ、米プリツカー賞を受賞した設計士。大分県産材を使用して作られ、美術館の建物そのものがアートのように感じられる異風な外観は有名となり、「大分スタイル」のどこにもない美術館、として大きな話題となりました。

大分県立美術館の魅力

大分県立美術館の魅力的な点は、異風な外見だけでなくロビー、展示空間やアトリエなどの空間に施された工夫の数々。

1階は外からも中の様子がわかるように、全面ガラス張りとされており、ロビーは天井が竹工芸をモチーフにして作られた骨組みを使用、中庭に光が入りこむような工夫がされています。
2階には、無料で自由に利用できるアトリウムを用意。その中にはミュージアムショップとカフェも用意され、作品を見て回るのに疲れた人や、待ち合わせの場所として、人々が出会いの場として日常的に利用できるスペースを設けています。

大分の自然資材を多く使用しているため自然の中でアートを楽しむことができ、独特な視点や感覚を感じられ、小さな子供から大人、老人までクリエイティブティが膨らむことでしょう。まさに、こちらの美術館がコンセプトとして掲げている「五感で楽しむことができる美術館」「出会いのミュージアム」を体感することができ、他では珍しい大分県立美術館美術館に、ほとんどの人が驚きと感動を得られることでしょう。

「大分県立美術館」観光の見どころ

数々のイベントを開催する展覧会

大分県立美術館では、多岐にわたるジャンルの展覧会を定期的に行っています。特定の文化人が作成した作品コレクションや、大分県学校の美術作品の展示、有名アニメキャラクターの未公開作品の展示など、いろいろなイベントが催されています。

2017年の夏頃には、日本のアニメをリードしてきたスタジオジブリの大博覧会が大分県立美術館限定公開で行われました。膨大な未公開資料が公開され、全国のジブリファンがこぞって集まりました。現在実施中、過去、今後の展示会スケジュールは公式サイトで公開されています。コレクション展は一般の方300円、学生で200円、中学生以下は無料、と比較的安価に購入できるのも良い点ですね。
人気の展覧会はチケットが売り切れる場合があるので、興味がある場合には、事前にチケットを購入しておくことをおすすめします。

大分の近世美術、近代日本画コレクション

大分県立美術館は数多くの大分の近世美術、近代日本画を展示しています。江戸時代以降、大分県では数多くの美術家が輩出されてきました。
美術館では、江戸時代から明治時代にかけて南画文人画で有名となった田能村竹田や、竹田を師事にしていた高橋草坪や帆足杏雨らの作品が数多く展示され、その他にも大分では有名な絵師や学者、ゆかりの浮世絵師らの作品も数多く取り揃えています。近代日本画のコレクションも多く、日本画で有名な福田平八郎、髙山辰雄などの代表作も展示されています。

大分の洋画コレクション、大分の工芸コレクション

大分県立美術館では、37年の間収集し続けてきた約5,000点にのぼる作品や資料を保管し、洋画コレクションや工芸コレクションなどの展示を随時行っています。洋画は、大分の画家として活躍した片多徳、佐藤敬、宇治山哲平、などの作品を展示しています。どの作品も個性的で、独自のスタイルを持つ画家たちであり、洋画のことをよく知らない人が見ても楽しめる作品ばかりです。

大分の代表的な工芸品であり竹工芸のコレクションも展示されています。人間国宝となった大分出身の生野祥雲齋の作品や、大分県外の作品なども数多く紹介されています。大分にまつわる数多くの展示品は、国外の美術館にも度々出展することもあり、日本だけでなく海外の人でさえも魅了しています。

体験活動をメインとした教育普及

大分県立美術館は教育普及活動を積極的に行っています。展示を見て回るだけでは、子供は飽きてしまい、視覚だけで興味を持つのは難しいものがあります。
子供達が、美術館にきた思い出を深く残し、楽しいと思える体験を与えられるよう、様々な参加型プログラムを用意しています。手や身体を使ってワクワクやドキドキを感じられるワークショップや、オープンアトリエで行う創作アトリエプログラムなどでは、触ったり作ったりを行うことで、子供の好奇心をくすぐります。

目で楽しむブックギャラリー

大分県立美術館では、独自のテーマを持って収集した書籍も数多く展示しています。絵の具の素材となる鉱物や植物の図鑑、自然科学・大分の生活・日本人の心など様々なジャンルの本が用意されています。読むというのよりは、視覚で楽しめる図鑑などが多く揃っているため、展示されているエリアは「目で楽しむブックギャラリー」と呼ばれています。
ギャラリーではタブレットが用意されており、本が多すぎて希望の書籍が見つからないという場合には、タブレットで検索をかけたり、常駐している係員に相談できます。

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「大分県立美術館」観光中の食事情報

café Charité(カフェ シャリテ)

美術鑑賞をすると、意外と疲労感が蓄積してしまうものです。そんな時は、少し座ってカフェでゆっくりするのが一番です。
美術館1階正面入口前にあるエスカレーターで2階に上がってすぐのところにある、café Charité(カフェ シャリテ)。フランス語で「慈悲」「博愛」を意味するカフェがあります。ここでは、自社農園で育てた新鮮な野菜や、豊後牛をふんだんに使用したおいしい料理が食べられます。メニューは新見館長と「BAR PONTE」の梯 哲哉シェフが考案しています。

店内のインテリアデザインは、有名な坂茂さんが担当されており、紙管を利用したスタイリッシュでモダンなデザインが非常に特徴的です。まさに食とアートのコラボレーションが楽しめます。おいしい食べ物も良いですが、コーヒーや紅茶、スイーツなども用意されているので、軽く一休みしたいという方にもおすすめです。

「大分県立美術館」観光の基本情報&アクセス

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大分県立美術館の開館時間は10:00~19:00(金曜日・土曜日は20:00まで)となっており、原則無休で開館しています。

場所は、大分駅府内中央口から徒歩15分程度の、比較的アクセスの良いところに位置しています。
車を利用する場合は、大分ICから車で10分程度のところにあります。

野外駐車場は143台用意されており24時間利用可能です。利用料金は、最初の30分以内 無料、30分を超え1時間以内200円、1時間を超え30分ごと100円となります。
他にも、地下駐車場も107台、駐輪場も用意されているので、車やバイクでくる場合も駐車の問題はありません。

「大分県立美術館」の周辺観光情報

大分銀行 赤レンガ館

大分県立美術館から約0.6キロメートル程度のところにある「大分銀行 赤レンガ館」。大分のモニュメントにもなっている歴史的建造物でもあるこちらの赤レンガ館。大正2年に旧第二十三国立銀行本店として建設された後、大分銀行となり、現在は大分銀行ローンプラザ支店となっています。
見た目はこじんまりとしていますが、独特な存在感があり、英国から輸入したという赤レンガがレトロで異国のおしゃれさを漂わせます。設計は、東京駅や日本生命京都三条ビルなどを設計した有名な建築事務所が手がけました。夜のライトアップも昼間とは別の顔を見せ、非常に綺麗です。大分駅周辺で徒歩5分程度のところにあるので、観光がてらフラッと立ち寄りやすい場所ではないでしょうか。

「大分県立美術館」観光のまとめ

大分県立美術館の魅力をまとめて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
大分県立美術館では数々の展示イベントが定期的に開催され、展示コレクションも多く、丸1日美術作品を見て回り楽しめます。触る、作る、などができるワークショップなども用意されているので、子供連れでも問題なく十分に楽しめます。こちらで紹介した内容を参考に、友達やご家族、恋人とのデートなどに、大分県立美術館に行って近代アートを楽しんできてくださいね!

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