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ジャカルタの基本情報
世界第2位の都市圏
近郊エリアを含む都市圏人口で、世界一は東京-横浜圏、人口約3,700万人で、2番目がジャカルタの約3,000万人です。土地の広さは、ジャカルタが東京圏の約40%、人口密度は東京の約2倍です。ちなみに3番目以下は、デリー、マニラ、ソウルとアジアの都市が続き、9番目がニューヨークとなっています。
ASEANの盟主と言われるインドネシアとその首都ジャカルタ。その名にふさわしい規模を持つ街です。
高級モールから屋台まで、急速な発展と混沌の街
高層ビルが建ち並び、道路は常に渋滞し、高級ブランドがならぶショッピングモールが次々でき、5星クラスの高級ホテルやレストランが次々オープンしています。中間層、富裕層と言われているインドネシア人は、すでに1億人を越え、国内の富裕層や世界各国からくるビジネスマンが、日々ジャカルタを行き来しています。
一方で、一歩裏道に入れば屋台街があり、未開発地区もまだまだ目立ちます。まるでバブル期の日本のように発展する街と、アジア的な混沌を抱えた都市の魅力を併せ持つ街、それがジャカルタなのです。
ジャカルタの歴史
16世紀までは、パジャジャラン王国の港町「スンダ・クラパ」として栄えていました。16世紀末に、紛争に乗じてオランダが植民地化し「バタヴィア」と改称、オランダの東インド会社の拠点として発展しました。19世紀初頭にはイギリスが占領し、イギリス東インド会社の「トーマス・ラッフルズ」(シンガポールを統治、建国したことでも有名)が統治しました。第2次大戦では日本軍が占領し、「ジャカルタ」と改称。1949年の独立とともににインドネシア共和国の首都となりました。
以後、1960年代から都市整備が開始されましたが、人口の増加、車の増加等に現状ではインフラ開発が十分とはいえず、ジャカルタの交通渋滞と大気汚染は深刻な社会問題となっています。
ジャカルタ観光の基本
ジャカルタ名物、交通渋滞
世界一渋滞の激しい街、とも言われるジャカルタです。空いていれば空港から45分で到着する距離のホテルなのに、渋滞で2時間かかった、という話は日常茶飯事。ビジネストリップの場合には、相当時間に余裕を持って行動する必要があります。従って、ホテルは交通の便のよいエリアを選ぶのは、ジャカルタ出張の鉄則です。
意外!?に多い、観光地としての見所
ジャカルタだけに観光に来る、という方は少ないかもしれません。バリやボロブドゥールへ行く途中にせっかくだからジャカルタも観光する。あるいは、ビジネスついでに観光も、というような方も多いでしょう。
しかし、市街区にも実は観光スポットは存在していますので、ここでは代表的な定番観光スポットをいくつか紹介します。
■国立中央博物館
市内観光の定番スポット。ジャワ原人の時代から現代までの歴史的な展示物が、驚くほどたくさん展示されています。
■タマン・ミニ・インドネシア
インドネシア各地の家屋などの文化や習俗がわかるテーマパーク。コモドオオトカゲもここで見られます。「ミニ」という名前ですが敷地は広大です。
■ ムルデカ宮殿
独立記念日には式典も行われる大統領の宮殿。現大統領が居住しています。敷地内には、18世紀に建築された宮殿イスタナ・ネガラがあり、現在は式典などに利用されています。
インドネシア人ってどんな人?
インドネシアは多宗教、多人種の国ですが、90%以上がイスラム教徒で、ジャカルタも同様です。したがって、アルコール類は禁止、豚は食べないなど宗教的な戒律が日常的に生きています。アルコールに関しては、外国人の入手は可能ですが、日本ほどオープンではないので、注意は必要です。
言語は、インドネシア語が公用語ですが、インドネシア各地域の言葉も日常的に使われています。ジャワならジャワ語、バリならばバリ語、それらの共通語がインドネシア語になります。観光エリアでは英語も通じますが、タクシーやローカルショップでほとんど通じません。
世界3大仏教遺跡・ボロブドゥール遺跡を訪ねて
ボロブドゥール遺跡は、インドネシアのジャワ島の第2の都市と言われるジョグジャカルタにあります。遺跡の総面積は1.5万㎡以上でピラミッド状になっており、高さも33mと大きく、見応え十分です。
またユネスコの世界遺産に登録され、ミャンマーのバガン遺跡とカンボジアのアンコール遺跡とを合わせて世界3大仏教遺跡とも呼ばれています。ボロブドゥール遺跡は、遺跡と呼ばれていますが寺院として人々に信仰されており、432体もの仏像がいたり、仏教説話に基づき時計回りに配置された1460面ものレリーフがあります。ジャカルタに来た際はぜひ、目にしておきたいスポットです。
リーズナブルな価格で極上のスパ&エステを体験♪
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神々が住む島「バリ島」へ行こう!
東南アジア最大の都市・ジャカルタを観光
ジャカルタ観光で知っておくと良いエリア別の特色
コタ
ジャカルタの北部一帯、ジャカルタの中でも初期に発展したエリアで、オランダ統治時代の「バタヴィア建築」が多数残っています。中心部にあるファタヒラ広場(写真上)では、ストリートマーケットやパフォーマンスが行われています。
タムリン・スディルマン
外資系、国内企業のオフィスやショッピングモール、ホテルが建ち並ぶエリア、東京の丸の内のようなエリアです。レストランも充実しており、このエリアでほとんどのものが入手できます。観光の拠点としては最も便利なエリアです。
スナヤン
プラザスナヤンなどのショッピングモール、レストランが建ち並び、JKT48シアターもある、ファッションやトレンドの発信地です。東京で言えば渋谷のようなエリアです。
ブロックM
ショッピングモールやカラオケ店、日本人向けスーパー、レストランなどが密集するジャカルタの日本人街です。旅行中、日本食が恋しくなったらこのエリアへ。
クマン
ジャカルタ内で欧米系の観光客が集まるおしゃれエリア。おしゃれなカフェや外国料理の店が建ち並んでいます。日本で言えば表参道のようなエリアです。
ジャカルタ観光中の食事事情
インドネシア料理について
インドネシア料理というひとつのジャンルはなく、バリ料理、ジャワ料理、スンダ料理、マカッサル料理、パダン料理など各地方の料理の総称がインドネシア料理です。各地方の料理に共通するのは、スパイスを多用すること、「サンバル」と呼ばれ調味料を使用すること、揚げ物が多いこと、米を主食とすることなどです。
特に「サンバル」は地方毎に特色があり、それが味の決め手になっています。トマトを使った「サンバルトマト」、エビペーストが入った「サンバルトラシ」、バリ島でポピュラーな「サンバルマタ」など様々なものがあります。サンバルはスーパーマーケットでも売っているので、お土産としてもよく選ばれています。
レストランの種類
ジャカルタには様々なタイプのレストランがあります。観光客や在留外国人が通うようなレストランは、問題ありませんが、屋台や「ワルン」とよばれる地元民向けの食堂は、衛生面や水質などで注意が必要な場合もあります。特に注意したいのは水と氷です。屋台などの氷入り飲料の氷は、水道水や井戸水を使っていることもあります。
屋台は車輪付きの小さな移動式の屋台がポピュラーです。肉団子入りスープの「バッソ」やインドネシア風焼き鳥「サテ」、汁そばの「ソトアヤム」、チャーハンのような「ナシゴレン」がポピュラーです。価格も100~200円程度と格安です。
食事のマナー
一部のインドネシア人は、料理を手で食べる人たちもいます。その際には、左手は不浄な手とされているので使いません。レストランではフォークやスプーンがでてきますが、左手でパンを持ってインドネシア人に渡す、というのはかなり失礼に当たります。握手も左手は使いませんので注意が必要です。
代表的なメニュー
ナシゴレン:インドネシア風チャーハン。目玉焼きがのっているものもあります。地方によって味つけが異なります。
ナシチャンプル:ご飯の周囲に、複数のおかずを配置した日替わり定食のような料理。肉料理、野菜料理、揚げ物などがのっています。
サテ:インドネシア風焼き鳥。鶏肉、牛肉、魚などを串に刺して焼いたものに、ピーナツソースをつけて食べます。
イカンバカール:イカンは「魚」、バカールは「焼く」の意味。魚を直火で焼いたものに、各種ソースをつけたものです。ちなみに、ゴレンは「揚げる」で、イカンゴレンは油で揚げた魚です。
ジャカルタのショッピングエリア
ジャカルタには路面店というのは少なく、ショッピングモールが一般的です。強烈な日差しや、突然の雨も気にすることなくショッピングができるので、ジャカルタ内には200近いモールがあると言われています。
ジャカルタ最大の「グランドインドネシアモール」
タムリンエリアにあるジャカルタ最大のショッピングモールです。ユニクロやZARAなどのファストファッションから、高級ブティックやジュエリーショップまで何でもそろっています。日本の書店紀伊國屋や日本食レストラン、ラーメン店もあります。レストランやフードコートも充実。インドネシア料理に加えて、日本料理、欧米料理などあらゆる料理が楽しめます。
超高級モール「パシフィックプレイス」
数千万円する高級スポーツカー「マクラーレン」も売っているような超高級モールです。高価格帯の商品が多く、混雑もせず、ゆっくりと買い物ができます。地下にはスーパーマーケットも入っていて、日本へのお土産などもこちらで調達できます。インドネシア、ジャカルタの富裕層の生活が垣間見られるようなモールです。
インドネシア中の民芸品がそろう「パラサヤ」
ブロックM地区にあるショッピングモールです。最大の特徴はインドネシア中の民芸品が一堂に会していること。バティック(ろうけつ染め)、ワヤン人形、絵画、家具などが巨大なスペースに並び、比較的リーズナブルな価格で購入できます。
民芸品以外にも、レストランやアウトドア用品など、一般的なモールとしても充実しています。
ジャカルタ観光の注意点
イスラム教への配慮
人口の大半がイスラム教徒を占めるインドネシアでは、宗教上の戒律や、宗教施設へ立ち入る際には注意が必要です。
イスラム教徒はアルコール類を飲まず、食事も宗教上の手続きを経たハラルフード以外は食べません。女性はヒジャブとよばれるスカーフを着用していることが多く、特にイスラム寺院などに外国人女性が肌を多く露出した服装で入ることは、儀礼に反します(男性でも長ズボン着用を推奨)。
また、左手は不浄な手とされているので、左手でお金を渡す、握手をするなどは失礼に当たるので避けてください。
治安について
近年、治安はよくなってきてはいますが、夜間の一人歩き、女性の一人歩きは特に注意が必要です。スリやひったくりなどは常に注意して、座席に荷物を放置することなどないように注意してください。
交通渋滞について
市内の移動は、地下鉄などの公共交通機関が充実していないので、ほぼタクシーが中心となります。渋滞が慢性化しているため、車で5分の距離が1時間かかるなどは日常茶飯事なので、移動には余裕を見ておくことが必要です。また、タクシーでもメーター料金以上の請求をされたり、遠回りをされたりなどトラブルは頻発しています。あらかじめ移動手段を確保したり、安全と言われているブルーバードタクシーなどを利用するなど、移動に関しても安全面への配慮が必要です。
ジャカルタのホテル事情
観光で短期滞在ならば中央エリアの「スディルマン」「タムリン」地区に滞在することをおすすめします。理由は、交通渋滞を考えると、どこへゆくにも近い中央エリアが便利なことと、治安もこの地区が最も安全です。
このエリアには、国政的な5つ星クラスのホテルも多く、選択に困りません。リッツカールトン、グランドハイアット、プルマンホテルなど、日本よりは比較的安く、1~2万円程度で宿泊できます。
また、小規模なビジネスホテルであれば、6,000~1万円の予算でも、安全で清潔なホテルが選択できます。
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