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【ペット】モモンガの飼い方:種類・寿命・値段まとめ

小さい体格に大きい目と飛膜が特徴的なリス科のモモンガは、ペットとしての人気が上がっている小型哺乳類です。小動物を取り扱うペットショップでも販売されていることが多く、値段も一昔前に比べて手頃になってきています。飛膜を広げて滑空する姿が愛らしく、飼い主の元に着地することもあります。なつけば手乗りや餌をねだり、甘えてくることもあるので、思わず愛情を注ぎたくなります。ペットとしての認知度が高まっているモモンガですが、飼育する場合に何を食べ、何に気を付けなければならないのか、飼育方法には不安があるのではないでしょうか。モモンガの習性や特徴から、飼育する上での注意点などの情報をまとめます。愛らしいモモンガの飼育に挑戦してみましょう。

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この記事を監修するのは?

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モモンガってどんな動物?生態を紹介!

モモンガはネズミ目リス科リス亜科モモンガ族に属する小型哺乳類です。ヨーロッパからアジア圏を中心に、北アメリカなどに様々な種が分布しており、日本にも固有種「ニホンモモンガ」や北海道に生息する「タイリクモモンガ」の亜種「エゾモモンガ」がいます。主に森林地帯に生息し、一生のほとんどを樹上で過ごします。両前脚から両後脚にかけて飛膜を持ち、それを広げて滑空することで木から木へ飛び移り、木の高さや風などの条件が揃えば50m近くもの距離を滑空できます。部屋の中でも高所から滑空し、適当な場所や飼い主の元に着地することもあります。夜行性のため、日中は木の中にできる洞窟状の空間などに潜んでいますが、夜になると樹上を活発に動き回ります。食性は果実類や種子類、野菜類を主食とし、樹液などを好みます。昆虫類を食べることもあるため、果実食性中心の雑食とされています。飼育下では配合飼料のみならず、果実や野菜を中心にバランスの良いメニューを与える必要があります。甘いフルーツを好むので、コミュニケーションを図る時にはおすすめです。

モモンガの寿命はどのくらい?

モモンガの平均寿命は10年前後と、小動物の中でも比較的長い寿命を持つと言われる一方で、野生では5年程度の寿命と言われています。

・十分な栄養摂取ができない餌を与えている
・適した飼育環境を整えていない
・不注意によるケガや病気

など、飼育方法に十分気を遣わなければ、野生での寿命程度しか生きられない場合も少なくありません。日光不足やビタミン・カルシウム不足によって骨が弱くなる「クル病」にかかりやすく、十分な栄養摂取は必須と言えます。人用の菓子は砂糖や添加物がモモンガにとって有害なため、与えることは厳禁です。部屋へ放す際には水の事故にも注意が必要です。小動物のため、少ない水でも溺れることに加え、毛が濡れることで低体温症の可能性も出てきます。一般的に神経質な動物のため、ストレスが溜まりやすく、自傷行為や拒食状態になる場合もあります。静かで清潔な環境を保ち、過度のコミュニケーションは避け、適度な運動をすることでストレスを溜めないようにしましょう。

モモンガをペットショップで買うときの値段は?

モモンガは個体によって多少の前後はありますが、15000~30000円が相場だと言われており、安い個体でも10000円を切ることはほぼありません。カラーによっては大幅に値段が変わることもあります。白い体毛に赤い目の「アルビノ」や白い毛に黒い目を持つ「リューシスティック」と呼ばれる個体は、100000~300000円と大変高額となります。一時期は50000円前後で販売されていましたが、ペットとして人気が出たことで繁殖などが盛んになり、現在の相場に落ち着いたようです。

モモンガの鳴き声は?うるさい?動画で紹介

モモンガは子犬のような高い鳴き声を発します。特別大きな鳴き声ではありませんが、甲高い声と夜行性のため夜に泣くことが多いため、マンションなどで飼育する際には注意が必要です。発情期や仲間を呼ぶ時に鳴く場合が多いと言われています。十分なコミュニケーションを取り、ストレスを溜めないような環境であれば、多少の緩和を望めますが、全く鳴かないということはありません。

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モモンガの種類は?

モモンガ族は15属、約45種と言われており、中にはムササビ属も含まれます。モモンガの中でも「アルビノ」「リューシスティック」などのカラーバリエーションが存在し、希少種とされています。日本国内にも野生に「ニホンモモンガ」や「エゾモモンガ」が生息しています。飼育可能な種はインドネシア・オーストラリアなどに生息する「フクロモモンガ」とカナダ・アメリカなどに生息する「アメリカモモンガ」の2種。以前飼育可能であった「タイリクモモンガ」は、外来生物法により特定外来生物に2次指定されたことから、新たにペットとしての飼育は原則不可能になりました。

タイリクモモンガ

「タイリクモモンガ」は茶色とグレーがミックスされた体毛をしており、アメリカモモンガやフクロモモンガに比べ、体長約15cm、体重約100gと比較的大きめの体格をしています。目の周囲が黒く縁取りされているのが特徴です。大変神経質でデリケートな性格のため、ストレスに弱いと言われています。ロシアやアジア圏に広く生息しており、日本の北海道に生息しているエゾモモンガは「タイリクモモンガ」の亜種とされています。現在は外来生物法により規制されているため、新たにペットとして飼育できず、学術研究や教育、展示などの目的で許可の申請を得る場合にのみ輸入が認められています。規制される以前から飼育されていたペットについては申請を提出すれば、飼育が認められています。

アメリカモモンガ

「アメリカモモンガ」はその名の通り、アメリカやカナダ、メキシコなどに生息するモモンガです。体長は13~15cm、体重は55~100gとタイリクモモンガより若干小さめの体格です。一般的には短く灰色がかった茶色の体毛に覆われており、腹部はクリーム色になっています。野生では単独で生活しているので、複数個体での飼育には向きませんが、野生では冬をしのぐために集団で暮らすこともあります。モモンガは種子や果実を主食としていますが、「アメリカモモンガ」は比較的昆虫などの動物質を食べると言われています。神経質で臆病な性格のため、初めの内は威嚇をするなどして、飼い主になつきにくい個体も少なくありません。小さい頃から飼育する、起床直後に餌を与えるなどして、根気よく付き合うことでなつかせることができます。

フクロモモンガ

「フクロモモンガ」は有袋哺乳類に分類されるカンガルーの仲間で、メスはお腹の袋でこどもを育てます。薄いクリーム色の腹部と灰色の背中に黒い縞模様が入っているのが特徴です。インドネシアやオーストラリアに生息しており、他のモモンガと違い群れで生活を送ります。飼育の際には複数個体がおすすめですが、単独で飼育する場合は十分なコミュニケーションを図りましょう。野生での平均寿命は7~8年、飼育下でも10年以上生きることも少なくなく、アメリカモモンガに比べても長生きする傾向にあります。体長は12cmから大きい個体で30cm程度まで育ちます。神経質で臆病な性格である反面、人になつきやすい種類でもあります。「アルビノ」などの特徴的な体毛を持つ個体は特に高額で数十万円の値段で販売されています。

モモンガの餌(エサ)は?

モモンガは基本的には雑食で野菜や果実、種子などの植物質と昆虫類などの動物質が必要だと言われています。通販サイトでも購入可能なモモンガ専用フードもありますが、それだけでは十分な栄養が摂れないと言われており、モモンガにとってバランスの良い餌については研究を進めている状況です。モモンガ専用フードに加え、新鮮な野菜や果物とミルワームやコオロギなどの昆虫を与えるのが一般的です。昆虫類は小動物を取り扱うペットショップや通販サイトで購入可能です。当然、人用に添加物などが入った食材を与えるのは厳禁。フクロモモンガは野生では樹液などを好むので、昆虫用のゼリーなどをおやつにあげることもあります。ただし、モモンガは偏食が激しいと言われており、好みの餌に傾倒するため、他の餌を食べなくなる可能性があります。個体差もありますが、好みの餌は時間をおいて与えるなどの工夫が必要です。

モモンガのおすすめエサ一覧

モモンガの性格。ペットとしてなつくの?

モモンガは小動物に多くみられる性格の通り、臆病で警戒心が強く、大変神経質な性格です。飼育を始めた頃は飼い主に対しても激しく威嚇をすることもあります。夜行性で野生では樹洞を巣に利用することから、姿を見せないことも少なくありません。人になつきにくいと言われていますが、全く懐かないというわけではありません。人間にも性格に個人差がある通り、モモンガにも個体差があり、単独で生活するアメリカモモンガに比べ、群れで生活するフクロモモンガの方が比較的人になつきやすいと言われています。懐かせるコツとしては小さい頃から飼育を始めることで人に慣らすのが非常に効果的です。成体から飼育を始めた場合には、好みの餌を利用してコミュニケーションを図りましょう。巣に隠れている状態から無理矢理引っ張り出したり、過度のコミュニケーションをしたりするのは、神経質でデリケートな性格からストレスに繋がりますので、絶対に避けましょう。自然なコミュニケーションが取れるように根気よく付き合うのが必要です。不意に大きな物音がすると気を失ったり、最悪の場合には命を落としたりすると言われるほどデリケートなので、静かな環境を作るのが必要です。

モモンガは臭い?

https://www.flickr.com

フクロモモンガは「臭線」を持ち、生後半年を過ぎるとマーキングをするために分泌液を発します。発情期になると臭いは強くなり、個人差はありますが、一般的には臭いと言われています。臭いの対策としては「臭腺」を手術で除去することが可能で、飲み水に混ぜる消臭剤もありますので、必要に応じて利用を考えましょう。アメリカモモンガは臭いが気にならないと言われているので、臭いに敏感であればアメリカモモンガがおすすめです。当然の事ながら糞尿からは悪臭が発せられるので、飼育環境を清潔に保つのは忘れずに。

モモンガをペットとして飼うために必要なもの

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ゲージ

野生のモモンガは夜になると樹上を活発に動き回り、木から木へ滑空します。ゲージが狭いと満足な運動ができず、ストレスの原因になりますので、可能な限り大きなゲージを購入しましょう。ゲージ内で飛び回れる広さがおすすめです。

餌、餌・水入れ

モモンガ専用フードと種子類、昆虫類はペットショップか通販サイトで購入しましょう。野菜はスーパーなどでも購入可能ですが、新鮮で無農薬のものを選ぶようにします。餌・水入れはひっくり返らない程度の重さで、かじることを想定すると塗装などがされていないものがおすすめです。

巣箱・床材

野生のモモンガの巣にあたる寝床です。樹洞に潜むことから木製の巣箱にしましょう。おがくずなどの床材を敷き詰めれば、快適な寝床になります。モモンガがかじらなければ新聞紙などでも代用できますが、万が一を考えるとおすすめはできません。

その他

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「止まり木」や「コーナーステージ」があると、野生環境により近付けられるので、ストレスが溜まりにくい環境になります。塗装が施されたものやプラスチック製の場合、かじることを考えると体に有害なものが入る可能性があるので、木製をおすすめします。

モモンガおすすめグッズ一覧

モモンガのまとめ

愛らしい姿からペットとしての人気が高まり、値段も手頃になったモモンガ。一方で、人になつきにくく、体臭、餌の問題などが初めて飼育する方の敷居を高くしています。今回まとめた情報を元にモモンガという生き物を理解し、十分な愛情を注ぐのを心がければ、初心者でも十分に飼育は可能です。飼育を考えている方はモモンガとの生活を楽しんでみてくださいね。

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