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【香川】新屋島水族館:海の生物と間近で触れ合えるアットホームな水族館

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香川県高松市にある「新屋島水族館」は標高約300mの屋島山上にある珍しい水族館です。1996年に前身となる「屋島山水族館」を開館してから一度は閉館をし、営業を再開してからも閉館危機があったものの現在まで営業を続け地元民から愛され続けています。

館内では水族館のアイドルとして注目されるイルカや、日本では沖縄の「美ら海水族館」とここでしか見られないアメリカンマナティなど魚類を中心に286種類の動物を飼育展示しており、イルカショーや餌付けなど体験イベントも充実しているので、地元民だけでなく観光客からも人気の高い観光スポットです。
ここでは、そんな子供から大人まで楽しめる山の上の水族館、「新屋島水族館」について紹介します。

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「新屋島水族館」の概要&魅力

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香川県高松市にある「新屋島水族館」は標高約300mの屋島山上、瀬戸内海国立公園内にある珍しい水族館です。
1969年に四国電子の子会社などが出資し「新屋島水族館」の前身となる「屋島山上水族館」が開館してから45年以上もの間、地元民だけでなく多くの観光客からも愛され続けています。

2006年には閉館したものの、その後世界的水槽メーカーである日プラの子会社、せとうち夢虫博物館に事業売却され、「新屋島水族館」に名前を変えて営業を再開しました。
その際に整備改修が行われ、「新屋島水族館」の目玉となっている回遊プールが新設。2頭のカマイルカが気持ちよさそうに泳ぐ姿を360度どの角度からも見られるようになりました。

一度は閉館し、名前と姿を変えて営業を続けた「新屋島水族館」ですが、開館から40年以上が経過し施設の老朽化がすすんだことで耐震強化が必要と問題視され、リニューアルが検討されています。
ただ、自然公園法などの規制により施設の抜本的改修は困難であるとして2014年にやはり閉鎖することを発表。しかし、閉鎖が現実味を帯びてくると「小さくても山の上に水族館を残して欲しい」といった存続の要望が高まり、週末にはファミリーなどで混雑するようになったこともあり、施設のリニューアルを再検討する方針を固め現在も営業を続けています。

「新屋島水族館」の見どころ①:水族館のアイドル、イルカと触れ合う

水族館のアイドルといえば、愛嬌のある見た目と人懐っこい性格のイルカを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?「新屋島水族館」でも、イルカはアイドル的存在で、イルカを見るために訪れる人も少なくありません。「新屋島水族館」では、イルカをより身近に感じられるように様々なイベントが開催され人気を集めています。

何度見ても飽きないライブショー

「新屋島水族館」のイルカショーはシーズンごとにテーマを変えて行われているため、何度見ても飽きることはありません。また、スタッフが体を張った演技仕立てのストーリーも斬新で、イルカが脇役になってしまうほどのインパクトがあり必見です。2017年には「爆裂海洋戦隊ドルフィンジャー!」と「イルカ劇ライブ・走れ、侍!2017」のライブが開催され、イルカのダイナミックなジャンプなどのパフォーマンスとスタッフの迫真の演技で観客を沸かせています。

透明ボートイベント

世界初の全面透明アクリルボートに乗り、イルカたちに近づくことのできる人気イベントです。イルカに餌やりをしながら生態観察をしたり、触ったりすることができるので、イルカショーでは見ることのできないイルカの細かい仕草や表情を観察できるでしょう。透明ボートイベントは身長制限があり、110cm以上でなければ参加することができません。

「新屋島水族館」の見どころ②:イルカだけじゃない!様々な生物のイベント

「新屋島水族館」で行われているイベントはイルカだけではありません。様々な生物を間近で見たり触れ合ったりできるのも「新屋島水族館」の大きな魅力です。

アシカショー

アシカステージで開催されるアシカショーでは、色々なものを鼻に乗せてバランスをとったり、観客が投げたボールをキャッチしたりと器用で芸達者なアシカの姿を見ることが可能です。アシカショーの後には、ショーに出ていたアシカと握手をしたり記念撮影ができたりする触れ合い体験に100円で参加できます。

ペンギンおさんぽタイム

自由に歩き回りおさんぽを楽しむフンボルトペンギンを間近で観察できるイベントです。多くの人が見守る中、飼育員の誘導にしたがってヨチヨチと歩いたり寄り道して観客の様子をうかがいにきたりする姿は悶絶するほどキュートで癒やされます。

フンボルトペンギンの赤ちゃんが生まれると、抱っこイベントも開催されるので、赤ちゃん誕生のニュースや抱っこイベントについて頻繁にチェックするようにしましょう。

餌やり体験

ウミガメやコツメカワウソ、アメリカマナティ、ゼニガタアザラシ、フンボルトペンギンの餌やり体験ができます。コツメカワウソの餌をおねだりする姿や陸に上がらないアザラシが陸に上がって餌を食べる姿など、普段見ることのできない姿を観察し意外な一面を見つけてみましょう。

アザラシの餌やり体験は餌をあげながらスタッフによる給餌解説を聞くことができるので、より知識を深めることができます。アメリカマナティは土日祝日の10時からの開催で、身長110cm以上の子供だけが参加でき各回5名までと人数制限もあるので注意してください。
チケット売り場で受付をしているので、希望する方は早めに出掛けて受付を済ませるようにしましょう。

タッチプール

海の浅瀬を再現した水槽では、ヒトデやウニ、ナマコなど磯で生息する生物に触れられます。土日祝日限定で、海の生物たちの特別解説というイベントが開催されており、小さな子供から大人まで年齢を問わず人気です。カメラを使って細部まで詳しく説明してくれるので、生物の生態や秘密を知ることができます。磯で生息する生物たちは派手さに欠けるため、水族館ではスルーされてしまいがちですが、じっくりと観察し生態や秘密を知ると魅力的に感じてくるでしょう。

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「新屋島水族館」の見どころ③:日本で見られるのは「新屋島水族館」と「美ら海水族館」だけ!アメリカマナティ

一時は絶滅危惧種に指定されたアメリカマナティの飼育を行っているのは、国内で「新屋島水族館」と沖縄の「美ら海水族館」の2館だけという貴重な生物です。
アマゾンマナティやアフリカマナティなど他の種類のマナティを合わせても、国内でマナティを見られるのは数館しかありません。

アメリカマナティには天敵がおらず警戒心が少ないため、水槽に顔を近づけてこちらを観察してくることも。大きな体で迫力がありますが、のんびり気持ちよさそうに泳ぐ姿に癒やされます。

「新屋島水族館」の見どころ④:個性豊かな魚たち

「新屋島水族館」の館内はあまり大きくなく、こぢんまりとした印象を受けますが、展示している魚は映画でおなじみのカクレクマノミやガーデンイールという愛称で呼ばれるチンアナゴ、ウミガメの中でも珍しいタイマイ、ナポレオンフィッシュなどが展示されており南国の海中世界に飛び込んだような気分を味わうことができます。

「新屋島水族館」では香川県内の漁港から魚を採取してくることもあるため、瀬戸内海に生息するゴンズイやオニオコゼなども展示しており目の前に広がる瀬戸内海の中を覗くことも可能です。

ツマグロやオオセなどサメも展示されているので、サメ好きも楽しめるでしょう。海水魚だけでなく、ピラルクやアリゲーターガー、アルビノなどの大型淡水魚も展示されているので見応えがあります。

「新屋島水族館」の見どころ⑤:個性的なグッズが並ぶ売店

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売店では、貴重なアメリカマナティやチンアナゴ、イルカなど「新屋島水族館」で展示している生物を中心にした、お土産にぴったりなグッズが揃っています。ステーショナリーも充実しているので、自分へのお土産にもおすすめです。

かわいいぬいぐるみや、海の生物がパッケージされたお菓子など定番のお土産から、ボクサーパンツなどユニークなものまでバラエティ豊富な品揃えになっているので、見ているだけでも楽しめます。

「新屋島水族館」での食事情報:絶景を見ながら食事ができる「れいがん茶屋」

「新屋島水族館」の中には食事ができる場所はありませんが、近くの「れいがん茶屋」でうどんや名物のいいだこおでんなどを堪能できるので、食事に困ることはありません。
「れいがん茶屋」は自然に囲まれた緑豊かな場所に位置しており、眼下には瀬戸の絶景が広がる絶好のロケーションにあります。昼間は美しい海を眺めながら、夕方には日本の夕陽百選に選ばれた夕陽と夜景を眺めながら食事を堪能することが可能です。

「新屋島水族館」へのアクセス

山の上にある「新屋島水族館」へ公共交通機関を使って訪れる場合は、電車とバスを乗り継ぐ必要があります。JR高徳線の屋島駅から屋島山上シャトルバスに乗ると10分程度で到着します。

車で訪れる場合は高松中央自動車道の高松中央ICで降りて、屋島方面へ30分程度走ると到着します。
経由することとなる屋島ドライブウェイは有料道路となっており、「新屋島水族館」を訪れるためには通行料を支払う必要がありましたが、2017年7月に無料化されたことで訪れやすくなりました。
ただし、駐車場は有料になっており普通車は300円が必要となります。

「新屋島水族館」のまとめ

山の上という珍しい場所にある「新屋島水族館」は国内で2館でしか見ることのできないアメリカマナティや観客が楽しめる工夫がされたイルカショー、イルカと触れ合える透明ボートなどここでしか味わうことのできない魅力が詰まった水族館です。
派手さはありませんが、アットホームな雰囲気でカップルやファミリー、1人で訪れても楽しめる工夫がされています。

香川を訪れた際には「新屋島水族館」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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