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目黒区美術館:都内の美術館の穴場的スポット!

2018年に開館30周年を迎える「目黒区美術館」。地域密着型の美術館として地元の人たちに愛されていますが、実は過去に開催された展覧会の中には、シャガールやレオナール・フジタ、ピカソといった世界的に有名な画家たちの作品が展示されたことも。 都内の美術館の中では比較的マイナーな場所かもしれませんが、ここは知る人ぞ知る穴場スポット的存在。自分の好きな作品を落ち着いた空間でじっくりと鑑賞することができるというのは、美術ファンにとっての最上の幸せです。さらに「目黒区美術館」で取り上げる展覧会は、どれも先進的でセンスの優れたものばかり。良い意味で予想を裏切る美術館です。

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更新日: 2023年11月22日

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「目黒区美術館」の概要&魅力

https://ja.wikipedia.org

1987年にオープンした「目黒区美術館」。ここでは、地域に密着した展覧会や、近現代の画家をクローズアップした展覧会が開催されています。展示室内はコンパクトで、都内の有名な美術館に比べると人の出入りは落ち着いている方ですが、それはつまり落ち着いた空間でじっくりと作品鑑賞ができるということ。そのうえ「目黒区美術館」で取り上げる展覧会は、どれも興味をひくセンスの良いものばかり。都内の穴場的スポットとしても知られています。

「目黒区美術館」の見どころ

都内の穴場スポット!

「目黒区美術館」は都内ではそこまで知名度が高い方ではありませんが、過去にはマルク・シャガールやレオナール・フジタ、さらにはピカソやクレーなどの作品が展示されたりと、美術ファンから絶大な支持を集めている画家にフォーカスをあてた展覧会が開催されてきました。観光ガイドに乗っているような都内の美術館ならば混雑必須の展覧会でも、この「目黒区美術館」なら落ち着いてゆっくり見ることができるというのが何よりのメリット。

取り上げる展覧会のテーマもセンスが良いと評判。都内の穴場スポットとなっています。

常設展のない美術館

「目黒区美術館」では美術館独自で収集したコレクションを展示する常設展は行っていませんが、所蔵しているコレクションはいくつかあり、それらは多面的な視点からテーマを定めた「所蔵作品展」等で公開されます。もしかしたら、美術館の所蔵コレクションが展示されている時期に訪れることがあるかもしれません。

所蔵コレクション

美術館が独自で集めたコレクションというのは一体どんなものなのか、気になりますよね。「目黒区美術館」では、日本の近現代美術をメインとした美術品が収蔵されています。
近現代美術の特徴を示す作品や、海外の文化を学ぶことで変化した作品のスタイルなどが顕著にあらわれているものが軸となっており、近代から現代にいたるまでに美術がどう変わってきたのかを体系的に学ぶことができるコレクションであるといえるでしょう。

美術館に所蔵されている作家には、「前衛の女王」と呼ばれ、2017年に開かれた展覧会では圧倒的な来場者数を誇った草間彌生や、自らの足を使ってダイナミックな作品を描くことで知られ、パリの美術展ではその作品が7億で売却されたという白髪一雄、前衛芸術集団「フルクサス」のメンバーであり、すべての事象・イメージを鮮やかな虹色で描き、世界的な評価を受ける靉嘔(あいおう)などがその名を連ねています。

展覧会の特徴

先ほども述べたように、「目黒区美術館」には常設展がありません。そのため企画展覧会が定期的に催されています。展覧会は、美術館がある目黒区にゆかりのある作家や、子どもたちの作品展といった地域に密着したものがよく開催されています。これは、美術館のコンセプトにもある「地域に息づくもっとも身近な美術館」という役割をしっかりと果たしていると言えますね。

また、その他にも美術館のコレクションテーマとなっている近現代に関するテーマであったり、まだ認知度の低い近現代の作家を特集したりと、さまざまな角度から展覧会を開催しています。また、美術品だけではなく現代的なデザイン・建築などに関してもクローズアップしていることにも注目。

過去に行われた「ヨーロッパ木の玩具ードイツ・スイス、北欧を中心にー」展では、カラフルで自由なデザインの子ども用玩具を手がけるスイスのネフ社製品を中心として、現代的なモデルかつ知育面に関しても優れた機能性を保つ世界の玩具を展示。子どもはもちろん、大人にとっても興味深い展覧会として人気を博しました。そういった美術という観念のみに縛られない多角的な展覧会は、わたしたちに新しい驚きと感動を与えてくれます。

展覧会開催時に開かれる多彩なイベント

展覧会開催時は、展示作品にまつわるギャラリートークや講演会、ミュージアムコンサートやワークショップなどの多彩なイベントが開催されます。数あるイベントの中でも特に人気なのが、美術をより身近なものに感じられるワークショップ。
以下で詳しく紹介しますが、美術作品に関する理解がより深まるこのイベントは、年齢や世代を問わずより多くの人に参加してほしい充実した内容となっています。

また、これらのイベントのほかにも、展覧会に出展している作品についてわかりやすく解説したパンフレットや、「目黒区美術館」が発行するニュースレターも見逃せません。館内で見つけたら、ぜひ一読してみてください。美術との距離がもっともっと縮まることでしょう。

美術に親しみが持てるワークショップ

「目黒区美術館」では、作品の成り立ちや画材として使われる素材・技法により理解を示し、親しみを感じられるようなワークショップが開催されます。美術を通して人と繋がるコミュニティや、体験によって得た学びは一生もの。年齢や世代などに関わらずすべての人が楽しめるうえに、人と人との輪を広げられる催しとなっています。

このワークショップの開催時期は春・夏を中心としており、過去にはアメリカの家具ブランドであるハーマンミラーと共同でデザインキャンプを作成するワークショップなどが開催されました。ぜひ家族や友人と一緒に参加してみてください。子どもにとっても将来の可能性を広げる良いチャンスとなりそうです。

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美術鑑賞後はラウンジ(喫茶コーナー)でちょっと休憩

美術を鑑賞した後はなんだかちょっとだけ気疲れしてしまう方も多いのではないでしょうか。「目黒区美術館」内には残念ながらカフェ&レストランはありませんが、おやつや水分をとりながら休憩できるスポットがあります。

「目黒区美術館」1階にはすべての人が利用できるラウンジが設置されており、ここは美術鑑賞後にちょっと一息入れるのに最適の場所です。またこのラウンジは喫茶コーナーとしても利用することができ、飲み物や焼き菓子も販売されています。ちょっと小腹が空いたなら、ぜひこの喫茶コーナーをのぞいてみてください。ラウンジの営業時間は開館日の13:00~16:00まで。ただし、この営業時間外でも休憩コーナーとしてならば利用することが可能です。

「目黒区美術館」の基本情報

開館時間&休館日

「目黒区美術館」の開館時間は10:00~18:00(最終入館時間は17:30まで)となっています。観光のスケジュールを組む場合、一般的に閉館時間が早いものから回るため、夕方ギリギリまで開館してくれているというのはかなりうれしいですね。休館日は月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始です。またこれらに加えて展示替えによる休館もあるので、訪れる前に一度公式ホームページで開館状況を確認することをおすすめします。

観覧料金

「目黒区美術館」には常設展がないため、観覧料は開催される展覧会によって変動します。そのため興味のある展覧会があれば、その都度公式ホームページ等で確認することが大切です。

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設備情報

「目黒区美術館」内はバリアフリーとなっているため、車イス・ベビーカーでの来館も可能です。また、これらの貸し出しも行っているので、利用を希望される方は美術館スタッフに申し出ましょう。ちなみに館内にはベビーコーナーや多機能トイレなどもきちんと設置されているため、不便を感じることなく快適に美術館を利用できますよ。

アクセス

「目黒区美術館」は目黒川に沿った場所にあるため、徒歩でも比較的迷わずにアクセスすることが可能です。目黒駅を出て目黒通り・権之助坂を進み、目黒川が見えてきたらそのまま橋を渡ります。渡った後すぐ右に曲がり、それから道沿いに歩いていきましょう。すると目黒区民センター公園に到着します。

その公園の奥が「目黒区美術館」です。徒歩での所要時間は約10分程。バスを利用するという方法もありますが、停留所がやや遠く結局いくらかは歩かないといけなくなるため、散策を楽しむ余裕がある方や体力に自信がある方は徒歩でのアクセスをおすすめします。

電車を利用する

東京駅から向かう場合はJR山手線「外回り品川方面行き」に乗車し、8駅先の「目黒」駅で降ります。駅に着いたら西口方面に向かい、そこから徒歩約10分程で到着します。乗車時間は約20分、所要料金は194円です。上野駅から向かう場合は、JR山手線「外回り東京方面行き」に乗車し、12駅先の「目黒」駅で降りてください。そこからは東京駅のアクセスと同じ方法で辿り着くことができます。

バスを利用する

目黒駅前の2番のりばで東急バス黒06「三軒茶屋行き」に乗車、1停留所先の「権之助坂」で降ります。そこから徒歩5分程で目的地に到着です。所要料金は216円。

車を利用する& 駐車場情報

埼玉方面から向かう場合は新大宮バイパス・中山道・首都高速5号池袋線を、神奈川方面から向かう場合は厚木街道・中原街道・東名高速道路を利用するルートがおすすめです。

ただし「目黒区美術館」には駐車場がありません。そのため、車を止める際は美術館に隣接している「目黒区民センター」の駐車場を利用してください。駐車料金は30分ごとに100円となっています。また、「目黒区民センター」の駐車場が満車になっている場合は、「ユアー・パーキング目黒3丁目」などの駐車場近隣にある駐車場を利用しましょう。

まとめ

「目黒区美術館」は地域密着型の美術館。しかし展覧会の中には新しい視点で行われるものや、国際的に有名な画家の作品が展示されるものも。そこまで混雑せず、落ち着いた雰囲気の中じっくりと作品を鑑賞することができるため、都内の穴場的スポットとして知られています。また「目黒区美術館」を訪れた後は川沿いを散歩するのもおすすめ。春には美しい桜並木の中、暖かい日差しを受けてのんびりとした時間を過ごすことができますよ。

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