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【ペット】亀の飼い方:種類・寿命・値段まとめ

亀はユニークな甲羅とその一生懸命に歩く姿は微笑ましく、ペットとしても人気です。寿命がおよそ30年とペットとしては非常に長く、日本のみならず海外産の亀も人気で多く輸入されています。

ただミドリガメ類に関しては2020年に特定外来生物に指定される予定で、今後の飼育は難しくなる見通しです。しかし亀をペットにする動きはこれからも変わりません。

今回は亀の種類・寿命・値段などを含め、亀の飼い方についてまとめてみました。亀に興味がある方、または亀をペットにしたいと考えている方は参考にしてください。

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この記事を監修するのは?

TravelBookママ部

TravelBookファミリー編集部所属のママ達による「ママ部」。幼児から中学生までのママ達で構成。世の中のトレンドに常に敏感で日々パワフルに活動中。

亀ってどんな動物?生態を紹介!

亀は爬虫綱カメ目に分類される動物です。中生代三畳紀後期(およそ2億1000万年前)に出現しました。すべての種の胴体に甲羅がついているのが特徴です。亀は主に熱帯・温帯の地域に生息していて世界で300種類ほどが知られています。日本には13種類が確認されています。

オサガメが現生では最大種で甲長はおよそ200cm・重さはおよそ900kgです。陸生(リクガメ)・水生(ミズガメ)・陸水生のパターンがあります。多くは水からあまり離れずに生活しています。
リクガメは大型の鱗(うろこ)を持ち乾燥から身を守っています。ミズガメは鱗を持つものは少なく、代わりに皮膚呼吸を行っています。

魚・昆虫・果実などを食料としていて、繁殖形態は卵生です。室町時代に成立した「浦島太郎の物語」や「鶴は千年 亀は万年」などのことわざが示すように、亀は昔から人びとに縁起物として愛されてきました。

ペットとしてもゼニガメやミドリガメなどが多く流通しています。しかし実際の飼育はそれほど簡単ではありません。ただ亀は意外と人懐っこいところがあって、そこが飼い主には魅力的なところです。

亀の寿命はどのくらい?

亀は平均して30年は生きる動物です。短くても15年、長い場合は100年ほど生きた例もあります。亀は細胞代謝のサイクルが遅く、長寿の代表格であると言えます。一般に野生よりもペットとして飼育した方が寿命も伸びます。亀と長くつきあうには、亀に必要な環境を整えて大切な日光浴などもできるようにしてあげ、大事に付き合っていきましょう。

イソップ寓話「ウサギとカメ」のモデルとされている体長およそ19cmのニシヘルマンリクガメの寿命は30年~50年です。
水生で体長およそ10cmのミシシッピニオイガメの寿命はおよそ25年です。
体長20cm~30cmでミドリガメの亜種であるキバラガメ(イエローベリータートル)の寿命はおよそ25年~40年です。
体長15cm~25cmの人懐っこいクサガメ(幼名ゼニガメ)の寿命はおよそ15年~30年です。

亀をペットショップで買うときの値段は?

亀はペットショップでは子ガメの状態で取り引きされています。
アカミミガメは幼名がミドリガメで、人気の高い品種です。ミシシッピアカミミガメの値段は500円~1000円、ミドリガメの亜種であるキバラガメの値段は1500円~5000円、高価なミドリガメであるコロンビアアカジャクガメの値段は5000円~20000円となっています。
ちなみにゼニガメは1000円~2000円で購入できます。

亀を飼うのに必要な装置はその他に2000円ほどの水槽・4000円ほどの紫外線ライト・3000円ほどの水中ヒーターなどで、それだけでも合わせて16000円ほどになります。亀を飼育することは決して楽なことではありません。しかし根気をもって長く続けることが肝心です。

亀の種類は?

亀は世界でおよそ300品種が生息しています。日本にはニホンイシガメなど13品種います。

亀はおもに生活している環境によって水生・陸生・半陸生に分類されます。ゼニガメ・ミドリガメ・ミシシッピニオイガメなどは水生、ヘルマンリクガメ・ゾウガメなどは陸生、リュウキュウヤマガメなどは半陸生に相当します。ゾウガメのような甲長1mを越すような大型の亀を除けば、室内でも飼育は可能です。
しかしカミツキガメなどのように特定外来生物に指定されているものは飼育禁止になっています。

ヘルマンリクガメ

https://ja.wikipedia.org

ヘルマンリクガメは乾燥した常緑広葉樹林やその周辺の草原などに生息している陸生の亀です。雑食でおもに草を食べますが、果実・昆虫なども食べることがあります。ヨーロッパに広く分布している亀で日本にも輸入されています。ヒガシヘルマンリクガメの流通が多いです。

甲羅の大きさは20cm~35cmとリクガメにしては小柄でテラリウムで飼育できます。暖かい季節にはベランダや庭に開放することも可能です。飼い主の後を追うなど、人なつっこい態度を見せる動物です。食事をよく食べて体も丈夫で、リクガメ飼育の入門にはまさにうってつけの亀であるといえます。
寿命はおよそ30年~50年です。ペットショップではベビーがおよそ10000円~30000円ほどで購入できます。

ミドリガメ

ミドリガメは流れの緩やかな河川・湖などに生息している水生の亀です。アカミミガメの幼名です。アカミミガメの中ではミシシッピアカミミガメが最もよく知られています。淡緑色から濃緑色の甲羅で頭の横に赤いラインが入っているのが特徴です。

成長すると30cmほどの大きさになります。甲殻類・クモ・藻類など雑食性です。寿命はおよそ30年です。

ペットショップで500円~1000円と非常に安い値段で取り引きされていて人気の高いミドリガメですが、生態系を脅かす存在であるとして2020年には特定外来生物に指定される予定です。特定外来生物に指定されると新しく飼育目的で購入することが出来なくなります。現在飼っている場合は、指定された時点で環境省に届け出が必要となります。

ミシシッピニオイガメ

https://ja.wikipedia.org

ミシシッピニオイガメは底質が泥や砂の河川・湖などに生息している水生の亀です。北アメリカ大陸に分布していて日本には輸入されています。甲羅の大きさは最大でも13cm程度と亀の中で最も小さな部類に属しています。

魚類・昆虫・水草など雑食性です。寿命はおよそ30年~50年です。ペットショップで2000円〜5000円ほどで購入できます。ミシシッピニオイガメには協調性があり、同種の複数飼育でもケンカなどの問題はあまり発生しません。

しかし水質の悪化を防ぐために個体密度はあまり大きくしないことをおすすめします。ミシシッピニオイガメは温厚な性格ですが、飼い主が近づくとエサを求める仕草をするなど大変ユーモラスで親しみやすい亀です。

キバラガメ

https://en.wikipedia.org

キバラガメは流れの緩やかな河川・湖などに生息している水生の亀です。アカミミガメの一種です。濃緑色や暗黄色の甲羅と顔にある黄色い斑紋が特徴です。アメリカ合衆国に広く分布していて日本には輸入されています。

成長すると20cm~30cmほどの大きさになり、一般にオスよりもメスの方が大きくなります。ミミズ・巻貝・果実など雑食性です。寿命はおよそ25年~40年です。

キバラガメは基本的におとなしい性質で丈夫なため、初心者でも比較的飼いやすい亀であると言えます。ペットショップでも1500円位から販売されています。しかしこちらも2020年には特定外来生物に指定される予定になっていて、これから飼育するには注意が必要です。

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亀の餌(エサ)は?

亀は雑食性なのでエサならなんでも食べます。ペットショップでは、それまでに食べていた食べ物の種類を聞いておくといいでしょう。エサを急に変えると拒食や下痢の原因になることもあります。亀の主食としてはカメ用配合フードが一般的です。

ほかにもイトミミズ・ニンジンエキス・川エビなど様々な種類が発売されていて、ペットショップの他にネットでも購入可能です。副食には乾燥エビ・アカムシなどが良く、週に1~2回与えます。果物・水草なども喜びます。

ハム・ソーセージ・人が食べるお菓子などは脂肪分や糖分が多くおすすめできません。

亀のおすすめエサ一覧

亀を飼うために必要なもの

1.水入れ

陸生や半陸生の亀に深い水槽は必要ありません。リクガメには水場は不要で、浅くて安定した水入れにきれいな水を入れておくだけで水の補給には十分です。リクガメにはケージに陸の代わりにレンガを敷いて、一か所に水入れを置いただけでもOKです。

半陸生の亀には陸の他に水場も必要です。水生の亀はおもに水の中で生活するため、常に水質をきれいにしてあげる必要があり、毎日の水替えが求められています。

2.ヒーター

そして亀は変温動物です。ケージ内の温度・湿度には十分に気を付けなければいけません。そのために温・湿度計の設置、さらにケージ内の温度を調節するヒーターなどが亀を飼育するのに必要となっています。温度は20℃~24℃ほどに設定し、あまり冷やしすぎないようにしましょう。

3.紫外線ライト・保温ライト

亀は日向ぼっこを好む動物です。甲羅や骨などを作るのにカルシウムが必要ですが、それを吸収するためにはビタミンD3が欠かせません。このビタミンは紫外線を浴びることで生成されると言われています。陽の光の当たらない部屋で育てるならば、紫外線ライトが必要となります。

また亀はホットスポットを好む傾向にあり、そのために保温ライトで周りよりも暖かい空間を与えてあげると良いでしょう。
そして水はきれいな状態に保っておく必要があります。

亀おすすめグッズ一覧

亀の生態となつき方について

亀は昔から人に知られていて、とても親しみやすい動物です。ペットとしても人気で、特にゼニガメとミドリガメは飼育の入門にふさわしいとしてよく取り上げられています。

亀は概して温厚で人懐っこく、体も丈夫で寿命もおよそ30年とペットの中ではトップクラスの長命です。爬虫類である亀は哺乳類と違って変温動物であり体温を一定に保つ機能がなく、そのために飼育環境にはいろいろと工夫が必要です。冬眠する種類もいるので、その場合は普段のケージとは別に冬眠用の設備も用意しておきましょう。

毎日決まった時間(2~3回)にエサをあげることも大事です。名前を呼びながら行う方法もあります。亀にも学習能力があって、慣れてくると1ヶ月後くらいには亀の方からエサを求めてくるようになります。

また、リクガメなら散歩がおすすめです。人に慣れた亀なら黙って人の後についてきます。ベランダか庭で遊んであげることも大切なことです。長い付き合いをすることができる亀ですから、できる限り愛情を持って亀に接することが何よりも大事です。亀もきっとそれに応えてくれます。

亀は臭い?

ミズガメのケージは結構臭いやすいのが現状です。ほとんどが飼育水の臭いで、飼育水を放置しておくと次第に水が腐り始めて悪臭を放つことになります。これを防ぐために、できるだけ毎日水替えをしましょう。
水質は亀に影響を及ぼす他に、周りの臭いにも影響を及ぼしています。また水槽内にろ過フィルターを取り付ける方法もあります。
またミズガメの中にはクサガメ・ニオイガメのように外敵から身を守るため不快な臭いを発生させる亀もいます。日光浴や甲羅磨きなどを丹念に行って、過度なストレスを与えないようにします。

一般にリクガメはミズガメほど臭いが気になりません。ただ糞尿だけに気をつけていればいいです。毎日床材を交換して糞尿を掃除してケージ内を清潔に保っていれば大丈夫です。

亀の産卵に関する紹介

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クサガメは冬眠から目覚めた5月~6月に繁殖を行います。オスがメスに求愛して、交尾を行います。繁殖期のメスは概して食欲旺盛ですが、卵が生まれる頃には食欲が落ちていきます。しかし卵を生み終わると食欲はもとの状態に戻ると言われています。

クサガメの卵は2~3ヶ月で孵化(ふか)するので、順調に進めば遅くとも9月ごろには子亀(ゼニガメ)が生まれています。亀はおもに陸上で産卵しますが、浅い水中で産卵する種類もいます。

普段は海を回遊しているウミガメも産卵時には砂浜に上陸して産卵します。初夏の早朝か夕方にメスは後ろ足で地面に穴を掘り、その中に卵を産みます。産み終わったらまたその穴を土で埋めて元に戻します。ちなみに卵の殻はヘビ・鳥などと同じく炭酸カルシウムでできています。

亀のまとめ

亀の飼育方法についてまとめてみました。亀は大昔から人に慣れ親しんだ動物で、体も丈夫で寿命も30年と長くペットとしても人気が高いです。爬虫類の亀は変温動物であるため飼育には様々な工夫が必要となります。ですが、努力次第でなつき愛らしい姿も見せてくれます。

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