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【ペット】クワガタの飼い方:種類・寿命・値段まとめ

クワガタと一口に言っても世界に1500品種・日本には39品種ものクワガタが確認されています。
1990年代後半にはクワガタブームが起き、より大きなクワガタを育てようとする人たちが大勢いました。現在でもペットショップなどでは、国産オオクワガタなど大型のものほど高値で取り引きされています。海外産のクワガタも種類が多く、日本でも人気です。

クワガタの特徴は何と言ってもあの大顎です。クワガタの闘争本能を最もよく表し、クワガタ同士を戦わせるのも楽しみのひとつ。男の子の憧れの虫のひとつ、クワガタの飼い方について、種類・寿命・値段などを含め紹介していきます。クワガタの飼育に興味がある人はぜひ参考にしてください。

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この記事を監修するのは?

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クワガタってどんな動物?生態を紹介!

クワガタは節足動物門昆虫綱コウチュウ目クワガタムシ科に属する動物(昆虫)です。世界におよそ1500種類生息しています。全体の2/3が東南アジアに分布していて、熱帯アフリカがこれに続きます。

日本列島では39種類が確認されています。日本のクワガタは黒色・赤みがかった黒色が多く、地味な印象です。クワガタは卵→幼虫→蛹→成虫と一生を送りますが、すべて森林で生活しています。幼虫は朽木(腐った木)などの比較的固めの腐植質のエサを食べています。成虫になると樹液や腐敗した果実などを好んでエサにします。

クワガタの一番の特徴は大顎で、もともとは採食器官でしたが、エサ場やメスの取り合いにも使われ現在のものは闘争用として発達しています。クワガタはカブトムシよりも闘争本能が強い昆虫で、雌雄にその差はないことが知られています。

飼う場合は、ペアリングを除いて普段は一匹ずつ個別に飼育することが望ましいです。成虫は比較的飼育が容易で寿命が長く、オオクワガタの採集・飼育ブームなどもたびたび話題になりますね。どのようにして見栄えのいい成虫を育てるか、クワガタ愛好家にとっての腕の見せどころで、深い楽しみが詰まっています。

クワガタの寿命はどのくらい?

クワガタの卵は夏に産み落とされて秋までに孵化(ふか)します。幼虫のまま1~2年を過ごして夏の終わりにさなぎから成虫になります。
成虫になってすぐに活動するタイプ(1化型)と、成虫のままで冬を越してから活動するタイプ(1越型)に分かれています。

オニクワガタは一番短命で、孵化して1~2年・成虫後1ヶ月ほどしか寿命がありません。
ノコギリクワガタは孵化して2~3年・成虫後3~4ヶ月の寿命です。
ヒラタクワガタの寿命は孵化して2~3年・成虫後1~2年と割と長いです。
オオクワガタの寿命は孵化して3~4年・成虫後2~3年と、クワガタの中で最も長いです。

野生よりもペットとして飼育した方が寿命は長くなる傾向にあります。

クワガタをペットショップで買うときの値段は?

https://commons.wikimedia.org

国産オオクワガタの成虫のオスは体長が70mm以下の場合は3000円以下ですが、75mmでは9000円・80mm以上だと20000円以上の高額で取引されています。

メスは体長が44mm以下の場合は2000円以下ですが、48mmでは7000円・50mm以上だと10000円以上の高値がついています。

国産オオクワガタはあまり生息数が多くなく、ある程度大きいものは飛躍的に高額になります。

ヒラタクワガタは2000円~3000円で購入可能です。世界最大のクワガタである外国産のギラファノコギリクワガタの成虫だと小さなもので5000円・LLサイズだと10000円を越えるものも販売されています。
日本でよく採集されるノコギリクワガタは800円程で購入することができて割安感があります。

クワガタの繁殖に関する紹介

まず、成熟したオスとメスをペアリング(交尾)させます。そしてペアリングが済んだメスを産卵セットの中に入れます。産卵セットにはマットに産卵木(クヌギ・コナラなどの朽木)が埋め込まれていて、メスは産卵木の上に産卵をします。

メスを産卵セットに投入したらおよそ一ヶ月は様子を見て、メスの産卵行動が確認されればメスを取り出します。その後もおよそ一ヶ月は様子を見て、産卵木の中にいる孵化した幼虫を割り出します。

産卵を成功させるには、安定して20℃以上の環境を保つ・良質の産卵木を2~3本セットする・産卵セットにメスを入れたら何も動かさないで一ヶ月は様子を見る(メスが産卵に集中できないのを防ぐため)などの工夫が必要です。

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クワガタの品種を紹介

クワガタは世界におよそ1500品種・日本では39品種が知られています。

日本にはノコギリクワガタやコクワガタが多く生息しています。ノコギリクワガタは森林のある公園などによく確認されています。コクワガタは山地のほかに低地にも生息していて性格も温厚で飼育も簡単です。
そして国産のオオクワガタは寿命も長くて一番人気です。クワガタは比較的飼育が容易な昆虫とされていて、どのクワガタでもペットとして飼育可能です。

オオクワガタ

オオクワガタは日本に生息する最大級のクワガタです。一般にオスの方がメスよりも大きいとされています。ブナやクヌギの林に多く生息しています。夜行性で、昼間は樹液が出る大木の樹洞に隠れています。

孵化した幼虫は2年間幼虫のままで過ごして3年目の夏の終わりに成虫になり、さらにその年の冬を越えます。孵化して3~4年も生きることができるクワガタで最も寿命の長い品種です。

1990年代後半のクワガタブームの中心として話題を集めてきましたが、乱獲による生息数の減少で、絶滅のおそれのある野生動物リスト(レッドリスト)では、絶滅危惧II類に指定されています。しかしブリーダーによる累代飼育によって多くがペットショップでは高値で取引されていて、手に入れることは簡単です。

ヒラタクワガタ

ヒラタクワガタはオオクワガタ属のクワガタで、オオクワガタ属の中でも最も大きいとされています。過去111mmの大きさのヒラタクワガタも確認されています。平べったい体型から「ヒラタ」と名付けられました。体色は黒から黒褐色で、大顎は太くて平べったいです。

広葉樹や照葉樹の森林に多く生息しています。ほとんど夜行性で森林の樹液をエサに、昼間は樹木の洞などに隠れています。ヒラタクワガタはおよそ1年を幼虫で過ごして、成虫後も一度冬を越えます。

ヒラタクワガタの気性はとても荒いことが知られています。大顎で挟む力は他のクワガタと比べても大きく、大顎が凶器となって他のクワガタが縄張り争いやメスの取り合いの結果死んでしまうこともあります。

ノコギリクワガタ

ノコギリクワガタは日本に生息するクワガタの中で最もポピュラーな品種として知られています。オスの大顎の内側にある突起がノコギリの歯のように見えることから名付けられました。

木を蹴ると死んだように落ちてくる習性があって、昔からよく採集されてきました。広葉樹の森林や小規模の林によく見かけます。山地から平地まで、人の居住地域にも生息しています。

2~3年を幼虫で過ごした後、羽化した成虫は冬を越し、翌年初夏ごろから活動を開始します。成虫後は3~4ヶ月しか寿命がありません。ノコギリクワガタは闘争本能が強いですが、大顎で挟む力は他のクワガタに比べると少し弱いです。しかし昔から人びとに親しまれてきたクワガタであることに違いはありません。

オニクワガタ

オニクワガタはクワガタムシ科に属するクワガタです。クワガタにしては小さく、大型のオスでも25mm程の大きさです。

標高800-2000mのブナ帯に生息していて、北海道では平地で見られることもあります。幼虫は湿り気の多い倒木などについていて、1~2年ほどで成虫になります。成虫はすぐに活動を開始して、幼虫の産卵場所である倒木の上を一日中歩き回り、交尾・産卵を済ませた後数週間ほどで死亡してしまいます。オニクワガタの成虫は決して越冬をしないことが知られています。

オニクワガタはあまり一般には知られていないクワガタで、成虫の期間が大変短いので、飼育して繁殖を試みる場合はなるべく迅速に行動する必要があります。

クワガタの餌(エサ)は?

最近では昆虫ゼリーがエサの主流になっています。シロップ(濃厚な糖液)を寒天などで凝固させたもので、クワガタやカブトムシなど樹液を主食とする昆虫のエサとして商品化されています。
種類は2つあって、ひとつは透明な黒糖ゼリー、もうひとつは白色の高タンパクゼリーです。昆虫ゼリーは昆虫ショップやネット通販などで購入できます。

産卵前のメスは特にタンパク質が必要なので、交尾を始めたら高タンパクゼリーを主食にしてあげるといいです。副食としては比較的水分量の少ないバナナ・リンゴなどがおすすめです。スイカ・メロンなどの水分量の多い果物は、できるだけ皮に近い部分を与えるようにします。
乳酸菌飲料や蜂蜜などを5倍程度に薄めた水溶液も喜んで口にします。

クワガタのおすすめエサ一覧

クワガタを飼うために必要なもの

1.飼育用のマット(土)

飼育ケース(1500円程度で販売)の中に5cm程の深さまで入れます。少し湿らせておくといいです。300円~800円ほどで販売されています。無農薬であれば園芸用の土でも代用できます。
食事や糞でシートが黒くなってきたら交換してください。ニオイでも分かります。交換時期はおよそ4ヶ月に一度です。

2.枯れ葉・樹皮・のぼり木

クワガタは飼育ケース内で転倒して元に戻れない場合、そのまま死んでしまうことがあります。転倒してもすがりついて起き上がれるように、枯れ葉・樹皮・のぼり木をマット上に置いておく必要があります。
また、のぼり木はクワガタの運動のために必要です。少し湿らせておくといいです。

3.餌(昆虫ゼリーなど)

主食は昆虫ゼリーで十分です。黒糖と高タンパク質の2種類あって、特に産卵前のメスには高タンパク質がおすすめです。バナナ・リンゴなどの果物も喜びますが、腐りやすいので食べ残しは早めに処分しましょう。
スイカ・メロンなど水分量の多い果物はなるべく皮に近い部分にします。水分が多すぎると下痢の原因になってしまうので注意が必要です。

クワガタおすすめグッズ一覧

クワガタの飼育方法、なつきやすさについて

クワガタは成虫の寿命が長いものが多く、飼育は比較的簡単だと言われています。しかし大顎が発達していることから分かるように、クワガタは縄張り争いやメスの取り合いなどのことで激しいケンカをする昆虫です。
闘争本能が強いクワガタは、一つのケースに複数入れておくとケンカが絶えません。

特にオスの場合は一つのケースに一匹ずつ飼育するようにしましょう。繁殖が必要な時でも、ペアリングの時以外はオスとメスはそれぞれ別のケースに入れる必要があります。産卵時にタンパク質が欲しいメスは、必要となればオスを食い殺すことも考えられるからです。

飼育環境としては他に、直射日光を避ける・専用のシートなどでコバエ対策をしっかりするなどのことが挙げられます。クワガタは基本的に人になつく生き物ではありません。観賞用のペットとして評価されています。

クワガタは臭い?

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クワガタはそれ自身、普段はそれほどニオイを感じない昆虫です。しかし、気になるニオイを発生させている場合の多くは、糞尿が原因です。ケースの側面が茶色くなっていたら、クワガタが尿をしている証拠です。水で湿らせたキッチンペーパーなどで拭いてあげましょう。糞尿はマットの色の変色でも確認できます。

またスイカ・メロンなどの水分量の多い果物を大量に与えてしまうと下痢の原因となり、ケース(マット)のニオイの元になってしまうために注意が必要です。

そしてコバエ対策もニオイ対策には必要です。コバエが飼育ケース内のニオイを外へ運び出さないようにするため、コバエ除けシートなどの対策は欠かせません。

クワガタのまとめ

クワガタはカブトムシと並んでとても人気のある昆虫です。たいていは寿命も長く、飼育も比較的簡単です。発達した大顎は闘争本能の高さを示しています。より大きなクワガタを育てようとブームが起きたこともあります。
エサや飼育用のマットなどによって簡単に室内で飼うことができるクワガタは鑑賞用のペットとしてこれからも私たちの生活に馴染んでいくことでしょう。

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