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【ペット】カタツムリの飼い方:種類・寿命・値段まとめ

近年数が減少しているとも言われているカタツムリ。昔ほど庭先や林などで見かけることも少なくなっているかと思いますが、カタツムリが多く生息しているという山の樹上などを見てみると生活している姿を発見することができますし、ペットショップで取引もされています。

一口に「カタツムリ」と言っても種類が多数あり、日本だけでも約800種類が生息していると言われています。カタツムリは野菜や卵の殻などを食べます。餌が手軽に入手できるのもカタツムリを飼育する方には魅力的です。またマイペースなカタツムリは観察しているだけでも癒されます。

今回はそんなカタツムリの寿命や飼育方法などの詳細をご紹介します。簡単に手に入りますが飼育する際は大切に育てなければなりません。正しい飼育方法で少しでも長生きできるようにしてあげましょう。

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カタツムリってどんな動物?生態を紹介!

カタツムリは陸に住む貝の仲間です。オオジマイマイ科やニッポンマイマイ科など、日本だけでも約800種類ものカタツムリが生息しています。
普段よく使う「カタツムリ」は日常語で、特定の分類群を指しているわけではありません。大きな枠組みとして、大きな殻を背負っていて、目が触覚の先に付いているものを「カタツムリ」、殻を背負っていないものを「ナメクジ」という定義が一般的です。

ナメクジも見た目は違いますがカタツムリの仲間と言われています。他にもカタツムリは「デンデン虫」、「マイマイ」、「蝸牛」などと呼ばれることもあります。カタツムリは湿気を好むため、晴れた日は木の根元や石の下などでじっとしていることが多いです。逆に雨が降った日はアジサイなどの葉の上や家の塀などで見られます。

私たちの生活にもとても身近な生物ですので今まで見かけたことがある人も多いでしょう。野生のカタツムリは植物の茎や葉、落ち葉等を食べて生活しています。また、カルシウムを補うためにコンクリート等を食べることもあります。

カタツムリと言えばゆっくりしたマイペースな性格。のんびりしている姿が癒されますよね。ペットとして飼った場合はそんなカタツムリのゆったりしたライフスタイルを覗くことができます。

カタツムリの寿命はどのくらい?

カタツムリは体の大きさに比例して寿命が長くなります。5cmを超えるくらいの巻貝を持つような大型のカタツムリは10年以上生きることもありますが、数㎜程度の小さなカタツムリは1年弱で寿命を迎えてしまいます。種類によっても寿命は違いますので個体差が大きいのも特徴です。

普段私たちが良く目にするようなカタツムリのサイズだと大体3~5年ほど生きるとも言われていますが、ペットとして飼育していると外敵に襲われることがないので10年以上生きた、という事例も報告されています。飼育環境を整え、こまめにお世話をしてあげればその分長生きしてくれることもありますので大切に育てましょう。

また、カタツムリは死んでしまうと殻から出てこず動かなくなりますが、季節によっては冬眠をしているという可能性もあったり、乾燥すると動かなくなることもあったりします。一度水分を与えて様子を見ましょう。

カタツムリをペットショップで買う時の値段は?

野生から捕まえるイメージも強いカタツムリですが、ペットショップでも購入できます。多くの一般的な種類は1000円未満で購入できますが、外国産などの珍しい種類のものは5000円程で取引がされています。

ただカタツムリを取り扱うペットショップは犬や猫を購入するのとは違い容易とは言い難いです。日本国内の地域独特な種類に関しては移動に規制がないので集めて販売しているお店も少なくありませんが、外国のものは条約等の規制で輸入が困難な場合や国内での販売が規制されている場合もあり、必ずしも欲しい種類を手に入れることができるとは限りません。
また、カタツムリには人間に有害な寄生虫や細菌を保持している場合も否定できません。ネットのペットショップで購入することもできますが、可能であれば直接取り扱っているお店に出向き購入を検討した方が安心でしょう。

カタツムリの産卵に関する紹介

カタツムリには性別がありません。一つの体に雄の生殖器官と雌の生殖器官を持っているという雄雌同体です。カタツムリは移動範囲が狭いので、性別が分かれていたらお互いが出会うことが難しく絶滅してしまう恐れがあるので雄雌同体になったという説が有力です。よって、カタツムリの産卵を希望するのであれば、2匹以上を一緒に飼育するようにしましょう。

ただまれに1匹しか飼っていないのに産卵するケースがあります。これは体内に雄と雌の生殖器官を持っているからこその現象なのです。カタツムリの産卵は5~8月が多く、土の中に卵を産みます。
そのまま同じゲージに入れておくと親のカタツムリに踏まれたり食べられたりすることもあるのでできれば別の容器に移します。1か月ほどで孵化するのでその間は暗所で保管をしましょう。乾燥しないように霧吹きでこまめに水分を与えましょう。

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カタツムリの種類は?

カタツムリは有肺類と呼ばれ、日本には約800種類ものカタツムリが生息していると言われています。その中でも代表的なものがオナジマイマイ科やニッポンマイマイ科の品種です。他にも食用として飼育されることで有名なプチグリという種類や殻が20cm以上もある大型のカタツムリもいて本当にたくさんの種類が存在しています。
そのほとんどの種類がペットとしても飼育しやすく、エサなどの入手も容易なので初心者でも簡単に育てることができます。それでは代表的なカタツムリを3種類見てみましょう。

ミスジマイマイ

https://commons.wikimedia.org

マイマイ目オナジマイマイ科のカタツムリです。関東地方南西域・利根川以南、中部地方南東部、伊豆諸島の神津島以北に多く分類しています。殻に3本の褐色の帯が入っていることからこのように名づけられたと言われています。庭先や林、山野などに生息しています。

殻は右巻きで、カタツムリの中では中型です。ミスジマイマイの多くは淡黄白色の殻に3本の褐色の帯が入っていますが個体によっては1本のもの、2本のもの、無帯のものもいます。本体部はナメクジに似ています。背中には細い黒褐色の線があります。
野生のものは基本的に樹上生活を送っています。気温16度、湿度70%以下になると活発に動けなくなり休眠します。繁殖期は4~10月で30~40個の卵を産みます。

ニッポンマイマイ

日本のカタツムリの中で最初に名づけられたと言われているカタツムリの種類です。原始腹足目ナンバンマイマイ科、本州の各地で見られますが、特に山野で見られることが多いです。植物の葉の上や木の幹で生活しています。

殻が黄褐色~濃褐色の三角になっているところが大きな特徴で、カタツムリの中では中型に分類されます。ニッポンマイマイは時々自分の殻の直径より長く体を伸ばします。体を伸ばすことではってでは移動できない場所に移動できます。
こんなところにどうやって移動したのか、と思うような意外な場所でカタツムリを見つけた場合、それはニッポンマイマイであることが多いです。繁殖期は4~11月、野生のものは基本的に樹上で生活をしています。

ヒダリマキマイマイ

有肺目オナジマイマイ科に分類されるカタツムリです。日本の本州、主に関東以北や伊豆諸島に生息しており、主に林で生活していることが多いです。

名前の通り左巻きの殻です。カタツムリの中でも左巻きの殻は珍しい品種です。天敵であるヘビの仲間が、右巻きのカタツムリを食べやすい特殊な歯を持っていることから右巻きのカタツムリが減少し、突然変異で出現した左巻きのカタツムリが出会い繁殖したと言われています。
殻のサイズが4~5cmあり、カタツムリの中でも大型に分類されます。殻の色帯が1本のみでとても細く、現れない個体もあります。本体部の色は暗褐色で黒色の斑点模様があります。ミスジマイマイのように背中に線は見られません。
ちなみにヒダリマキマイマイは通常の右巻きの殻を持つカタツムリとは殻の巻き方向だけでなく臓器も左右反対です。よって、交尾はできず繁殖もすることができません。ヒダリマキマイマイの繁殖をしたい場合は同じくヒダリマキマイマイを入手する必要があります。

カタツムリの餌(エサ)は?

野生の場合は落ち葉や植物の葉・茎を食べていますが、ペットとして飼育する際は基本的に野菜を餌にします。主にニンジンやキャベツ、白菜、キュウリがおすすめです。小さく切って与えてあげましょう。カタツムリにも好き嫌いがあるようなので、それを観察するのも面白いですね。

また、殻を形成するためにカルシウムが必要なので卵の殻も与えましょう。野生のカタツムリはコンクリートなどを食べてカルシウムを補給するようです。ネットなどでわざわざ購入する必要がなく普段の生活の中で使用する餌なので飼育しやすいですね。

ちなみにカタツムリはアジサイの葉を食べているイメージがありますが決してアジサイの葉をカタツムリに与えてはいけません。アジサイの葉には毒があるのです。ペットとして飼育している間は上記の野菜を与えましょう。

カタツムリを飼うために必要なもの

カタツムリのグッズおすすめ一覧名

・飼育ケース
昆虫を飼う時に使用するようなプラスチックのケースや、ガラス付きの水槽など蓋付きのものを選びましょう。カタツムリはつるつるとしている壁面でも平気でよじ登ります。脱走対策にも蓋は必須アイテムです。ただし密閉するのではなく風通しのいいものを用意しましょう。また水槽で飼育する際は付属の蓋では簡単に脱走できてしまうので、爬虫類を飼育する際に使用できる網でできた蓋を別途用意すると良いでしょう。

・土
飼育容器の底には日光にあてて消毒をした土を敷きます。カタツムリは土の中に卵を産みます。園芸用の赤玉土や腐葉土などがおすすめです。保水力が高いので湿気を好むカタツムリの飼育に相性がいいです。ホームセンターや100円均一、もちろんネットでも購入可能です。

・霧吹き
とにかく乾燥が大敵なカタツムリ。常に湿度を保つために霧吹きは必須アイテムです。頻度は1日に1~2回程度、床土を触って手に水が少量付着する程度に行います。この時カタツムリに直接当たらないように注意しましょう。また、霧吹きの中に入れる水は必ずカルキ抜きを行ったものにしましょう。

カタツムリの飼育ケースについて

今までの研究の中でカタツムリが人間になつくという結果は報告がされていません。しかしカタツムリはご存知の通り動きがのろのろと遅く飛んだりもできないため、手の上で遊ばせていても突然逃げたりすることはなくかわいらしい姿をじっくり観察できます。

海外では大きなアフリカマイマイという品種が人間の手の上で遊んでいる写真などがインターネット上でも公開されています。ただこのアフリカマイマイ、実は人間に害があるという寄生虫が生息している可能性が高いのです。写真のアフリカマイマイは恐らくペット用なので問題はないのですが、アフリカマイマイ以外のカタツムリも寄生虫を保持しているとされています。

特に野生のカタツムリを捕まえて飼育している場合は可能性が高いですので、カタツムリと遊んだあとには必ず手洗いをして清潔に保つようにしましょう。もし寄生虫が体内に入ってしまうと虫中枢神経で育つので目や脳に入りこむことが多いです。
その場合最悪の場合死にいたるケースもありますので手洗いは本当に大切です。特に小さいお子様には大人がしっかり管理をしてあげましょう。

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カタツムリのまとめ

本当にたくさんの種類が存在しているカタツムリ。外見だけでなくそれぞれ食べ物の種類が違うなど面白い発見もあるので、お子様の自由研究などで飼育をするというのもおすすめです。

餌は普段人間も食べている野菜などを与えればいいですし、気を付けることも湿度を一定に保つことだけなので簡単に飼育することができおすすめのペットです。庭などで見つけた際、お世話をしてみると楽しめますよ。

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大切なペットの死は、長年付き添ってきた飼い主にはとても寂しい瞬間です。犬、猫であれば10年以上、小動物のうさぎ、ハムスター、モルモット、鳥類などはそれよりも短いですが大切に育てた我が子同然の存在です。そんな大事なペット達を亡くなってしまった後にも忘れないためペット葬儀でしっかり送り出してあげましょう。場合によっては骨壺に入れることもでき、毎日目の届く場所に飾ってあげると亡くなってしまった後でも毎日一緒にいるかのような安心感が得られるかもしれません。依頼なども思ったより煩雑ではない場合が多いので一度ご検討してみてはいかがでしょうか。

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