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「まちとしょテラソ」とは
2009年に開館したこの図書館は、2012年のライブラリー・オブ・ザ・イヤーを受賞。「図書館=静かに本を読む場所」という、これまでの常識を覆した新しい取組みをしていることで話題になっています。みんなに親しまれる集いの場になるように、これまで親しまれた町の図書館であることと、待ち合わせの場という意味を込めた「まちとしょ」そして、「世の中を照らしだす場」「小布施から世界を照らそう」などの考えを加えて「まちとしょテラソ」という愛称がつきました。
スタイリッシュな外観と温かみのある内装
「まちとしょテラソ」は、「学びの場」「子育ての場」「交流の場」「情報発信の場」という4つの柱による「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」という理念のもとで建築されました。三角形平面を変形させた平屋の建物は、大きな帽子のような柔らかい曲面の屋根で覆われています。内装は、屋根形状に合わせて形作られた杉材の天井が柔らかなカーブを描き、優しい空間を演出しています。白い鉄骨の柱は「木」をモチーフとしてデザインされたものです。
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開かれた空間
大きなワンルームのような空間構成になっているのも特徴です。館内にはBGMが流れていて、それが聞こえる声量までは、会話が許されています。閲覧席では、ペットボトル、リキャップ缶、水筒に限り飲むことができ、その他の飲み物や軽食はカフェコーナーを利用できます。そのため自家製の漬物を持ち寄って談笑する女性たちを見かけます。読書や調べ物に限らず、いろんな目的で、より多くの人が訪れる場所になっているのです。
魅力的な蔵書
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図書館スタッフや町民から推薦された本を対象に、一番ベテランの司書がジャンルのバランスを考えて選書しているという蔵書は、約45,000冊。児童コーナーには絵本と紙芝居をあわせて約4,000冊保管していて、児童コーナーでは、ゴロゴロしながら閲覧できます。また、紙芝居や妖怪などの特集もあったり、毎月内容が変わる企画棚では「テラソ百選」と題して季節やその月に馴染みのある特集を組んでいます。
多目的ルームがおもしろい
作家、映画監督、老舗の社長など著者を招いての講演会を始め、「まちとしょテラソ」の司書兼健康運動指導士が、未就学児童を対象として、参考になる本の紹介や正しい運動を指導する体操教室、「まちとしょテラソ」のスタッフでテキスタイルアーティストの部長と一緒にものづくりをする「テラソ美術部」など、いわゆる図書館の枠を超えて、あらゆるイベントが行われています。
お父さんによる読み聞かせ会
「まちとしょテラソおはなしの会」の皆さんによる絵本や紙芝居などのおはなし会も人気ですが、何といってもおすすめは「お父さんによる読み聞かせ会」。現役のお父さんはもちろん、これからお父さんになる方、昔読んであげたな~というおじいちゃん、まだまだ若いお兄さんが、楽しくダイナミックに繰り広げる読み聞かせ会です。毎週第2土曜日の10:30から絵本コーナーで、幼児から低学年くらいを対象に行われています。
さまざまなプロジェクト
「まちとしょテラソは」、「まちじゅう図書館」(オブセオープンライブラリー)という構想を掲げています。「まちじゅう図書館」とは、図書館はもちろん、自宅の倉庫などに眠っている大切な本を、店先などの誰でも手に届くところに出してもらい、本を通して交流するというものです。また、「一箱古本市」というリンゴ箱に中古本を入れ、販売する古書のフリーマーケットを毎年、春と秋に開催しています。
まちとしょテラソ
- 長野県上高井郡小布施町小布施1491-2
- 026-247-2747
- 9:00~20:00
- 火曜日(火曜日が祝祭日の場合は、開館し振替日はもうけない) 、蔵書整理日
- 駐車場は小布施町役場の駐車場を利用
いかがでしたか?人々が気負わずに集まれる場所は、公園以外には街中にあまりありません。でも、こんな素敵な図書館が自分の街にあったら、頻繁に通ってしまいそうですね!くつろぎコーナーでは、ソファーに寝そべってもOKなので、好きな本を好きなだけ、気持ちよく読むことができそうです。
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