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代官山の観光事情について
代官山のおすすめ観光シーズン、気候
代官山の観光シーズンは、東京の中心地にあるとも言える場所なので、1年を通し観光シーズンということができます。お店などでのショッピング、もしくは食事などが目当ての際は特にシーズンを気にしなくても良いのではないでしょうか。もし、東京都の花見スポットの1つでもある西郷山公園にてお花見を楽しみたいのであれば4月上旬、猿楽祭などのお祭りを楽しみたいのであれば秋、がベスト観光シーズンとなります。
代官山の主要観光エリアとその特徴とは？
代官山の観光エリアとしては、猿楽町周辺がメインといえるのではないでしょうか。
例えば、ライフスタイルを提案する場所「大人のための文化の牙城」をコンセプトにし、2011年にオープンした、カフェなどで寛ぎながら本を読むことができる新しいタイプのおしゃれなTSUTAYAの「代官山蔦屋書店」があったり、カフェや住宅、ギャラリー、アパレルショップなどが入り、日曜日の朝には朝市も行われる「ヒルサイドテラス」があったり、大正時代に建てられた木造2階建ての日本建築のお屋敷である「旧朝倉家住宅」もあったりします。
その他の観光エリアとしては、代官山駅から15分ほど歩いた場所にある広々とした自然を感じられる公園「西郷山公園」などもあります。
「旧朝倉家住宅」とは
関東大震災以前に遡る、東京中心部に残る数少ない大正期の、和風建設の趣を色濃く残した歴史的な文化遺産です。「旧朝倉家住宅」は、東京府議会議長や渋谷区議会議長を歴任した朝倉虎治郎氏によって、大正8年に建てられました。平成16年に国の重要文化財に指定され、現在では一般に公開されています。宅地北側に主屋が建ち、西に土蔵、東に庭門や附属屋(車庫)があります。
趣のある建物と名庭園
主屋は、木造2階建てで、ほぼ全室が畳敷き、屋根は瓦葺、外壁は下見板張、一部が漆喰塗りとなっており、明治時代から昭和30年頃までに建設された大きな邸宅の特徴を顕著に表しています。また、素晴らしい庭園が見どころとなっていて、崖線という地形を取り入れた回遊式庭園となっており、石灯籠などの添景物が多く配置され、春はツツジ、秋はモミジなどを楽しめます。
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どこもかしこも大正浪漫
板張りの廊下は、どこか懐かしくもあり新鮮にも感じられる空間となっていて、ガラス越しに見事な庭園を眺めることができます。ふと、廊下の先から袴をはいた大正娘が姿をあらわしそうな気にさせられます。また、建築材ばかりでなく、石灯籠や縁側におかれている足置き用の大きな石など、自然のものを形を整えながらもそのまま使われていて、雰囲気づくりに一役かっています。
デザインの違う部屋
用途に応じて、洋間、書院風また数寄屋座敷など、部屋ごとのデザインを変化させているのが特徴であり、明治から昭和中期の大邸宅として代表的なものといえます。玄関も広く、靴を脱いで邸内を見てまわります。「旧朝倉家住宅」のガラス戸は足もとが鉄ではなく堅木のレールになっています。鉄錆による汚損がなく、ひとつひとつのレールが短かったため、交換も簡便だったためだと思われます。
杉の間
東側の角の一間は書院風ですが、奥の二間はくだけた意匠をもつ数寄屋風の座敷としています。特に南の部屋は、あらゆる杉材の木目を「板目」で見せる、一風変わったものです。この部屋では徹底的に「板目」を使っています。これだけの「板目」材を揃えるだけでも、相当な財力が必要であったと思われます。この、杉の間から眺める庭園は、まさに日本の美。障子の隙間から見える景色は何とも趣があり、紅葉の時期には時間を忘れて眺める人もいます。
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旧朝倉家住宅
- 東京都渋谷区猿楽町29-20
- 03-3476-1021
- 10:00～18:00（11月～2月は16:30まで）、入館は17:30（11月～2月は16:00）まで
- 月曜（祝日の場合は直後の平日）、12月29日～1月3日
- 観覧料：一般100円、小中学生50円、60歳以上無料、年間観覧料500円 駐車場無し アクセス：【電車】東急東横線 代官山駅下車 約5分 【バス】ハチ公バス 代官山駅下車 約7分、東急トランセルヒルサイドテラス下車 約3分
代官山の歴史や文化を知ろう
代官山の有名なお祭り・イベント
代官山のお祭りといえば「猿楽祭」があります。場所はヒルサイドテラス全棟で行われ、日時は通年10月初旬となっています。お祭りの内容は、世界各国の食や日本各地の新鮮な農産物や物産、インポートワイン、高機能食品や美容食品、オリジナルアレンジの植物、選りすぐりの雑貨など、種類豊富で老若男女楽しめる市となっています。
代官山の名物・名産品はコレ！
代官山の郷土料理・ご当地グルメ
代官山の郷土料理やご当地グルメが特にこれと言ってはありませんが、色々な種類のレストランや飲食店が多く軒を連ねているので様々なグルメを頂くことができます。その中でもあえて断簡山の郷土料理とするのであれば、おしゃれで貴重なグルメが揃っていることではないでしょうか。例えば全米売り上げNo.1のオーガニックアイスクリームブランドの「スリーツインズアイスクリーム」のお店が日本に唯一あるお店であるなどします。
代官山のお土産・伝統工芸
代官山のお土産と言えば、やはりハイセンスで上品なものが多く揃っています。例えば、パウンドケーキ専門店の「エニスモアガーデン」にて販売されている、フランス産のチーズなど素材にこだわり、口当たりのしっとり感が特徴の「パウンドケーキ」や「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」で販売されているアーモンドを沢山使用したスペインの伝統菓子である「タルト」などがあります。
おわりに
いかがでしたか？流行最先端の街、代官山にこんな穴場スポットがあったなんて驚きですね。ぜひ、天気の良い日に、広い縁側で日に当たりながら、自分の家になった気分で時間を過ごしたいものです。都会のマンションに住んでいると忘れてしまいがちな、日本建築の良さを満喫しに行きましょう。
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