高知県立牧野植物園をゆったりお散歩。緑に癒やされる特別な休日

「高知県立牧野植物園」は、JR高知駅から車で20分の距離で、高知観光には欠かせない「桂浜」や「ひろめ市場」からもほど近い場所にあります。1958年に開園し、約6ヘクタールの広大な園内で育てられている植物は約3,000種類。五台山の地形を生かし、できるだけ自生に近い自然な形で植物を観察できるよう工夫された園地が見どころです。 園内には緑豊かな庭園を眺められるレストランやカフェがあり、ピクニックができる広場もあるので1日ゆったり過ごせるのが魅力。近隣には夜景が美しい「五台山公園」や、四国霊場第31番札所となっている「竹林寺」もあるため、休日のお出かけにぴったりです。今回は、高知の自然を感じられる「高知県立牧野植物園」を詳しく紹介していきます。

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「高知県立牧野植物園」の概要&魅力

高知県立牧野植物園の成り立ち

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「高知県立牧野植物園」とは、植物学者である牧野富太郎(まきの とみたろう)博士(1862-1957年)の業績をたたえ、博士が94歳で逝去した翌年の1958年に開館されました。1999年に園地面積を拡張してリニューアルされ、「牧野富太郎記念館」を新設。「高知県立牧野植物園」は、来場者を楽しませるだけでなく研究施設としても機能しており、県内の野生植物の調査や収集、有用植物の研究なども行っています。

植物学者 牧野富太郎博士

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牧野富太郎博士は幼少期から植物に親しみ、22歳で上京して東京大学の理学部植物学教室で植物分類学の研究を行いました。博士は全国各地を歩いて調査し、生涯で収集した植物標本は約400万枚、命名を行った新種・新品種の植物の数は1,500種類以上に及びます。「日本の植物分類学の父」と呼ばれ、牧野富太郎博士が描いた植物図は実に緻密で美しいもの。園内のミュージアムショップでは、博士が描いた植物画集やポストカードなども販売されています。

ピクニックもできる広々とした園内

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緑があふれる約6ヘクタールの園内は北園と南園に分かれ、五台山の起伏を利用してさまざまな植物が植えられています。水景庭園、ツツジが植えられた山、薬用植物園、温室、園芸植物を観賞できるコーナーなどがあり、見ごたえたっぷり。ピクニックができる芝生広場もあるので、天気がいい日はお弁当を持って出かけるのがおすすめです。
また、植物園というと冬場は見どころが少ないように感じてしまいますが、「高知県立牧野植物園」には大きな温室があり、寒い季節にこそ見頃を迎える「土佐寒蘭(かんらん)センター」も必見。年間を通して楽しめる植物園です。

「高知県立牧野植物園」の見どころ:牧野富太郎記念館

牧野富太郎記念館<本館>

牧野富太郎記念館は、「本館」と「別館」に分かれており、この2つは長い回廊でつながっています。「本館」は、研究施設である標本室や実験室などをそなえているほか、来園者が利用できる植物に関するさまざまな本を収蔵した図書室があります。本の種類は植物学の入門書から専門書、図鑑などがあり、植物のことを詳しく調べられます。
<図書室利用について>利用日時:月〜金曜日・第1日曜日 9時〜12時・13時〜17時

牧野富太郎記念館<展示館>

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「牧野富太郎記念館」の「展示館」では、常設展示と企画展示が行われています。常設展示で見られるのは、生涯を植物研究に没頭した「牧野富太郎博士の生涯」と、花の模型や顕微鏡を使って楽しく学べる「植物の世界」。そして、企画展示では年に数回テーマを変えて多様な植物の世界を紹介しています。企画展に付随して講演会や一般向けの講座などのイベントが行われることもあるため、訪れる前に最新情報をチェックしてみましょう。

高知県立牧野植物園 開催中の企画展情報

建築デザインにも注目!

「牧野富太郎記念館」は、数々の建築賞を受賞している建築デザインにも注目です。大きなカーブを描く木造の切妻屋根が特徴で、高知特有の強い日差しや風に対応するためにひさしを深く作っています。半屋外空間を多く取り入れることで、より植物と親しめる設計になっているんです。建物の高さを抑えて、周囲の自然に溶け込むように作られた美しいデザインは必見!

アート&工芸作品

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「牧野富太郎記念館」内には、現代作家によるアート作品・工芸作品が点在しています。展示館の中庭にある四季折々の自然を映し出す水盤「感覚細胞」、牧野富太郎博士をイメージして作られたランプシェード、そして展示館の壁はぬくもりのある土佐しっくいで作られています。館内のアートや工芸作品は、「牧野富太郎記念館」のアクセントとなっています。

豊富なイベントをチェック

「高知県立牧野植物園」では、企画展示のほかにも季節のイベントに合わせて行われるキャンドルやリースなどの手作り教室のほか、季節の植物展示会、子供向けの自然体験教室なども開催しています。より植物を身近に感じられるイベントばかりなので、子連れで「高知県立牧野植物園」を訪れる場合はかなりおすすめ。体験教室などには定員が設定されており、人気の教室は定員に達してしまうことも多いため早めに申し込みしておきましょう。

高知県立牧野植物園 イベント年間カレンダー

「高知県立牧野植物園」の見どころ:広大な園地を散策しよう

北園:土佐の植物生態園

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北園は「牧野富太郎記念館」の本館と展示館、そして見はらし台やレストランなどがあるエリアです。「土佐の植物生態園」とは、正門入口から「牧野富太郎記念館 本館」の間にあります。土佐の自然を再現した作りになっており、標高の高い山地や海岸地域など異なる環境に育つ植物を4つに分けて植栽しています。来園者を出迎えてくれる緑のトンネルには、誰もが思わずワクワクしてしまうはず。

北園:芝生広場

「芝生広場」は、お弁当を食べるピクニックの場所にぴったりです。ボール遊びなど植物を痛める遊びはできませんが、広々とした芝生は見ているだけで気持ちがいいもの。周囲には「さくら・つつじ園」、漢方などに使われる「薬用植物区」などがあり、散策しながらお弁当を広げる場所を探してみましょう。また、「牧野富太郎記念館 展示館」にある「階段広場」や、南園にある「少年広場」でもお弁当を食べられます。

南園:温室

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南園はもともと「竹林寺」というお寺の境内だった場所をリニューアルしており、お寺の石垣や参道を生かして造園してあるのが見どころ。南園にある「温室」は冬でもさまざまな植物を観賞できる「高知県立牧野植物園」の目玉ともいえるスポットです。コーヒーやチョコレートの原料となる植物や、熱帯地域の植物など珍しい植物が観賞できます。そのほかにも神殿を思わせるようなウォーターガーデン、温室内を見渡せる展望デッキなどがあります。なかでも壁面のアコウを植栽した高さ9mの「みどりの塔」は人気のスポット。大木のなかに入ったかのような幻想的な空間が広がっています。

南園:50周年記念庭園

南園にある「50周年記念庭園」は、2008年に誕生したエリア。池を囲む美しい水景庭園で、サクラ・ハナショウブ・ハスなど東洋の植物を集めているのが特徴です。ベンチも設置されているので、春はお花見を楽しむのもおすすめです。

南園:日本伝統園芸植物観賞棚

日本伝統園芸植物観賞棚 キク

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「日本伝統園芸植物観賞棚」は、和の園芸植物を観賞できるコーナーです。春はツバキ、夏はハナショウブ、秋はキク、冬はキンシナンテンなど、四季折々の植物が展示されます。

「高知県立牧野植物園」での食事・ショップ情報:結婚式もできる絶品レストラン

レストラン アルブル(牧野富太郎記念館 本館)

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「アルブル」とはフランス語で「木」を表す言葉で、美しい庭園を眺めながら食事ができる洋食レストランです。お得なモーニングや、地場産食材にこだわった「薬膳ランチ」などが人気メニューで、デザートやドリンクの種類も豊富。本館のミュージアムショップに併設されており、レストランのみの利用であれば入園料は不要なので気軽に立ち寄れます。また、「レストラン アルブル」では、美しい緑の庭園を背景にして結婚式を行うことも可能です。
営業時間:9時〜17時(モーニング9時〜11時、ランチ11時〜15時)

ミュージアプショップ バイカオウレン(牧野富太郎記念館 本館)

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「バイカオウレン」とは小さな白い花をつける多年草で、牧野博士がこよなく愛した植物です。「高知県立牧野植物園」のオリジナルグッズが豊富で、お土産物探しにおすすめのお店です。牧野博士や植物に関する書籍や、牧野博士が描いた植物画のポストカード、バッグやコースターなどの雑貨を販売しています。
営業時間:9時〜17時

カフェ アルブル(牧野富太郎記念館 展示館)

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「カフェ アルブル」は、展示館の美しい中庭を見渡すことができ、天気のいい日はテラス席も利用できます。ケーキやアイスクリーム、カフェドリンクが楽しめ、園内散策に疲れた時に一休みできる場所です。
営業時間:11時〜17時

ガーデンショップ nonoca(南園)

南園にあるnonoca(野の花)は、「高知県立牧野植物園」グッズなどのお土産物のほか、季節の植物やガーデングッズを販売しています。園内を散策して緑に親しんだ後は、家でも楽しめる観葉植物をお土産にしてみるのもいいですね。そのほかにも高知県のアーティストによる個性的でかわいい雑貨類や、高知の特産品なども要チェックです。
営業時間:9時〜17時

「高知県立牧野植物園」観光の基本情報&アクセス

車でのアクセス

■高知自動車道「高知IC」から約20分
■高知竜馬空港から約40分
■タクシーを利用する場合、JR「高知駅」から約20分
※駐車場は無料で利用でき、普通車は195台収容可能です。

公共交通機関でのアクセス

■JR「高知駅」から、周遊観光バス「MY遊バス」の桂浜行きに乗車し約30分、「牧野植物園正門前」下車すぐです。「MY遊バス」は、1時間に約1本運行しています。

MY遊バス 運行情報

高知県立牧野植物園

高知市五台山4200-6
088-882-2601
9時〜17時
年末年始
入園料:一般720円 高校生以下無料
http://www.makino.or.jp/index.html

乳幼児用設備

乳幼児用の設備として、「牧野富太郎記念館」の本館・展示館、そして南園におむつ替え台と授乳室があります。また、ベビーカーの無料貸し出しも利用できます。

バリアフリー情報

「牧野富太郎記念館」の本館にはエレベーターがあり、園内各所にはスロープが整備されています。障がい者用トイレは、「牧野富太郎記念館」の本館・展示館、南園の3カ所にあり、車イスの無料貸し出しもあります。

「高知県立牧野植物園」のまとめ

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「高知県立牧野植物園」はとても広いので、ゆったり散策すれば1日過ごせるスポットです。「牧野富太郎記念館」には温室など屋内施設も多いため、天候や季節に関わらず楽しめるのが魅力。家族連れはもちろん、カップルやグループにもおすすめです。「高知県立牧野植物園」を訪れ、緑に癒やされる休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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