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宮城県美術館:東北地方にゆかりのある美術作品を楽しもう

仙台に来て外せないスポットといえば、自然派であれば鳳鳴四十八滝。寺社仏閣が好きな人であれば護国神社や大崎八幡宮。施設を回るのであれば、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所や仙台市八木山動物公園が人気のスポットでしょう。施設を回るのが好きな人におすすめしたいスポットの一つに、「宮城県美術館」があります。特別展示などは有料ですが、その他の本館や別館、中庭や庭園などは共有の空間となっており無料で入ることができることから、小さな子供連れや、若い人たちのデートスポットとしてなど、密かに人気のあるスポットです。 こちらの美術館の常設展では、宮城県、そして東北地方のエリアに縁の深い、明治維新以降の美術品のコレクションや資料を展示しています。特別展では、不定期に企画され、人気の高いアニメーションの展示や、海外からの珍しい美術作品などを取り上げるなどして、多くの人が来場しています。ここでは、宮城県美術館の魅力について、さらに詳しくご説明していきます。

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https://ja.wikipedia.org

更新日: 2023年11月22日

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「宮城県美術館」観光の概要&魅力

宮城県美術館の歴史

1981年11月3日に、「見るだけでなく新しい自分を発見する美術館」をテーマに掲げ、宮城県美術館の本館が開館しました。設計は、本館が前川國男建築設計事務所が行い、一般社団法人日本建設業連合会により、日本国内の優秀な建築作品に与えられる賞である、BSC賞を1983年に受賞しています。1990年6月1日には、別館の「佐藤忠良記念館」が開館、「アリスの庭」が設置されました。
2007年には、25周年記念を祝い、国際レベルの美術品保存と省エネを両立した空調設備を整えるために休館、2008年10月7日
にはリニューアルオープンされました。リニューアル後、年間総観覧者数は徐々に増加し、全国の都道府県立美術館56館中、10番目以内に入るほどの集客力を持つほど人気の美術館となりました。

宮城県美術館の魅力

宮城県美術館の1つ目の魅力は、博物館の外観です。複数の白い柱がゲートの入り口から美術館の入り口まで立っており、右端にはヘンリー・ムーア「スピンドル・ピース」の彫刻が、凛とした雰囲気で置いてあり、現代的でかつユニークさを感じられるデザインとなっています。建物の設計は前川國男建築設計事務所が行い、BCS賞を受賞しています。別館の佐藤忠良記念館は、大宇根建築設計事務所が設計し、建設省の公共建築百選に選ばれています。

2つ目には、迫力ある展示品の数々です。常設展示室では宮城県、そして東北にゆかりのある人たちの美術品や、資料などが展示されています。主に、明治以降から現在までの日本画、洋画、版画、などが展示されており、また、カンディンスキー・クレー・シーレなどの外国作品も展示されています。特別展示では、ルノワール展や、フィンランド展などの珍しい外国作品を展示し、話題を呼んでいます。子供がアートに興味を抱くよう、ワークショップを行うなど、子供への教育プログラムも用意されています。

「宮城県美術館」観光の見どころ

常設展

宮城県美術館では、常設展、特別展、に分かれて展示されています。常設展では、宮城県、東北地方にゆかりのある美術作品が展示されています。明治時代以降から現代までの作品を置いており、日本画や版画、洋画などのほとんどのジャンルの美術品が揃っています。

ロシア出身の画家でもあり、美術評論家でもあるワシリー・カンディンスキーやパウル・クレーの作品なども置かれています。また、具体美術協会の作品45点や、世界的にも有名な随筆家洲之内徹の洲之内コレクション、長岡現代美術館を運営していた旧大光相互銀行などのコレクションも所蔵されています。

特別展示

特別展示では、宮城や東北などのエリアに関係のない企画なども不定期に催されています。ルノワール展や、フィンランド独立100周年記念 フィンランド・デザイン展、ジョルジュ・ルオーのコレクション展などが過去に開催されました。

著名人の作品だけでなく、全国の高等学校での美術・工芸部門での文化祭作品を展示し、一般公開するなども行っています。多岐に渡るジャンルでの企画展が催され、リピーターが展示品に飽きることがないような工夫も施されています。

ギャラリートーク

こちらの美術館では、「ギャラリートーク」という企画を行っています。美術館の学芸員が毎度、テーマを決定し、そのテーマにそった美術作品を見て回ります。また、その美術作品が置かれた展示室で、実際の作品を前に、学芸員が作品についての説明を行ってくれます。作品が作られた背景や、作品を作った著名人の心情など、作品を見るだけではわからない点も聞くことができ、また、不明点はその場で確認できるのもうれしいですね。申込みは不要ですが、常設展観覧券が必要となります。高校生以下は無料なのも、うれしいポイントですね。

誰でも使えるオープンアトリエ

こちらの美術館には、「創作室」という名前のオープンアトリエがあります。創作室は、開館中はいつでも、誰でも使えるアトリエとなっています。創作室は2つあり、1つは、個人ではなかなか用意できないような、大きな器具が用意されており、多様な作品の作成ができるような設備となっています。

2つ目の創作室は、土や、粘土、材木などを使用し、ほこりや大きな音が出てしまう作業をするための部屋となっています。自宅ではなかなか作れないものを、この創作室を利用して作ることができます。

いつでも誰でもなんでも相談可能

創作品についてのイメージがしっかり湧いているのに、何をどのように作成すれば良いのかステップがわからない、または、どの道具を使用すれば良いのかわからないで、作業する手がストップしてしまうことがあります。そうした時に、相談にのってくれるのが、こちらの美術館の「なんでも相談係」のスタッフです。スタッフはオープンアトリエにいることが多いです。道具の使い方や、創作のアドバイスまで、様々な質問に答えてくれます。

子供に人気のワークショップ

美術鑑賞だけでは、小さな子供にとっては少し退屈なものです。こちらの美術館では、美術品を作るための材料の素材にふれたりすることで、子供の興味関心を促し、子供の創作イメージを膨らませるワークショップを行っています。様々なテーマを用意し、そのテーマに沿った美術品を、美術部員とともに実際に作成していきます。子供はもちろん、大人も楽しめますので、ファミリーで参加するのも良いでしょう。

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「宮城県美術館」観光中の食事情報

café mozart Figaro(カフェ モーツァルト・フィガロ)

宮城県美術館の一階の少し奥の方に、レストラン兼カフェの「café mozart Figaro(カフェ モーツァルト・フィガロ)」があります。白を基調としたインテリアがおしゃれなイタリアン風のお店です。デザイナーズチェアとレトロな家具が複数用意されており、
落ち着ける空間となっています。

店内は広々としているので、団体での利用も可能です。料理は日替わりでビーフシチューやカレー、ハンバーグなどの、少し懐かしいメニューが多く用意されており、おいしいスイーツも多く揃っています。混雑しておらず、非常にゆったりした空間のため、展示品を見た後にくつろぐには良いレストラン兼カフェです。

「宮城県美術館」観光の基本情報&アクセス

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宮城県美術館は、地下鉄を利用する場合は、仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」西1出口から北へ徒歩7分、「川内」駅北1出口から東へ徒歩7分となります。

路線バスを利用する場合は、仙台駅西口バスプール15番乗り場より730系統の市営バス川内営業所前行、739系統(広瀬通経由)交通公園循環のいずれかに乗車し、「二高・宮城県美術館前」下車徒歩3分となります。

車で行く場合には、東北自動車道・仙台宮城I.C.より仙台方面(仙台西道路)に入り、仙台城跡方面を経由して美術館へ、I.C.より約15分となります。乗用車の駐車場は113台、使用時間は午前9時‐午後5時15分、使用料金は無料です。

休館日は毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始都なっており、9:30~17:00での開館時間となっています。観覧料は一般は300円、大学生は150円、小・中・高校生は無料です。特別展は、展覧会ごとに設定となりますので、事前にホームページの確認が必要です。

全館バリアフリーとなっているため、車椅子でも鑑賞ができます。また、小さな子供連れの方のために、ベビーカーの貸し出しや授乳室も完備されています。

「宮城県美術館」の周辺観光情報

西公園‎

東京都江戸東京博物館から約600メートル程度のところにある「西公園‎」。広瀬川沿いにある、比較的大きな公園です。公園の一角に桜岡大神宮という神社があり、参拝できるようになっています。春は桜が花開きお花見ができ、夏は公園内でバーベキューなどを行うことができます。秋は、非常に綺麗なイチョウを見れ、冬はイルミネーションが行われます。どのシーズンに公園に行っても、自然の美しい風景を見ることができるので、恋人とのお散歩デートなどにも良いでしょう。また、ファミリーでイベントを行うにも最適な場所です。

「宮城県美術館」観光のまとめ

宮城県美術館の魅力をまとめて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
宮城県美術館の常設展では、様々なジャンルの東北や宮城県に由来のあるアーティストの作品が展示されています。特別展では、日本の美術作品に限らず、海外の有名な著名人の作品コレクションなども不定期に催されています。見るだけでなく、実際に創作したりするワークショップなども用意され、大人だけでなく子供も楽しめる場所ではないでしょうか。こちらで紹介した内容を参考に、友達やご家族、と一緒に行って、足を運んでみてくださいね。

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