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■バルック・エクメーイ
最初におすすめするトルコ料理は「バルック・エクメーイ」。
焼いたサバを使ったサンドイッチの事で、「焼きサバ」と言えばご飯と一緒に食べる定番のおかずの一つですが、実はパンとの相性も良く、トルコ料理の中でも人気のB級グルメメニューとなっています。
材料は「エクメッキ(トルコ風フランスパン)」「焼きサバ」「レタス」を使用、味付けに「塩」や「レモン酢」を使います。一見とっつきにくいイメージですが、味はとてもおいしく日本人の味覚にも合います。
■パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ
2番目におすすめするトルコ料理は「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」。
長い名前ですが、「あまりのいい匂いに僧侶が気絶した料理」と言う意味だそうです。「トマト」「ニンニク」「玉ねぎ」「唐辛子」などの夏野菜を刻んで炒めた物をナスに詰めて、もう一度フライパンでタレと煮込んだら、最後に冷蔵庫で冷やして完成です。
暑い夏に味の染みた冷たーいトルコ料理は、栄養も満点で夏バテ解消にも一役買いそうな、日本人好みのメニューです。名前の通り、香も味も最高です。
■ドネル・ケバブ
続いておすすめのトルコ料理は「ドネル・ケバブ」。
最もポピュラーなトルコ料理「ケバブ」の中でも、肉を材料に使用した物の総称です。味付けした肉を何層にも重ねて、炙り焼きしてからナイフでそぎ落とした物で、元々は羊肉を使用していましたが、現在は牛や鶏が主流です。
食べ方は、ライスやサラダと一緒に定食風にしたり、ピタパンと言う薄いパンに野菜と一緒に挟んで食べる方法まで様々です。日本でも専門店を良く見かけます。
■イスケンデルケバブ
4番目におすすめするトルコ料理は「イスケンデルケバブ」。
「ドネルケバブ」をグレードアップしたのがこの料理です。一口大に切った「ドネルケバブ」に「トマトソース」と「溶かしバター」をかけた濃厚な味わいが特徴の肉料理で、トルコ料理の中でもオスマン帝国時代からある定番メニューです。
添えられた「ヨーグルトソース」の酸味と肉の味わいが絶妙なバランスで、日本人でもやみつきになる程の美味しさです。薄焼きパンに乗せて食べるのが主流です。
■シシ・ケバブ
5番目におすすめするトルコ料理は「シシ・ケバブ」。
ぶつ切りにした肉を串刺しにして焼いたトルコ料理です。トルコでは羊肉を使うのが主流ですが、イランやパキスタンなど、地域によって使用する肉や味付けに特色があります。
インドの「シークカバーブ」とも混同しがちですが、元々は同じ料理です。日本の焼き鳥サイズの物から、40cmサイズの串を使った物まで様々で、「ニンニク」や「スパイス」を使った味付けは、日本人にもピッタリです。
■アダナ・ケバブ
6番目におすすめするトルコ料理は「アダナ・ケバブ」。
代表的なトルコ料理「ケバブ」のバリエーションの一つで、味付けして寝かした「ラム肉」を刻んで挽肉状にした物を、長い串に刺してトルコ風バーベキュー「マンガル」で調理します。
「キーマケバブ」とも呼ばれ、中央アジアでは古くから親しまれています。「ドゥルム」と呼ばれるパンや皿に盛り付けられ、焼いた「トマト」「唐辛子」等が添えられます。日本人の味覚にもピッタリとマッチする肉料理です。
■ウズガラ・キョフテ
7番目におすすめするトルコ料理は「ウズガラ・キョフテ」。
キョフテはトルコを代表する肉料理で、ひき肉を使う料理の事を言います。その中でも牛、又は羊の「ひき肉」に「玉ねぎ」「パン粉」「スパイス」を加えて練った物を、フライパンで焼き上げるのが「ウズガラキョフテ」で、見た目や調理法はハンバーグに良く似ています。
店によって味に特色がありますが、あふれる肉汁とひき肉の食感を堪能できる、日本人の舌にも相性の良いトルコ料理です。
■イズミル・キョフテ
続いておすすめのトルコ料理は「イズミル・キョフテ」。
トルコの西海岸にある美しい港町「イズミル」で、大昔から親しまれる肉料理です。「牛や羊」のひき肉を「玉ねぎ」と一緒にこねた物を、ハンバーグ風にしてフライパンで焼き上げ、最後に付け合わせの「ジャガイモ」などと一緒に「トマトスープ」で煮込んで仕上げます。
トルコの人はパンと一緒に食べますが、ご飯との相性も良さそうで見るからに日本人好みの料理です。
■マントゥ
9番目におすすめするトルコ料理は「マントゥ」。
中央アジアの様々な国で食べられている料理で、東は中国の北西部にまで及んでいます。国ごとに特色があり、トルコでは「牛や羊」のミンチを、「小麦」と「卵」で作られた小さめの生地に包み、お湯で湯がいて「ヨーグルトソース」や「バターソース」で食べる水餃子の様な料理です。
使われている材料から味付けまで、おなじみの食材が使われているので、日本人にも食べやすい料理です。
■ミディエ・タワ
次に紹介するトルコ料理は「ミディエ・タワ」。
イスタンブールなど、トルコの港町の屋台でよく見かけるファーストフードです。新鮮なムール貝に、小麦粉の衣をつけてフライにした物を串に刺して、ニンニクの効いたタルタルソースをつけて食べます。
日本のカキフライに近い味わいで、ビールとの相性も良く食べるとやみつきになります。パンに挟んでサンドイッチにしてもおいしい、日本人にも人気の高い料理です。
■メルジメッキチョルバス
次に紹介するトルコ料理は「メルジメッキチョルバス」。
日本の味噌汁の様に、トルコ料理で必ず出される定番スープ「チョルバス」の中でもレンズ豆を使った物を言います。野菜と一緒に、レンズ豆を白ワインで煮込み、ミキサーで滑らかにしてからもう一度煮込んで味を整える、手間のかかった料理です。
栄養満点で優しい味わいのスープは、飲むと心も体もリラックスできます。癖が無いので馴染みの無い人でもおいしく頂けます。
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■ピデ
12番目におすすめするトルコ料理は「ピデ」。
ピザの原型と言う説もある、古くからあるトルコ料理です。特に「牛肉のピデ」は定番メニューで、牛のミンチを炒めた物をオリーブオイルと卵を塗った船型の生地に乗せて、オーブンで焼き上げます。
厚めの生地にタップリのった牛肉のボリュームと、香ばしい味わいで大変人気があります。地域ごとに様々な具材と調理法を使ったピデがあり、日本でも徐々に人気が高まっています。
■ラフマージュン
続いておすすめのトルコ料理は「ラフマージュン」。
「ピデ」と同じくピザの元祖とも言われる料理で、生地の形状や食感はこちらの方がよりピザに似通っています。「牛や羊」のミンチと刻んだ野菜を混ぜたペースト状の具材を、綿棒で薄く伸ばした生地の上にタップリとのせて、オーブンで焼き上げます。
トルコでは定番のファーストフードで、具材の違いで様々なバリエーションがあり、カットした物をクルクルと巻いて食べるのが主流です。
■ギョズレメ
続いておすすめのトルコ料理は「ギョズレメ」。
トルコの中央部にある小麦の生産地から広まった、大昔から大変人気のファーストフードです。小麦を使った生地をクレープの様に薄く伸ばし、「ひき肉」や「ジャガイモ」「チーズ」等の具材を包んで特殊な鉄板で焼き上げます。
シンプルで食べやすい味ですが、意外とボリュームがあるのが特徴です。中の具材は地域や店によって様々で、日本でも人気の高いトルコ料理です。
■チョバン・サラタス
15番目におすすめするトルコ料理は「チョバン・サラタス」。
トルコの人が食べるサラダの中でも、最も定ポピュラーな物で別名「羊飼いのサラダ」とも呼ばれます。「トマト」「キュウリ」「玉ねぎ」等の夏野菜を中心にした具材を、「オリーブオイル」や「レモン」「塩」などで味付けした、日本のサラダにも良く似たシンプルなメニューです。
トルコ料理は肉などを使ったボリュームのあるメニューが多いので、一緒に野菜もタップリ食べるのがトルコ流です。
■ フムス
16番目におすすめするトルコ料理は「 フムス」。
中東の幅広い地域で古くから親しまれている、定番のトルコ料理です。茹でた「ヒヨコマメ」をすりつぶして「ニンニク」や「胡麻」「レモン汁」などで味付けしたペースト状の料理です。
そのまま皿に盛りつけたり、パンやピザの生地にのせて食べたりと、バリエーションが多いのが特徴です。日本では馴染みの無い料理ですが、徐々に知名度が上がっていて、日本独自の食べ方なども生まれています。
■ビベル・ドルマス
次に紹介するトルコ料理は「ビベル・ドルマス」。
トルコの代表的な家庭料理の一つで、日本ではピーマンにひき肉を詰めますが、トルコ料理では米を詰めて調理します。米を玉ねぎなどの野菜と一緒に炒め、オリーブオイルや塩で味付けした物を最後にピーマンの中に入れ、トマトなどでフタをしてオーブンで焼き上げます。
味は家庭やお店によって様々ですが、あっさりした物が多く沢山食べる事ができます。
■ミディエ・ドルマ
18番目におすすめするトルコ料理は「ミディエ・ドルマ」。
イスタンブールなどの街角でよく見かける、トルコ料理の中でもかなり歴史のある、代表的なファーストフードです。ムール貝の旨味をタップリ吸ったピラフと、新鮮なムール貝の身を貝殻の中に詰めて販売されていて、食べる直前にレモン汁をかけてかぶり付きます。
日本人には馴染みの無い料理ですが、日本人の味覚にもとてもマッチしています。日本国内の料理店でも食べる事ができます。
■ターゼ・ファスリエ
次に紹介するトルコ料理は「ターゼ・ファスリエ」。
トルコでは夏の定番メニューとして親しまれている、大衆料理です。新鮮な「さやいんげん」を「玉ねぎ」や「ひき肉」と一緒に油で炒め、「トマトペースト」と「バター」で味付けした物を煮込んで作ります。
トルコ式のピラフと一緒に皿に盛り付けて食べるのが一般的で、夏バテで疲れた体を優しく整えてくれます。中央アジアの子供たちが大好きなトルコ料理の一つです。
■カルヌヤルク
続いておすすめのトルコ料理は「カルヌヤルク」。
「ナス」を使うことが多いトルコ料理の中でも定番のナス料理で、トルコで古くから親しまれている代表的な家庭料理です。「玉ねぎ」や「ひき肉」「ピーマン」等を刻んで油で炒めた物を、蒸し焼きにした「ナス」の中に詰めてトマトペーストで煮込んで作る、手の込んだ料理です。
肉の旨味が「ナス」の中に凝縮され、ご飯のおかずとしても、お酒のつまみとしても最高においしいメニューです。
■ハムシ・タワ
次に紹介するトルコ料理は「ハムシ・タワ」。
トルコ語でハムシは鰯(いわし)を意味する言葉で、黒海沿岸で獲れた新鮮な「カタクチイワシ」をフライにした物です。手の込んだメニューが多いトルコ料理の中では、珍しくシンプルな料理ですが、誰からも親しまれるファーストフードです。
ご飯のおかずにも、酒のつまみにも相性が良く、日本人にも親しみやすいので、日本国内のトルコ料理店でも人気があるメニューです。
■ピラウ
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続いておすすめのトルコ料理は「ピラウ」。
古くからあるトルコ料理の代表的なメニューで、ピラフの語源と言う説もある料理です。炒めた米を、野菜や肉と一緒に出汁で炊いてスパイスで味を付けるだけのシンプルな調理法ですが、様々な呼び名で世界の幅広い地域で食べられています。
使用する肉の種類やスパイスの使い方によって味は様々です。日本でもとてもポピュラーなメニューで、日本の飲食店でも良く見かけます。
■ ボレキ
続いておすすめのトルコ料理は「 ボレキ」。
「ユフカ」と呼ばれる薄い皮の間に具材を入れながら、何層にも重ね物を職人がオーブンで焼いたり、油で揚げたりする料理です。出来上がると皮のバリバリの食感が心地よく、肉と具材の美味しさが堪能できる、トルコでも人気の高いファーストフードです。
地方によって中の具材と味付けの違う様々なバリエーションがあり、日本人にも親しみやすい味のトルコ料理です。
■メネメン
24番目におすすめするトルコ料理は「メネメン」。
トルコの朝食風景には欠かせない定番メニューがこの「トルコ風スクランブルエッグ」で、家庭料理の代表格です。「トマト」や「ピーマン」等を刻んで炒めた物を卵と一緒に混ぜ合わせ、バターやチーズで味を付けながら焼き上げます。
家庭によって野菜や肉など使う具材の種類も豊富で、出来上がりもフワフワの物からトロトロの物まで様々で、パンに乗せて食べるのが主流です。
■ドンドゥルマ
続いておすすめのトルコ料理は「ドンドゥルマ」。
トルコ語で「凍らせたもの」の意味で、トルコ料理では氷菓子全般の事を指します。特に知名度の高いのは「トルコアイス」でサーレップ(ラン科の植物の根)を粉状に粉砕した物に、砂糖と羊乳を加えて弱火で煮詰めながら粘りを高め、最後に冷やして作るアイスクリームの様な氷菓子です。
バニラ味の他にチョコレートやコーヒー、ミルク味など色々な味があります。
■バクラヴァ
続いておすすめのトルコ料理は「バクラヴァ」。
中央アジアに留まらず、中東や西アジアなど幅広い地域で古くから親しまれているデザート菓子です。「フィロ」と呼ばれる生地に、「クルミ」や「ピスタチオ」「アーモンド」等を挟んで焼き上げた物に、シロップをかけて作ります。
地域によって使用するナッツの種類や、生地の厚み、シロップの材料に違いがあり、味も見た目も千差万別です。手間のかかるお菓子なので、日本では輸入した物を使用します。
■シュトラッチ
次に紹介するトルコ料理は「シュトラッチ」。
トルコ語で「ライスプディング」の意味の焼き菓子で、トルコの家庭料理として良く作られるデザートです。炊いた「ご飯」に、「牛乳」と「コーンスターチ」を混ぜ合わせてじっくり煮込み、「プディング生地」と合わせてから焼き上げます。
冷やしてから食べるのが一般的で、日本のプリンとは食感がかなり違い、強烈な甘さが特徴です。日本でもこ味の虜になる人が増えています。
■ナルスユ
続いておすすめのトルコ料理は「ナルスユ」。
トルコの街角でよく見かけるのがジューススタンドで、「オレンジ」や「リンゴ」「ブドウ」等の新鮮なフルーツを絞った、濃厚なジュースを楽しめます。その中でも人気が高いのがトルコの特産品である「ザクロ」を使った「ナルスユ」です。
新鮮な果肉を丸ごと使ったルビー色の濃厚なジュースは、爽やかな甘みと酸味が融合した最高の味わいで、グイグイ飲めてしまいます。
■チャイ
続いておすすめのトルコ料理は「チャイ」。
世界的には「お茶」の意味ですが、トルコ料理では「紅茶」の事を指し、「トルココーヒー」と共にホットドリンクの代表格です。家庭でお客をもてなす時や、集会などの接待には必ず振る舞われる飲み物です。
トルコ人は1日にチャイを数十杯飲むのが普通で、独特の形状をしたグラスを使うのが特徴です。近年、日本でもトルコ式のチャイがトルコ料理と共に好評です。
■テュルク・カフヴェシ
30番目におすすめするトルコ料理は「テュルク・カフヴェシ」。
トルコ語でコーヒーを意味する言葉で、世界的に有名な「トルココーヒー」の事を指します。作り方はとても特徴があり、深く焙煎し粉状にした 「コーヒー豆」と「砂糖」「冷水」を「ジェズヴェ」と呼ばれる手鍋に入れて沸騰させます。
出来上がったコーヒーの泡を崩さない様にカップに注ぎ、コーヒーの粉が沈殿したら上澄みをすすります。エスプレッソの様に濃厚な苦みが特徴で、慣れるとやみつきになります。
■アイラン
31番目におすすめするトルコ料理は「アイラン」。
トルコで古くから親しまれているヨーグルトドリンクです。中央アジアの幅広い地域で愛飲されており、地域毎に特色があります。トルコ料理では「ヨーグルト」に「水」と「塩」を混ぜて撹拌し、泡状にした物を飲みます。
水の代わりに「キュウリの汁」を使ったり「ニンニク」や「黒コショウ」で味付けした物などもあります。ファーストフード店でも、メニューとして取り入れる程トルコでは人気があります。
■ラク
次に紹介するトルコ料理は「ラク」。
トルコ料理を代表するお酒の一つで、トルコで最も消費されている蒸留酒です。刻んだ「干しブドウ」を水と一緒にアルコール発酵させ、水で薄めたり、「アニス(セリ科のスパイス)」を加えたりしながら数回蒸留作業を重ねた後に、砂糖水を加えて一か月寝かせた物を瓶詰にして完成です。
「白チーズ」や「メロン」をお供に水割りで飲むのが一般的で、脂っこい料理との相性も良いです。
■エフェス
トルコ料理の最後におすすめしたいのは「エフェス」。
トルコで最も流通しているビールブランドで、トルコ料理との相性も良い「ピルスナービール」です。日本人には馴染みのある黄金色が特徴で、軽い味わいと苦みの薄い、アルコール度数5%のライト系ビールです。
日本の物に比べると物足りない印象ですが、水の様にゴクゴク飲めるので、料理の口直しには最適です。ビールはトルコのアルコール飲料の中でもダントツの消費量を誇ります。