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マスジェデ・ナスィーロル・モスク
イランの首都より首都からは飛行機で1時間半で到着する街シーラーズというところにこの美しいマスジェデ・ナスィーロル・モスクはあります。外見を見るとモスク全体がピンクがかっていることから「ピンク・モスク」といわれていますが、同じく「ピンク・モスク」と呼ばれているマレーシアのものとはまた雰囲気も違うモスクです。
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マスジェデ・ナスィーロル・モスクって一体どんな所?
モスクの概観で一番高い部分にある塔ですが、先端がファーティマの手(ハムサ・ハンド)になっています。このハサムという言葉は、アラビア語で5を意味する数字を表しこの場合では五本指のことを指します。つまりファーティマの手は邪視から身を守るための護符という意味合いがあります。
1773年にザンド朝の創始者キャリーム・ハーンによって建設されたマスジェデ・ナスィーロル・モスクですが、その巨大な迫力は他のモスクを圧巻するほどです。モスクの中にある礼拝堂には48本の重厚な柱が並んでいて、そこには14段の説教壇が設けられています。建物の中には綺麗な絨毯も一面敷き詰められている為に、絨毯の上でゴロゴロすることもできますし、ただすわって読書している人の姿を見かけることすらあります。
マスジェデ・ナスィーロル・モスクでおすすめの絶景スポットは?
ステンドグラスを通した光の芸術は、絨毯だけでなく柱も虹色に染めてくれます。特に朝日が差し込み時間帯の美しさは、この世のものとは思えないまさに息をのむほどの絶景で必見の価値があります。
このマスジェデ・ナスィーロル・モスクの美しさを語るときには、そのステンドガラスを通す光の色合いに目が行きがちですが、ふと違う所へ目を向けてみるとアーチの曲線や天井部分に、美しい模様が施されているのがわかります。
マスジェデ・ナスィーロル・モスクの北側にはエイヴァーン(アーチ)がありますが、ここは多くの人から「真珠のアーチ」と形容されるほど、とても美しい装飾がされている場所です。
ステンドガラスから差し込む光と絨毯、これに天井のステキなタイルの色が加わった色のハーモニーは、まさしく絶景です。
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