【大阪】美しい夜景とおいしい食事で♡南港のおすすめデートスポット１１選

大阪市の海の玄関口である大阪港は、日本国内の主要な国際港の一つです。貨物取扱い量だけでなく、日本最大のフェリーターミナルとして、国内・国際航路の拠点港として重要な役割を果たしています。
南港（なんこう）はそのフェリーターミナルが集中している地区です。外航クルーズ船も多数寄港するため、複数のホテルやイベント施設、商業施設が建ち並びます。大阪港でもっとも活気のあるエリアと言えるでしょう。大阪市中心部からは、鉄道・バスなどの公共交通機関や車でのアクセスも可能です。

そんな大阪南港で、ベイサイドエリアならではのデートはいかがでしょうか？ショッピングやアクティビティ、もちろんグルメも充実しています。海沿いからの大阪の夜景は、ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。
二人の距離をグッと近づけてくれる、大阪南港のデート&グルメスポットをご紹介します。

大阪のベイエリア「南港」ってどんなところ？

商業都市大阪を支える大阪港は長い歴史を持っていて、その開発時期により三つのエリアに分かれています。築港（ちっこう）と北港（ほっこう）、そして南港です。
築港はもっとも古いエリアで、港湾関係の庁舎や天保山ハーバービレッジがあります。次に開発されたのが北港で、コンテナ港として発展、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを擁するエリアです。

南港は、歴史は一番浅いエリアですが、複数の大型フェリー発着場や、コスモスクエアなどの商業施設が集まっています。
南港エリアで、アクティブに遊んで、おいしく食べて、二人で夜景を楽しめる、そんなデートスポットを紹介します。

■大阪府咲洲庁舎展望台(コスモタワー)

はじめに紹介する南港のデートスポットは「大阪府咲洲庁舎展望台(コスモタワー)」。
愛称は「さきしまコスモタワー」。以前は「大阪ワールドトレードセンタービルディング（ＷＴＣタワー）」でした。2010年に大阪府に譲渡されて今の名前に。

府の施設になりましたが、複合商業施設として経営を継続しています。また、最上52階は有料の展望台となっています。大阪平野一帯や大阪湾を見渡すことができる眺望はダイナミックです。営業は夜10時までとなっています（入場は夜9時半まで）。

コスモタワー内の食事処は4カ所。とんかつとうどんとバイキングビュッフェにフレンチですが、ディナーに夜景を楽しみたいなら49階のフレンチをおすすめします。

展望台には特にカフェテリアや記念グッズのショップなどはありません――このあたり、なるほどお役所っぽい。なお、49階のフレンチは結婚式場もやっています。将来そういう予定がある方はちょっと覗いてみるのもいいかも。

■ATCタウンアウトレット MARE

2番目におすすめする南港のデートスポットは「ATCタウンアウトレット MARE」。
MARE（マーレ）はイタリア語で「海」。国内航路の大型フェリーが発着する「さんふらわあターミナル」と直結するアウトレットモールです。レディスやメンズのファッションブランド、靴、雑貨のお店、レストランやカフェも揃っています。

また、アウトドアグッズのショップやフットサルコートもあるので、スポーツ好きな人にもおすすめ。また、ATCホールでは、音楽系を中心としたイベントを開催しています。

セレッソ大阪のオフィシャルショップ、シルバニアファミリーのあそびの部屋、ガチャコレクション、個性的な雑貨店など、入っているテナントはマニア心をくすぐるラインナップです。レストランはガストやサイゼリヤなど、ファミリー層の利用が多い店が中心です。

デートで行くならおさえておきたいのは夕方の時間帯でしょう。2階の展望デッキからは、ライトアップされた南港埠頭を一望できます。休日でも混雑は少なく、ベンチもあるのでゆっくりできておすすめです。

■大阪南港野鳥園

続いておすすめの南港のデートスポットは「大阪南港野鳥園」。
大阪市港湾局が管理･運営している、人工干潟と緑地で整備された野鳥園です。展望塔と南北にある観測所、及び「はばたきの丘にある」観測小屋の4カ所から園内の観測が可能です。

サギ・カモ・シギなどの水辺に棲む鳥を中心に、季節によってさまざまな種類の野鳥の観測や、大阪湾開発の歴史を知ることもできます。毎週水曜日休園、営業時間は夕方5時までなのでご注意を。

アウトドアが好きな方、自然観察が趣味な方におすすめのスポット。観察できる野鳥については野鳥園のホームページで確認しておきましょう。特に干潟の野鳥を観察する場合は、潮の干潮時間も調べておくのがベスト。

双眼鏡やオペラグラスの持参もおすすめします。また、園内には飲食関連の施設はないので、飲みもの･食べものは持参し、ゴミは持ち帰りましょう。