【長野】善光寺周辺のそばが絶品のおすすめ店２０選

更新日: 2024年4月20日

今回は長野・善光寺周辺でおすすめの蕎麦屋を紹介します。
「一生に一度は善光寺詣り」と言われる、長野県を代表する観光名所「善光寺」。どの宗派にも属さない「無宗派」のお寺としても知られ、創建以来約1400年に亘り、多くの人々の心の拠り所として深い信仰を得ています。 1年を通じて多くの観光客が訪れる善光寺。

そんな善光寺に通じる表参道商店街や仲見世通りには、郷土の銘産品や民芸品を扱う店、飲食店などが数多く並びます。特に、信州といえば蕎麦、と言われるように、善光寺周辺にも様々な蕎麦屋が軒を連ね、全国各地からおいしい蕎麦を求めて多くの観光客が訪れています。そんな各地から人が集まる善光寺の蕎麦。ぜひおすすめの名店で味わってみてください。

■十割そば 大善

はじめに紹介する善光寺周辺のそばは「十割そば 大善」。権堂駅から善光寺に向かう表参道沿いにある蕎麦屋。店頭には「信濃町産霧下蕎麦」と書かれた店の看板や、大きなのれんがかかっているので賑やかな表参道沿いにあっても、すぐに見つけ出すことができます。

人気店のため待ち時間がある場合がありますが、店頭には喫煙スペースやベンチ、メニュー表もあるので、どれにしようか相談しながら待つのも楽しみのひとつ。

黒姫山の裾野で深い霧に包まれて育った「霧下そば」を使用、つなぎを一切加えずにそば粉だけで打った、こだわりの蕎麦です。挽きたて、打ちたて、茹でたての十割蕎麦を味わうことができます。

また自慢のそばを引き立てるそばつゆは、無添加の丸大豆田舎醤油を熟成させおり、まろやかな味わいとなっています。人気の「更科そば」や「二色そば」は数量限定となっていますのでお早めに。

■かんだた

続いておすすめの善光寺周辺のそばは「かんだた」。権堂駅から徒歩5分ほど、繁華街の路地裏にひっそりと佇む蕎麦屋。木造の、昔ながらの風情ある入口が目を引きます。

木の温もりを感じる店内は厨房の様子を見ながら蕎麦を味わえる1階のカウンター席の他、太い梁を使った屋根が見える、開放感ある2階の座敷席があります。また入口右側では昼と夜の開店前に蕎麦打ちの様子を見られますよ。

こちらのそばは、そば粉10・つなぎ粉2の割合で打っています。玄蕎麦は主に北海道産と長野県産のものを使用、店独自の配合で挽いています。そばつゆのかえしには砂糖を一切入れず、須坂の老舗味噌屋「塩屋」の醤油を使っています。

メニューはこってりとした鴨汁がたまらない「鴨汁せいろ」やこだわりの卵が入った「たぬきのタマゴでせいろそば」など様々な味が楽しめます。

■大丸（だいまる）

3番目におすすめする善光寺周辺のそばは「大丸（だいまる）」。善光寺大門の手前、角地にある蕎麦屋。老舗ならではの歴史のあるたたずまいがひと際目をひきます。古時計が掛かるどこか懐かしい雰囲気の1階にはテーブル席と小上がりの座敷席があります。

また風情ある急な階段を上がると2階があり、広々とした座敷席を利用することもできます。店頭ではガラス張りの作業スペースで蕎麦打ちの実演を見ることもでき、多くの観光客で賑わっています。

人気のメニューは、香り高い「更科そば」と風味豊かな「ざるそば」。やや細めに切られた弾力のある蕎麦の香りと風味が口中に広がり、喉越しも楽しめます。

おすすめの「天ぷら更科そば」は、自慢の蕎麦にカラッと上がった衣と素材の甘み、うまみを感じられる天ぷらも味わえる一品。出汁の香りがしっかりと感じられるそばつゆとの相性も抜群です。