大連旅行のポイント
どんな街?
大連は中国の東北に位置する海に面した都市で、中国で最もきれいな町と言われています。満州時代には多くの日本人が住んでおり、日清戦争後はロシア人によって都市が形成されました。美しい山々の風景があるほか、歴史的建築物群やビル群も見られます。
見所は?
遼寧には旧・満鉄付属地など日本人にとって懐かしさを感じられるスポットが残されています。一面に広がるマツナが真っ赤に高揚する紅海灘風景区、世界遺産に登録された瀋陽故宮、グルメやショッピングが楽しめる中街など、見所満載です。
おすすめのグルメ
遼寧の沿岸部では新鮮な魚介類を使った料理が主流で、内陸部の瀋陽市では活章魚(タコの踊り食い)も名物となっています。粉食も多く、餃子の歴史の長い瀋陽市では皮が薄くやわらかいのが特徴。鶏骨架(鶏ガラを調理したもの)も地元ならではです。
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大連でおすすめの観光スポットを紹介!
■大連賓館 (Dailan Hotel)
最初に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「大連賓館 (Dailan Hotel)」。こちらの建物は1900年代初頭から終戦まで南満州鉄道が経営していた旧ヤマトホテルでした。設計者は日本人。
その重厚なたたずまいはルネサンス様式のヨーロピアンクラシカルです。夜はライトアップもされて中山広場の中でも注目建築物となっています。現在は「大連賓館」として営業していて三ツ星ホテルとして宿泊もできるので大連の歴史をじっくりと味わいたい方にはおすすめです。
大連賓館 (Dailan Hotel)
- 中国遼寧省大連市中山区中山広場4号
■中山広場
次に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「中山広場」。大連市東部の中山区に位置し、観光のシンボル的スポットです。広場の直径は213メートル。そこから放射状に10本の道路が伸びており、周囲には10棟のルネサンス様式やゴシック様式などの歴史的建築物が建てられています。
周囲の建物は「大連中山広場近代建物群」と呼ばれており、前述の大連賓館もその一部に数えられています。美しい広場と荘厳な建物群は必見です。
中山広場
- 中国遼寧省大連市中山区中山広場
■203高地(にひゃくさんこうち)
3番目に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「203高地(にひゃくさんこうち)」。場所は大連市旅順口区。旧市街地近くにある丘陵です。海抜203メートルの位置であることから「203高地」と呼ばれていいます。
ここはかつて旅順をめぐる日露戦争の激戦地でした。戦死者も多く出たその戦争の厳しさは映画やドラマとして映像化された程です。現在は砲台やお土産物屋さんがあり、旅順を一望できる美しい景色が眺められます。観光する時は歩きやすい格好で訪れてください。
203高地(にひゃくさんこうち)
- 中国大連市旅順口区203高地
大連近郊!北京で世界遺産もグルメも楽しむ
北京は中国の首都であり、万里の長城・故宮博物院などの世界遺産や天安門広場、王府井大街、798芸術区など見どころの多い街です。壮大な歴史を持つ数々の史跡と、発展を続ける近代的な街並みの双方が楽しめる魅力的な都市でもあります。
近年の経済発展と北京オリンピックをきっかけとした大規模な開発により、観光地へのアクセスも格段と便利になりました。それでも一歩路地に入れば、所狭しと並ぶ店や独特の活気が感じられるのも北京の魅力です。
世界最長の建造物!万里の長城を歩いてみよう
万里の長城は、紀元前7世紀の春秋時代から2000年以上かけて造成された、人類史上最大の建築物です。英語では“The Great Wall”と呼ばれ、衛星写真でもはっきりと形を見ることができるほど、壮大です。東は河北省北東部の山海関から、西は甘粛省西部の嘉峪関まで、総延長は6000kmあります。北京近郊にある「八達嶺長城」と、「慕田峪長城」への行き方は簡単なので、個人でもアクセスしやすく、中国観光の定番となっています。1987年に世界文化遺産に登録され、一生に一度は訪れたい場所のひとつとして、人気を集めています。
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■大連旧満鉄本社 (South Manchuria Railway)
4番目に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「大連旧満鉄本社 (South Manchuria Railway)」。旧満鉄本社とは旧南満州鉄道会社の略称です。1906年に創設され中国東北地方のインフラ整備の基盤となった会社です。
西洋建築の重厚な造りであるこの建物は元々帝政ロシア統治時代に建築されました。その後旧満鉄が本社として改修し、現在は中国鉄路局の大連支局として使われています。内部は満鉄旧跡陳列館として一部公開されており、旧満鉄の歴史を感じられます。
大連旧満鉄本社 (South Manchuria Railway)
- 中国大連市中山区魯迅路9号
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■ロシア風情街 (Russian Appearance Street)
5番目に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「ロシア風情街 (Russian Appearance Street)」。大連駅の北側に位置する帝政ロシア時代の行政地区跡地です。「ロシア風情街」として観光地化されたのは実は2000年になってから。
古い建物の保存と新たに建物を復元してロシア風の建物が並ぶ観光地を作りました。現在はロシアの名物「マトリョーシカ」などが置いてあるお土産物屋さんが並びます。夜の観光ではライトアップも楽しめます。
ロシア風情街 (Russian Appearance Street)
- 中国大連市西崗区勝利橋北
■星海公園 (Xinghai Park)
6番目に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「星海公園 (Xinghai Park)」。星海公園は大連市の南西部に位置する公園です。公園内には砂利浜があり、夏は海水浴も楽しめます。
元々は旧満鉄が「星ヶ浦」総合リゾートとして人口浜やホテル、ゴルフ場などを整備し、別荘地としても繁栄した地域です。現在はバンジージャンプや水族館などファミリーが楽しめるリゾートとして生まれ変わっています。のんびりと観光するにはぴったりのスポットです。
星海公園 (Xinghai Park)
- 中国遼寧省大連市沙河口区中山路
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■労働公園 (laodong park)
7番目に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「労働公園 (laodong park)」。大連駅の南側に位置する広大な公園です。その大きさはなんと102万平方メートル。造園されたのは1890年代の帝政ロシア時代でそこから徐々に拡張されました。
広大な公園には緑がいっぱい。花や木など多種多様な植物が植えられ四季折々楽しめます。さらに園内にはテニスコート、遊園地、ゴルフ場などもあり、一日中観光を楽しむこともできます。
労働公園 (laodong park)
- 中国遼寧省大連市中山区解放路5号
■天津街 (Tianjin city Dalian)
8番目に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「天津街 (Tianjin city Dalian)」。大連駅から徒歩5分。中山広場からもほど近い場所にある天津街はローカルショッピングやグルメが楽しめるスポットです。
通りは地元客や観光客でいつも賑やか。屋台には手軽に食べ歩きができるB級グルメが並び、レストランでは海の幸を楽しめます。また、食べ物だけでなく日用品やお土産品の屋台も出ているのでぶらぶらとローカルな雰囲気を楽しむにはもってこいです。
天津街 (Tianjin city Dalian)
- 中国大連市中山区天津街
■旧横浜正金銀行大連支店 (中国銀行遼寧省分行)
9番目に紹介する大連のおすすめ観光スポットは「旧横浜正金銀行大連支店 (中国銀行遼寧省分行)」。中山広場にある旧横浜正金銀行の支店ビルです。1909年に竣工された歴史的建築物で戦後は極東銀行として使われ、現在も中国銀行遼寧省分行として使用されています。
大連賓館の真正面に立ち、建物の外観はルネサンス様式でクリーム色の壁に緑の屋根。シンメトリーの美しい外観は必見です。ライトアップもされる夜の観光もおすすめです。
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旧横浜正金銀行大連支店 (中国銀行遼寧省分行)
- 中国大連市中山広場9号
大連の基本情報はこちら
日本と中国の時差
中国の為替
※2024年4月26日の為替価格です
中国の気候は?エリアに合わせて服装を選ぼう!
広大な国土の中国は、地方によって寒帯から熱帯まで存在し国内でも気候が異なります。東北地方は夏でも快適、南部の広州は夏の猛暑が有名、上海は東京と似た気候です。まずは訪れる地方の気候を事前にチェックしましょう。3月下旬でもまだ肌寒い都市が多いので、ダウンを持参するのがおすすめです。4月になれば黄砂も収まり暖かくなります。7月に入ると昼間は35度を超える都市も多く、雨量も増えるので雨具を用意していきましょう。夜には気温がぐんぐん下がるので、長袖の羽織りものがあると便利です。10月になると夜の冷え込みも強まります。冬の寒さの厳しさは都市によって大きく異なりますが、マイナス10℃になる都市もあります。
本場の中華料理食べましょう!
中国旅行の楽しみの1つといえば、グルメ!世界三大料理の1つに数えられる中華料理は日本にも広く浸透していますが、やはり本場の味を楽しみたいものです。ところが一口に中華料理といっても、実は中国国内の地方によって8つに分類されるのです。中国で観光に訪れることの多いエリアで食べられているのは、そのうちの5種類。上海料理は上海蟹をはじめ魚介類を多用するのが特徴。味付けは甘めです。広東料理はフカヒレやアワビ、貝柱、牡蠣などの旨みを生かした味付けが信条。四川料理はしびれる辛さの麻婆豆腐やエビチリなどが自慢です。北京料理といえば、北京ダックは外せません。
中国の物価事情は?
アジア圏にある中国は、物価が安い国のイメージがあります。ところが近年中国は目覚ましい経済発展を遂げ、2010年の国民総生産(GDP)で日本を抜き世界第2番目に躍り出ました。それに伴い物価も上昇。特に物価が高いのは上海。次いで北京・深セン・広州の準で物価が高いと言われています。物価の高い都市は沿岸部に集中していて、内陸部へ向かうにしたがって物価は安くなります。上海など物価の高い都市では、庶民向けのレストランでも1食約800円、おしゃれなレストランになるとランチでも1600円と東京と同じくらいかかります。リーズナブルに済ませたい人には屋台がおすすめです。
中国旅行通に人気!東北エリアの魅力とは?
中国の東北部一体、遼寧省・吉林省・黒竜江省を東北地方と呼びます。戦前日本が事実上統治していた地であり、湯治は「満州」と呼ばれていたことから現在も「旧満州」と称されるエリアです。東北の主な観光地は、瀋陽・大連・長春・ハルビン・旅順。東北最大の都市である瀋陽にある「瀋陽故宮」は総面積6万㎡のスケールの大きな皇城で、世界遺産にも登録されています。大連は日露戦争の激戦地。中山広場を囲むように建てられた日本統治下における8棟の建造物は、国宝級の文化遺産です。ロシア支配下にあったハルビンでは聖ソフィア教会をはじめとする欧風建築を見たり、ロシアのお土産物を買うことができます。