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「たばこと塩の博物館」とは
「たばこと塩の博物館」は、専売品であった「たばこ」と「塩」の歴史と文化をテーマとする博物館として、日本専売公社（現・日本たばこ産業株式会社）によって設立され、1978年11月3日に渋谷の公園通りに開館しました。「たばこ」と「塩」の歴史や文化に関するテーマを中心に、それらを取り巻く時代や地域に関する幅広いテーマを紹介しています。また、多彩な企画展・特別展も開催しています。
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充実した展示内容と施設
最初に紹介するたばこと塩の博物館の見どころは「充実した展示内容と施設」。今回のリニューアルでは、「たばこ」と「塩」の常設展示室と特別展示室を、これまでの約2倍の広さに拡げ、展示内容も充実させています。広々とした明るいエントランスホールと、これまでの展覧会図録やオリジナルグッズはもちろん、スタッフが厳選した商品を新たに販売するミュージアムショップ、そして新しく視聴覚ホール、ワークショップルーム、図書閲覧室、多目的スペースなどが増設されています。
塩に関する展示
次に紹介するたばこと塩の博物館の見どころは「塩に関する展示」。「世界の塩資源」「日本の塩づくり」「塩のサイエンス」の3つのコーナーで構成されています。世界遺産であるポーランドのヴィエリチカ岩塩坑で、坑夫たちに信仰されている「聖キンガ像」を、特別許可を得て現地の岩塩を使い、現地の職人の手によって再現製作した岩塩彫刻は、今回のリニューアルの見どころのひとつです。
また、石川県能登半島で50年近く塩作りに使われてきた釜屋を移築した再現展示や、塩の性質や用途、製法などを科学の面から紹介するコーナーが新設。「いろいろ塩図鑑」は、一般に市販されている塩の原料や産地を、最新の映像システムで紹介し楽しめる展示です。
たばこに関する展示
3番目に紹介するたばこと塩の博物館の見どころは「たばこに関する展示」。「たばこ」の常設展示室は、「たばこ文化の発生と伝播」「世界のたばこ文化」「江戸時代のたばこ文化」「近現代のたばこ文化」の4つのコーナーで構成されています。日本や世界の喫煙具や美術工芸品などは、以前よりも多く展示されていて、ディスプレイも非常に凝っています。
たばこの看板やポスター、パッケージなどの実物の資料とデジタルコンテンツを組み合わせて、近代から現代までの日本のたばこの産業史を見ることのできる「メディアウォール」も登場。
また、たばこ文化の起源とされるマヤ文明の遺跡、メキシコのパレンケ遺跡に存在する、「十字の神殿」の一部などを現地の職人の手によって再現した実物大模型は、今回のリニューアルの一番の見どころです。
いかがでしたか？ 普段、特に気にせず口にしている「塩」がどのように作られているのかや、江戸時代にはいったいどんな風に「たばこ」がたしなまれていたのかなど、ほかにもためになる展示物がたくさんあります。リニューアルオープンでパワーアップする「たばこと塩の博物館」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
たばこと塩の博物館
- 東京都墨田区横川1-16-3
- 03-3622-8801
- 10:00～18:00（入館は17:30まで）
- 月曜日（月曜日が祝日、振替休日の場合は直後の平日）、年末年始（12月29日～1月3日）
- 大人100円、小中高生50円、65歳以上は団体料金50円駐車場無し
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江戸東京博物館：東京（江戸）の歴史や文化を学ぼう！
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