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オーナーシェフ“グラント・アケッツ”氏とは
1974年のアメリカ生まれ。数々の名店で修行を積み、最終的にはカルフォルニア・ナパのフレンチランドリー(French Laundry)のスーシェフ、シカゴのトリオのマスターシェフなどを歴任し、31歳の若さで彼自身のレストラン“アリニア”をオープンしました。しかし、彼が33歳のときに口腔扁平上皮ガンのステージ4と診断されてしまいます。シェフにとっては命とも言うべき味覚や舌を失う恐れがあったのですが、キモセラピーなどの治療が効果があり半年後には完治します。一時的には味覚を失ったそうですが、たった半年でステージ4からの完治し味覚も戻ったそうです。
2008年には全米のNo.1シェフに贈られるJames Beard Foundation Awardを受賞し、2010年にはミシュランシカゴの初年度版で三ツ星を獲得しています。その他にも世界各国の賞を受賞し続けています。
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独特の理論“分子料理法”
グラント・アケッツ氏が自ら命名した彼独自の理論が“分子料理法”です。以下は彼のインタビューの抜粋ですが、・・・・正直、よくわかりません。天才にしかわからない理論なんでしょうか(?)
“ある素材に何らかの力を加えて別の分子状態に変化させること=料理。という発想で、既成概念にとらわれない料理法を20年ほど前から追求してる 。素材の分子がどんな条件で変化するか検証したり、分子の結合と温度の関係を調べたり、それが料理の色や香り、味、食感にどう反映するか研究したり。その成果をもとに、新しい料理を創造してくわけです。”
予約の方法は
予約の方法も変わっていて、2ヶ月ほど前の発売日に希望日時のチケットを購入するという形式です。コース料理+ワインペアリングで一人約400ドルにサービス料18%が掛かるので、一人500ドル(約6万円)くらいになる超高級レストランですが、予約のチケットを購入するのはかなり難しいほどの人気だそうです。
独創的な料理の数々
コース料理の前菜からデザートまでがまるでエンターテイメントのようで、舌だけでなく目でも十分に楽しめるようにいたるところに工夫が凝らされています。また、日本の食材、柚子やワサビ、味噌なども頻繁に使われていて、名前もYuzu、Wasabi、Misoと日本語のままメニューに表記されています。100%グラント・アケッツ氏のオリジナル料理で彼のコンセプトを忠実に再現しているそうです。料理の盛られる器も特注品です。
ただの石も素敵な器になります。
見た目にも美しい60種類のガーニッシュは別皿のお肉と好きなように組み合わせて頂きます。無限の組み合わせの可能性があり、何通りもの味を少しずつ楽しめます。
これもテーブルの飾りではなくお料理の一つです。”パンプキンと何かの葉”でパンプキンの部分を食べられます。
この風船も飴でできているので食べられます。風船の中にはグリーンアップルの香りのガスが入っていて、デザートの前の口直しに出されます。風船に直接口をつけて食べるんですよ。紐の部分も飴なので食べてOKです。
デザートはテーブルにシェフが来て盛り付けてくれます。テーブル全体にシリコン製のテーブルクロスを広げ、その上にまるで絵を描くように盛り付けられていくデザートは、まさに芸術品です。そして、その一部始終を見て楽しむことができるエンターテイメントなんです。
盛り付けの最後に中心にあるチョコレートのボールを派手に割ると中からアイスクリームやチョコレートなどが飛び散って、盛り付けのエンターテイメントは完成します。
これもデザートの一つです。
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