更新日: 2023年11月21日
城下町”松江”は、水の都として知られており、また京都や金沢と並んで茶処、菓子処としても有名なことでも知られています。
街を散策すると、多くの和菓子店を見かけるはず。のんびりとお茶の時間を楽しむ時間を大切にしている地域で、毎日頂くお菓子として日常的に取り入れられている和菓子は、地元の人々にとっては大切なものです。
自ら不昧流という茶道を完成させた松江藩七代藩主でもある茶人”松平不昧公”が愛した和菓子のお店が多い事でも有名ですので、訪れた際は是非何百年もの時を越えて愛される和菓子を堪能してみてはいかがでしょうか。
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■彩雲堂 本店
はじめに紹介する松江の和菓子店は「彩雲堂 本店」。1874年(明治7年)創業の老舗和菓子店。松平不昧公の歌から命名されたという、お店を代表する銘菓は、独自の製法によってふっくらとした求肥に薄い緑の寒梅粉をつけた”若草”。
そのほか、古くから親しまれている”柚衣”も人気。こちらでは、季節の和菓子作りをベテラン和菓子職人によって教えてもらえる体験教室も開催しています。
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■一力堂 京店本店
続いておすすめの松江の和菓子店は「一力堂 京店本店」。1751~1764年(宝暦年間)創業の老舗和菓子店。初代の三津屋作兵衛が、松江藩の御用達を務めていたという歴史あるお店。
店頭には、不昧公御好みで有名な”若草”を初め、お留め菓子”姫小袖”などの銘菓や、四季を感じさせる鮮やかな和菓子が並んでいます。店主自らが行う和菓子作り(要予約)も人気があります。
■向月庵
3番目におすすめする松江の和菓子店は「向月庵」。1979年(昭和54年)創業の地元の人に愛されている和菓子店。風流堂で修業したオーナーが開いたお店です。
おすすめは、松江の伝統工芸である姫様人形の姿をした”てずさび”や、皮剥き小豆の餡を使った羊羹に栗が入っている、宍道湖の夜明けの雲を表わした”瑞雲”。そのほか、季節の生菓子も人気があります。
向月庵
- 島根県松江市苧町1-36
- 0852-26-7393
- 9:00~18:00
- 日・祝日
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