なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
アイスバブルの“バブル”は燃える!?
透明度の高い湖氷の中で無数に重なる白い気泡は、まるで水中に漂うクラゲのようでとても幻想的です。
アイスバブルは白く、氷の一部のように見えますが、実はただの氷ではないのです。
この正体は、メタンガス。湖の底に沈んだ枯れた植物や動物の死骸などが微生物によって分解されると、メタンガスが発生します。それが気泡となって湖面に浮かび上がる途中に、白く凍ったものがアイスバブルなのです。
氷の上でまさかと思いますが、正体がメタンガスな以上、火を近づければ引火します。実験が行われたこともありますが、危険なので真似しないでくださいね。
アイスバブルの聖地「アブラハム湖」
アイスバブルは北海道にも確認された場所があります。しかし条件が厳しく、美しい状態で見られるのは年に数回。カナディアンロッキーのふもと、アルバータ州のアブラハム湖はアイスバブルを見るのに最も適した場所と言われています。強い風に吹きつけられ、湖面に雪が積もりにくいことから、アイスバブルに出逢える確率がどこよりも高いそう。
以前は、アイスバブルもアブラハム湖も有名ではありませんでした。地元の写真家がアイスバブルの写真を多数公開し話題になったことで、今では有名観光スポットの1つとなったのです。このほか、バンフのミネワンカ湖やバーミリオン湖でも見るチャンスがありますよ。
行き方色々！ツアーの魅力
アブラハム湖はバンフ国立公園やジャスパー国立公園の近くにありますが、公共交通機関は通っていません。個人で行くならレンタカーを借りる必要があるため、ツアーで行くのが手軽でおすすめです。
湖の近くまで連れて行ってくれる便利なツアーもいいですが、日本の「かんじき」のような靴を履いて、クライン・リバー渓谷をトレッキングするスノーシュー・ツアーも楽しいですよ。野生動物たちと出逢いながらアブラハム湖を目指しましょう。
近年ではヘリコプターでアイスバブルを見下ろすツアーも用意されているそう。空から見る様子はまた違った趣がありそうですね。
現地に詳しいガイドさんを頼ろう！
画像提供：Katie Goldie @goldiehawn_
アイスバブルを探して自分で湖氷の上を歩き回るのも楽しいですが、やはりガイドを付けて見に行くのがおすすめです。
アイスバブルは時期や天候によって、見える場所が変わったり状態も変わります。冬の初めや終わりは氷が薄くなるので、足元の氷がピシリと音を立てて割れることも。安全のためにはガイド付きが安心ですし、現地のガイドさんは絶景ポイントにも詳しいので撮影目的の方にとっても頼もしいですね。
ブーツなどの装備を貸してくれることもあるので、事前に確認しましょう。
服装や持ち物は何に気をつけたらいい？
画像提供：Caitlyn Giorgio @caitlynicoledesigns
美しいアイスバブルを見たいなら、ベストシーズンは1月～2月初め頃です。氷が一度溶けてから再び凍ると、濁って見えなくなることもあるので、最も寒い時期が見頃になるのです。
この時期は気温が氷点下20℃を下回ることも多いので、十分な防寒対策が必要です。暖かい服装はもちろん、冬用のブーツや厚手の手袋、顔を覆えるものもあると安心です。ホッカイロや滑り止めスパイク、カメラや携帯のモバイルバッテリーなどもあると役に立ちますよ。
湖面×ロッキー山脈のコラボレーションを撮ろう
画像提供：Carmon Macleod @swissclick_photography
アブラハム湖では、気候や時期など条件が悪くなければ、誰でも簡単にアイスバブルの幻想的で美しい写真を撮ることができます。より美しい写真を撮りたいなら、ベストシーズンや気候条件が良い時を狙いましょう。
ツアーに参加すれば、ガイドさんが絶景ポイントを熟知しているだけでなく、この構図で撮りたい、この山を背景に入れたい、などの要望に応えてくれる場合もあります。インスタ映え確実な場所だからこそ、いろいろな構図を事前に想像して行きたいですね。
まとめ
画像提供：Paul Zizka @paulzizkaphoto
泡が氷の中でぷかぷかと漂うような不思議な現象、アイスバブル。地元民だけに知られていた美しいその姿は、今や世界中の写真家に愛され、カナディアンロッキーを訪れるなら絶対に外せない観光スポットになりました。
そんなアイスバブルの聖地「アブラハム湖」を訪れる際は、雄大な自然と絶景を心行くまで満喫してくださいね。
カナディアンロッキーの絶景ツアー 特集中！
トラベルブックでは全10記事に渡り、カナディアンロッキーを特集。たくさんの 絶景写真 とともに、冬の楽しみ方やオススメのスポットをまとめました。冬のカナディアンロッキーについてもっと知りたい方、ぜひその魅力をたっぷりご覧ください。
世界遺産カナディアンロッキー―山と氷の絶景ツアー特集―
- アルバータ州観光公社
- 絶景写真満載！アイスバブル、アイスウォーク、恐竜エクスペリエンス、グルメ、ショッピングetc……見どころとオススメをお届け。
観光のおすすめ記事
詳しく
【カナダ】世界で一番美しい湖「モレーン湖」の絶景に息を飲む
カナディアンロッキー - 滝・河川・湖
一生に一度は見たいと言われている世界の絶景の一つに数えられるカナダの“モレーン湖”。カナダドル紙幣の絵柄に使われていたカナダを象徴する大自然の景色の一つなんです。ユネスコの世界遺産にも登録されており、ルイーズ湖とあわせて“カナディアンロッキーの宝石”と呼ばれるほどの、非常に美しい景色を見ることができます。 そんなモレーン湖の美しすぎる景色を集めてみました。これを見たらモレーン湖に行ってみたくなること、間違いなしです！
詳しく
【カナダ】オーロラも見られるかも！星空観察はカナディアンロッキーで
カナディアンロッキー - 山・渓谷,草原・平原,滝・河川・湖,森林・ジャングル
世界遺産であるカナディアンロッキーでは、美しい星空が有名だというのは存知ですか？実は、カナディアンロッキーにある「ジャスパー国立公園」や「ウッド・バッファロー国立公園」などいくつかの場所が、「ダーク・スカイ保護区」に認定されています。人工の照明の影響を受けないようにし、暗闇を守ることで、私たちは美しい満天の星空を見ることができるのです。 その星空が一段ときれいに見えるのが冬。雪景色と星空のコラボだけでなく、運が良ければオーロラも見られるかも…!? （画像提供：Jeff Bartlett @photojbartlett）
詳しく
【カナダ】カナディアンロッキー周辺のおすすめ観光名所6選！大自然の魅力あふれる光景に感動！
カナディアンロッキー - 観光名所
カナディアンロッキーは、カナダが誇る大自然の世界遺産です。アルバータ州とブリティッシュコロンビア州、ユーコン準州を通り、バンフ国立公園とジャスパー国立公園、ヨーホー国立公園、クートニー国立公園の4つの国立公園を有しています。1万年前の氷河期から残ると言われる美しく白く輝く氷河や、まるで宝石のように美しい湖など、ここでしか見ることができない自然が創り出す素晴らしい景色は、一度見ると忘れることができない感動的なものになっています。 各旅行会社からもさまざまツアーが組まれ、世界中からたくさんの観光客が訪れる人気の観光スポットです。今回は、そんなカナディアンロッキーでおすすめの観光スポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
詳しく
【カナダ】バンクーバーでおすすめ観光スポット20選！豊かな自然が美しい街を満喫しよう！
バンクーバー - 観光名所
バンクーバーは、ブリティッシュ・コロンビア州最大の都市です。大都市でありながらも、海や山に囲まれた自然豊かな都市で、「世界で最も住みたい街」に選ばれていることでも知られています。多民族・多文化が共存している街であり、湖やビーチ、自然スポットから美術館、博物館、マーケットなどまで幅広い観光スポットがそろっており、大変魅力ある観光都市でもあります。 また、海に面しているバンクーバーは、新年な魚介の宝庫でもあり、新鮮なシーフードを満喫できるレストランも豊富！他にもハンバーガーショップにフレンチ、日本食などグルメの宝庫でもあります。今回は、そんなバンクーバーでおすすめの観光スポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
詳しく
【カナダ】ケベックでおすすめの観光スポット12選！世界遺産の町へ行こう
ケベック - 観光名所
ケベックは、北米のフランス文明発祥地として知られ、「北米のパリ」とも呼ばれている街です。公用語は、フランス語で、標識もフランス語になっていることが多く、建物、芸術、文化にも強くフランス文化が残っています。また、アメリカ・カナダの両国の中で、たったひとつの城郭都であり、その旧市街は、ユネスコの世界遺産にも登録されています。 モントリオールからは、列車やバス、車で約3時間～4時間のアクセスになっており、北米にいながらにして、ヨーロッパを刊行しているような気分を味わえる人気の街。カナダ東部観光では、ぜひ立ち寄りたい人気の観光都市になっています。今回は、そんなケベックでおすすめの観光スポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
詳しく
【カナダ】オタワのおすすめ観光地10選！緑豊かな美しいカナダの首都を堪能しよう
オタワ - 観光名所
オタワは、オンタリオ州にあるカナダの首都です。日本からの直行便は運航していないため、あまり馴染みがないかもしれませんが、街の中心には、立派な国会議事堂があり、世界遺産の運河やイギリス統治下時代に造られた美しい教会、美術館などの見どころがあり、首都でありながらそれほど大きな街ではないため、観光スポットを巡るのにも比較的便利な街になっています。 また、オンタリオ州は、メープルシロップの産地として有名で、上質なメープルシロップを使用したグルメが味わえたり、お土産として購入することができるのも魅力の一つになっています。今回は、そんなオタワでおすすめの観光スポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
詳しく
【カナダ】トロントのおすすめ観光地16選！人口550万人以上のカナダ最大都市を堪能しよう
トロント - 観光名所
トロントは、カナダで一番人口が多く、大きな街。ニューヨークにとても近いところに位置しており、「ニューヨークを小さくした感じの街」とも言われています。都会でありながらも、下町情緒溢れており、移民が多いことから移民街などもあるユニークな街です。 カナダのエンターテイメントの中心地でもあり、季節ごとにさまざまなイベントが開催されているのも魅力的。そして、何といっても、トロントと言えば「ナイアガラ滝」があることで有名！そのほかにも、美しいハーバーフロントや美術館など見どころが満載で、カナダを訪れたら外すことができない観光地になっています。 今回は、そんなトロントでおすすめの観光スポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
詳しく
【カナダ】モントリオールで訪れたい教会＆大聖堂５選
モントリオール - 建築,観光名所
カナダで唯一のフランス語が共用語のモントリオールは、フランスを中心としたヨーロッパの影響を強く受けていて、フランスで見られるような素敵な大聖堂や教会があちこちに見られます。「ノートルダム ド モントリオール大聖堂」が有名ですが、その他にもぜひ立ち寄って頂きたいお勧めの素敵な教会があるんです。 モントリオールのダウンタウンのビル群を一望できる展望台「シャレー ド ラ モンテーニュ」もモントリオールを訪れたら絶対に行ってみて欲しい場所のひとつ。そんな、モントリオールで見ておきたいお勧めの教会＋ビューポイントをご紹介します。
のおすすめホテル
