更新日: 2023年11月21日
夏場になると、猛暑に関する多くの最高記録が観測されている埼玉県熊谷市。2007年8月16日には気温40.9℃を観測し、百貨店前に設置される大温度計は、今や熊谷の夏の風物詩となっています。
そんな暑い街、熊谷ではその「暑さ」を逆に町おこしとして市全体で取り組んでいて、その一環として生まれたのが夏にピッタリのひんやりスイーツ「雪くま」です。各店舗で毎年さまざまなオリジナルレシピの「雪くま」が登場し、「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」でも上位入賞している大人気スイーツ。おすすめのお店と合わせてご紹介します。
目次
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熊谷とは
埼玉県の北部を代表する中心都市で、東京都心から60km前後、上越・長野新幹線で40分程の場所に位置しています。近年、夏の気温の高さが全国的に有名となっていて、猛暑の地としてメディアでも数多く取り上げられています。
市では夏の暑さを逆手にとった「あついぞ!熊谷 熊谷新時代まちづくり事業」を展開していて、毎年、市民団体により開催されるイベントや、シンボルキャラクター「あつべえ」を使った新商品開発などに取り組んでいます。
「雪くま」ってどんなスイーツ?
「雪くま」は、熊谷のおいしい水で作った貫目氷を、雪のようにフワフワに削り、各協賛店ごとのオリジナルシロップを使ったかき氷です。昔ながらの削り方で、食べるとフワッと溶けてなくなる食感が特徴。そんな「雪くま」には条件があり
1.熊谷のおいしい水を使った氷を使用していること
2.昔ながらの削り方によって、雪のようにふんわりとした食感であること
3.独自に考案したオリジナルのシロップや食材を使用していること
の3つの条件を満たしたもので、協賛店でなければ提供することはできません。
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どこで食べられる?
2006年に生まれた「雪くま」は、当初は12店舗のみでしたが、2014年には25店舗ものお店が協賛店となっています。毎年違うレシピの「雪くま」が登場するお店もあり、遠方からも多くの人が訪れる人気店も。「雪くま」の幟旗が協賛店の目印ですが、歩いて探すのは大変です。Webサイトであらかじめメニューや店舗情報を確認してから、行きたいお店を効率的に回りましょう。また、市内各所で「雪くまマップ」も配布されていますので、上手に利用しましょう。では、次は人気店・おすすめ店を紹介します。
■大福茶屋さわた
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「大福茶屋さわた」は歓喜院聖天山西入口前にある、築100年の建物を改装した菓子店で、甘味がいただける喫茶スペースやギャラリーも併設された雰囲気のあるお店です。こちらでは、氷の中に金時が埋められ、抹茶がまんべんなくかけられた宇治金時と、小豆の目鼻とミカンの口、アイスの耳の「白熊さん」がいただけます。「白熊さん」の耳のアイスはチーズ味、中には「さわた」自慢の「ちーず大福」が埋まっています。2014年は限定の「ピヨピヨひよこのマンゴーちーず」も登場しました。
■シノン洋菓子店
地元のおいしいケーキ屋さんとして愛されている洋菓子店で、喫茶スペースではお店で販売しているケーキなどをいただくことができます。洋菓子店ならではの「雪くま」は毎年好評で、数種類ありますが特製の「マンゴーみるく」と「桃みるく」がおすすめ。
80円プラスすると上にアイスの乗ったパフェにもできます。どちらもマンゴー、桃をそれぞれたっぷりと使ったシロップがたっぷりかかっていて、大粒の果肉がとってもジューシー。2014年はレアチーズの生クリームがかけられた「いちごレアチーズ」が好評でした。
シノン洋菓子店
- 埼玉県熊谷市新堀954-1
- 048-532-7242
- 9:00~19:30(雪くま販売時間は19:00まで)
- 火曜
■いわ瀬
八木橋百貨店近くにある、埼玉県北部地域のご当地グルメ「フライ」で有名なお店です。焼きたてアツアツのフライの後にいただく冷たい「雪くま」が最高!メニューは抹茶ミルクやあずきなどがありますが、おすすめはシンプルな「雪くまミルク」と「あずきミルク」。手作りのシロップは優しい味わいで、富士山をイメージしたこんもりと盛られたフワフワの氷とベストマッチです。自家製の小豆煮は形を残しながらも柔らかく、甘すぎずサッパリとした味わいです。
いわ瀬
- 埼玉県熊谷市鎌倉町10
- 048-522-4868
- 11:00~16:00
- 水曜