美しい海水浴場があり、観光スポットとしても人気を集めつつある興居島。白い砂浜と透き通ったビーチで海水浴を楽しめる他、愛媛らしく美味しいみかんも有名です。そんな興居島へアクセスするには松山からフェリーに乗る必要があります。松山の高浜港から興居島の由良港、泊港の二つの港行きのフェリーが出ており、この二つのフェリーは運賃などは同じですが運行時間や規模が若干異なります。フェリーが行き来する港には、観光に便利なレンタサイクルなども設置されているなど観光に便利なサービスも充実。そこで、今回は興居島へ観光に行く際に知っておきたい由良港と泊港のフェリーの違いや特徴について紹介していきます。
目次
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興居島に就航するフェリー路線
■株式会社ごごしま
【株式会社ごごしま】 高浜港（松山市）ー由良港（興居島）
高浜港と由良港をむすぶ航路をとる船舶「あいらんど」は、乗船人数260名で乗用車26台を載せることができます。所要時間は15分ほどであり、由良港からは朝の6時ごろから夜の20時ごろまで一時間に一本のペースで運行。高浜港発の便も同じペースで運行しています。正規運賃は、片道であれば大人が240円、子供が120円であり、団体では大人220円、子供110円です。定期券や回数券での販売も行われており、車両を載せる場合はサイズによって1000円台から5000円台の料金がかかります。障がい者割引などが適用される場合もあります。1989年から運行している船で、設備はいたってシンプルでありレストランなどはありません。無料WiFiの情報もありませんので注意が必要です。
※2018年7月時点での情報です。
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【株式会社ごごしま】 高浜港（松山市）ー泊港（興居島）
高浜港と泊港をむすぶ航路をとる船舶「えひめ2」は、旅客定員148名、乗用車の搭載台数21台と「あいらんど」に比べれば若干小規模です。所要時間は10分程度であり、高浜港発の便も泊港発の便も朝の6時ごろから夜の20時ごろまで1時間に一本のペースで運行が行われています。正規運賃は大人240円、子供120円であり団体の場合は大人220円子供110円です。パック料金や等級料金などは設定されていません。車両を載せたい場合には車両の長さによって料金が変わり、最も高くて5,450円ほど。短い航路を結ぶフェリーであるため、設備はシンプルであり無料WiFiなどの提供は行われておらず、レストランなども設置されていません。予約などは特に行われていません。
※2018年7月時点での情報です。
株式会社ごごしまの就航ターミナル
高浜港ターミナル
高浜港のフェリーターミナルは特に建物があるという訳ではなく、直接船に乗る乗り場が設置されているようです。フェリーの運行時間になると乗り場にフェリーがきて、そこから直接乗り降りするシステムが取られています。周辺には駐車場が設置されており、高浜港駅などもあってアクセスが便利なのが特徴。船を待つ場所がないため周辺で乗船まで時間を潰す必要があります。
高浜港
- 〒791-8081 愛媛県松山市高浜町2丁目
- 089-961-2034
由良港ターミナル（興居島）
由良港のフェリーターミナルも建物などが用意されているという訳ではなく、船が乗り入れる場所というシンプルな機能のみです。運行時間にフェリーが停船し、乗客は直接船に乗り込みます。港では自転車のレンタルが行われており、観光をするさいに便利であるため多くの旅客が使用します。周辺にはいくつか駐車場も設置されています。
由良港
- 〒791-8092 愛媛県松山市由良町1165−3
- 089-961-2034
泊港ターミナル
泊港ターミナルも、待合室などのターミナルビル的な要素はなく船舶が往来する場所といったスポットです。運行時間にはフェリーが停船し、旅客は船に直接乗船します。港にはトイレくらいしかないため他の場所で時間を潰すのがおすすめ。周辺には公園があるため、子供づれの家族などは公園で待つことも多いようです。駐車場はいくつか周辺にあります。
泊港
- 〒791-8093 愛媛県松山市泊町
- 089-961-2034
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