東京からのフェリーはどこへ行く？ 東京から行く船の旅

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東京の竹芝埠頭からは、徳島や九州、伊豆諸島に小笠原諸島といった、近場から遠方まで様々な場所とつながっているフェリーが毎日行き来しています。ここでは、そんな竹芝旅客ターミナルから出航している「オーシャン東九フェリー」「東海汽船」「小笠原海運」の3社のフェリーの概要とターミナル情報を、それぞれ簡単に紹介しています。近隣の島々を気軽に行き来できる高速ジェット船から、充実した館内設備の大型客船、海の旅を存分に満喫できる長距離フェリーなど、船の種類も様々です。ゆったり快適に過ごせるフェリーを利用して、移動時間も楽しい旅行にしませんか。

東京に就航するフェリー路線

■オーシャン東九フェリー

【オーシャン東九フェリー】東京ー徳島ー北九州

東京を出発して徳島を経由し、北九州まで向かうフェリーです。下りは1日目の夕方に東京を出発後、2日目の昼過ぎに徳島、3日目の早朝に北九州に到着します。上りもほぼ同様で、東京から北九州まで3日間の船旅を楽しめます。6月と7月は上りと下りが1日1便ずつ運行していますが、2週間に1日、休航日が設けられているので注意が必要です。
北九州から東京までの運賃は、二等洋室利用で1人17,400円、6歳以上12歳未満は半額、学割や往復割引もあります。別料金で個室も利用できます。自動車を乗せる場合は、運転手1人分の運賃を入れて1台26,290円〜です。なお、これは2018年6月時点の情報です。船内にはバスルーム、コインランドリーのほか、パウダールーム、リラクゼーションルームやコインロッカーキッズルームなどの便利な設備もあります。売店はなく、食料などは自動販売機で購入できます。

オーシャン東九フェリーの就航ターミナル

東京（有明）のりば

東京のターミナルは車で行く場合、レインボーブリッジからだと台場出口で降り、首都高速湾岸線を利用する場合、千葉方面からは有明出口で、横浜方面からは臨海副都心線出口で降ります。交通機関を利用するなら国際展示場駅から送迎ワゴンタクシーが出ており、所要時間は約6分ほどです。施設内には広々とした待合ロビーや自動販売機、授乳室なども完備しています。

徳島（沖洲）のりば

徳島のターミナルは、徳島市東沖洲にあります。徳島自動車道の徳島市ICから車で約15分、駐車場はターミナル周辺に市営のものがたくさんあります。電車だとJR徳島駅まで行けば、オーシャン東九フェリー行きのバスが、6番乗り場から運行しています。ターミナルの内部にはお土産物を買える売店などはないので、必要なものは事前にそろえておくのをおすすめします。

北九州（新門司）のりば

4つ並んだ建物の内、北側に位置する3階建ての建物です。自動車でアクセスする場合、九州自動車道の新門司ICで降り約6分、山口方面からは新門司ICが利用できないので、門司ICで降り約12分です。交通機関を利用する場合は、JR門司駅からフェリーの時間に合わせて有料の乗合いタクシーが出ています。施設内に売店はなく、必要なものは隣のターミナルビルか徒歩10分のコンビニでそろえましょう。