【関東エリア】東京近郊で流しそうめんが楽しめる店６選！夏の風情を感じよう

更新日: 2024年4月19日

夏の風物詩といえば流しそうめん！ 長い竹の上から流れてくる冷たいそうめんをめんつゆでさっぱりいただく....暑い夏を乗る切るのにもってこいの、みんなが大好きなメニューですよね？ 実はそんな流しそうめんを都内近辺で食べられるお店は非常に稀で、数が少ないんです。そこで、この夏は知りたい行きたい！ という方に必見のどこよりも早い耳寄り情報をご提供。少ない数の中からさらに厳選した流しそうめんができる東京近辺おすすめのお店をご紹介したいと思います！

長瀞渓谷を一望できる食べ放題のお店をはじめ、落ち着いた雰囲気や佇まいのあるお店や、リーズナブルにイベントとして盛り上げたい方など、用途とシーンに合わせてお選び下さい。デートの利用はもちろんのこと、夏休みの家族旅行にもみんなでワイワイ最高の思い出になります！ 今年の夏は流しそうめんで決〜まりっ！！

食べる前に知っておきたいそうめん情報

そうめん、ひやむぎ、うどん、きしめんの違い

そうめん、ひやむぎ、うどん、きしめんの明確な違いは、麺の太さにより分けられています。そうめんは長径1.3mm未満、ひやむぎは長径1.3mm以上1.7mm未満、うどんは長径1.7mm以上、きしめんは幅4.5mm以上厚さ2.0mm未満と、JAS規格の乾めん類品質表示基準で決められています。手延べ製法の場合は多少異なりますが、現在主流の機械製法麺の場合、このような分類となります。

そうめんの種類

そうめんには大きく分けて、手延べ麺と機械麺があります。手間ひまかけて作られる手延べそうめんは、小麦粉と食塩、水を混ぜ合わせて、食用油を使ってひねりながら延ばしていきます。そうすることで、細くて美しく、程よいコシがある麺に仕上がります。機械麺は、機械を使って生地をうすく延ばして、細く切って乾燥させます。大量生産できるので、比較的安価で販売されています。主に手延べそうめんは贈答用、機械麺は家庭用として親しまれています。

流しそうめん体験のマメ知識

流しそうめんのルーツ

流しそうめんの発祥の地として有名なのが、宮崎県高千穂町。昭和30年前後に、高千穂峡の冷水と竹を使った流しそうめんをアピールして、人気が広まったといわれています。鹿児島県指宿市の唐船峡ではじまったとされる回転式のそうめん流しも、流しそうめんのルーツといわれています。いずれもきれいな水がわきでているエリアなので、流しそうめんにとって、天然のおいしい水は不可欠な素材といえます。

流しそうめんの楽しみ方

流しそうめんは、お店によってスタイルが違うので、おでかけ前にしっかり調べておきましょう。竹などを使ったスライダー式なら、迫力満点の流しそうめんが楽しめます。小さな子ども連れの場合は、回転式の流しそうめんの方が、そうめんが取りやすくて、子どもたちも飽きずに楽しんでくれます。そうめんだけでなく、地元特産の川魚や天ぷらのほか、バーベキューなどと一緒に流しそうめんを楽しむのもおすすめですよ。

東京の近郊で流しそうめん体験をするなら

東京の周辺でも、自然の中で流しそうめんが楽しめるお店はたくさんあります。涼しげな水辺で冷たいそうめんを食べれば、夏バテ知らずで夏をより楽しめますよ。東京都内はもちろん、埼玉の長瀞や千葉の八千代市、茨城の大子町、栃木の益子町など、東京からでもアクセスしやすいエリアばかりです。その土地ならではのグルメも合わせて楽しめるので、気軽におでかけしてみてはいかがですか。

東京都

■鮒宿 (調布)

最初におすすめする関東の流しそうめんスポットは「鮒宿」。京王線柴崎駅の八王子方面側出口より右方向に徒歩5分。鮒宿はメイングリーンゴルフ練習場の中にあり、定食や季節料理などシチュエーションに応じた営業を行っています。入り口からも趣があり、どこか懐かしい感じがする店内。このお店の醍醐味は本格的に楽しめる流しそうめんです。

長い専用の竹に自分たちでそうめんを上から流すセルフ形式。流しそうめんを頼むとそうめんのほかにも、トマトや天ぷらの盛り合わせなどが一緒に出てきてボリュームたっぷりです。 天ぷらも色々な野菜が盛りだくさんで大満足。そうめんのつゆもさっぱりと、絶妙なバランスで麺と絡んで相性抜群です。薬味はネギ・しょうが・大根おろしとあり、味を変えていろんな味を楽しめます。お座敷で和の雰囲気を味わいながら、ゆったりと流しそうめんを楽しみたい方におすすめです。

埼玉

■花のおもてなし長生館 流しそうめん処 (長瀞)

2番目におすすめする関東の流しそうめんスポットは、旅館「花のおもてなし長生館」の敷地内にある食事処で、昭和天皇陛下と皇后陛下の行幸もあったほどの老舗。目の前に長瀞の渓谷美が展開する素敵なロケーションで夏季限定の流しそうめんを堪能できます。幼児は600円、大人（小学生以上）はひとり1,200円で食べ放題という家計にうれしい良心価格。 薬味とつゆは真ん中に置いてありこちらも取り放題。長葱、揚げ玉、大葉、わさび、生姜が提供されています。1人1つまでのレモンは暑い日にぴったり。秩父ラムネは200円です。

こちらのお店の名物「ずりあげうどん」もご一緒にいかがでしょうか？ スタッフの方が流してくれるそうめんをアトラクション的に家族で取り合いながらいただくおいしい流しそうめんは、夏の最高の思い出になります。風情ある長瀞でのランチにおすすめの店です。
流しそうめんの営業は4月末から10月頃の期間限定で、週によって営業日が変わるので訪れる前に必ずチェックしてくださいね。

千葉県

■ボンゴ ヴィラ (八千代緑が丘)

続いて紹介する関東の流しそうめんスポットは「ボンゴ ヴィラ」。口コミでの評価が高い、今まであまりなかった持ち込み専用バーベキュー場です。八千代緑が丘駅南口から徒歩8分のところにあります。好きな食材や飲み物を自由に持ち込んで、大人1人4時間1000円。広々としたスペースで、手持ち花火や水鉄砲、ペットの同伴もOKなんです。

そして、名物の流しそうめんは全長8mを誇る長さが大人気。ゆでたてのそうめんは、とってもおいしいと評判です。都内にはないタイプで、みんなで囲めば、盛り上がる事間違いなし。リーズナブルかつイベント的な面でお探しの方はココで決まり！ 週末は人気で混みやすいので予約をおすすめします。

茨城

■月待の滝 もみじ苑 (大子町)

4番目におすすめする関東の流しそうめんスポットは「月待の滝 もみじ苑」。滝を見ながらそば・流しそうめんが楽しめる、自然豊かな場所にあるお店です。東京から車で2時間半ほどの場所にあるので、日帰りでちょっと遠出したいという人にもぴったりです。駐車場に車を置いてから、遊歩道を2〜3分歩いて到着するログハウス風の建物。店内のテラス席からは17mもの落差がある「月待の滝」が見られ、滝の水音に涼を感じながら冷たいそばやそうめんを食べられます。

流しそうめんは、大人1000円、子供700円（小学生まで）で食べ放題。つゆのおかわりは350円。なんと特許を取ったという、滝やトンネルを模した特別な仕掛けの上をそうめんが流れてきます。最後にはデザートも流れてくるので、最後まで目と舌と両方とで楽しませてくれます。また、夏季限定で天然氷のかき氷も食べられ、そちらも評判です。

栃木

■岩保流しそうめん店（栃木）

続いておすすめする関東の流しそうめんスポットは「岩保流しそうめん店」。東京から車で1時間30分ほど、気軽な遠出で流しそうめんを楽しめるお店がこちら。平野部にありますが、お店の周辺は木々に囲まれたのどかな風景で、夏には見た目でも涼しさを感じられます。流しそうめん機は、大きな金だらいのような装置の中をぐるぐると回るタイプ。家庭用の流しそうめん機よりも大きく迫力があり、最も大きなものは10人まで対応できます。

流しそうめんは1人前560円。このお店には、一般的なつけだれのほかに味噌だれも用意されているのが珍しいところです。さっぱりとしたそうめんと味噌だれがよくからみ、新鮮な夏の味を感じさせてくれるでしょう。また、おおぶりの唐揚げやおしんこの盛り合わせ、イカの丸焼きなどのサイドメニューも人気です。

■大川戸ドライブイン（益子町）

最後におすすめする関東の流しそうめんスポットは「大川戸ドライブイン」。焼き物の町として知られる栃木県の益子町にある、流しそうめんの人気店がこちら。一年を通して流しそうめんが食べられるとあって、時期外れにも流しそうめんを求めて多くの人が訪れます。お店の近くには釣ってすぐに食べられるマスの釣堀や関東唯一のペイントガン射撃場、サバイバルゲームフィールドなどがあり、遊びも存分に楽しめます。

流しそうめんは、各テーブルに備え付けられた回転式、1人前500円で食べられます。流す水に地下水を使っており、新鮮な水と合わさって絶品だと評判です。栃木の名物でもあるちたけうどん（10月〜4月）も食べられるほか、沢ガニの唐揚げや山菜など山の幸料理がもりだくさんで、ドライブインとは思えないほどの充実ぶりです。

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