一生に一度は訪れたい古都ジョグジャカルタ周辺の壮大な遺跡群

プランバナン遺跡（Candi Prambanan)

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ジョグジャカルタ市の東15キロのプランバナン村に建つ遺跡群。中央に鎮座するシヴァ神を祀ったお堂は高さ47メートルを誇り、ロロ・ジョングラン「妖艶な女性」という意味の呼び名があるほどインドネシアで最大で、最も美しいチャンディといわれています。夕景のプランバナン遺跡は、チャンディの形から燃え立つ炎の様に見えて幻想的。各お堂や回廊には詳細なレリーフが刻まれており、「ラーマヤナ」の物語を辿って歩くのもおすすめ。ジャワ富士ともいわれるムラピ山の噴火や地震によって260基近くあった大小のお堂は土台部分を残し崩れてしまい、現在も修復工事が続けられています。

ボロブドゥール遺跡（Candi Borobudur）

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ジョグジャカルタの玄関口、アジスチプト国際空港から車で約1時間のところにあるボロブドゥール遺跡は、曼荼羅を立体的にしたような構造の世界でも珍しい仏教遺跡。下から4段ある回廊には、ブッダの一生を彫ったレリーフがあり、巡礼者はこれを見ながら上段まで登って行ったそうです。上3段にはストゥーパが円形に並び、中には仏像が納められています。その中の1つは、菱型の小窓から手を入れて、中の仏像に触れられたら願いが叶う、といわれ観光客に人気のパワースポットになっています。　　　　バリからの日帰りツアーもありますが、日の出や夕景が素晴らしいスポットなのでたっぷり時間を取ってボロブドゥール遺跡に隣接したホテル、もしくはジョグジャカルタ市内に宿泊しての観光がおすすめです。

クラトン（keraton)

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ジョグジャカルタ市街地の中心にあるクラトン（王宮）には、現在もハメンクブオノ10世とその家族が暮らしています。一部は開放されていて観光客も見学できますが、折角見学するなら、ガイドさんの説明があるとより楽しめます。注意したいのは服装です。王のお住まいにお邪魔するのですから短パンにタンクトップはNGです。敷地内にいる民族衣装を着た人たちは王の家臣で、代々王宮に勤めて細かく決められたそれぞれの仕事に従事しています。ジョグジャカルタ特別州の州知事も兼務するハメンクブオノ王ですが、庭に出ていらっしゃることもあるそうです。