更新日: 2024年3月25日
奈良では昔から「大和の茶粥」という言葉があり、日常的に食されていたと言われる茶粥。お米をお茶の袋と一緒に炊いただけのシンプルな料理で、奈良漬などの付け合わせと一緒にいただきます。
今回はそんな、奈良の郷土料理とも言える茶粥を味わえるお店を4店舗ご紹介します。いずれも観光スポットや散策エリアから近いので、アクセスしやすいのも魅力です♪
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■味亭 山崎屋
最初におすすめする奈良の茶粥は「味亭 山崎屋」。近鉄奈良駅から駅前の"ひがしむき商店街"を歩くこと約3分。向かって左手に見えるのが創業100年を超える奈良漬の専門店です。味亭 山崎屋はその奥にあります。こちらでは、その月々の旬の素材を使用した月替わりのご膳や、奈良の食材を使用した郷土料理を味わうことができます。
茶がゆ御膳(2,160円)は、茶がゆ・八寸・小鉢・お漬物・わらび餅がセットになっており、香り豊かなほうじ茶の茶がゆを味わえる御膳になっています。
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■塔の茶屋
次に紹介する奈良の茶粥は「塔の茶屋」。以前は世界遺産の興福寺の境内にありましたが、2016年に南城戸町へ移転しました。メニューは茶がゆ弁当(2,160円)と茶がゆ懐石(5,000円~)のみで、地元産の野菜の炊き合わせや胡麻豆腐などが付いてきます。こちらも懐石の内容は毎月変わるようです。
ほうじ茶の茶がゆが多いですが、こちらの茶がゆは緑茶で炊いたもの。お土産に最適な1食入りの茶がゆのセットも販売しており、塔の茶屋の味を家庭でも気軽に味わうことができます。
■月日亭 近鉄奈良駅前店
続いておすすめの奈良の茶粥は「月日亭 近鉄奈良駅前店」。近鉄奈良駅から歩いて1分。駅前にある成城石井が入っているビルの2階にあるお店です。月日亭の本店は春日奥山にある料理旅館で、他にもいくつかの店舗を展開しています。茶がゆが含まれている大和茶粥膳(2,700円)の他に季節御膳(1,800円)や、季節によっては花見弁当(1,980円)などもあります。
ほうじ茶で炊く茶がゆは注文を受けてから炊き始めるため、提供までに30分くらいはかかります。もちろん、こんにゃくの刺身などの料理は先に提供可能ですので、それらを食べながら茶がゆの完成を待ちましょう。駅チカですが、時間には余裕を持って訪れたいですね。
月日亭 近鉄奈良駅前店
- 奈良県奈良市東向中町6
- 0742-23-5470
- 11:00~22:00
- なし
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