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■不退寺
最初におすすめする佐保・佐紀路のお寺は「不退寺」。奈良市法蓮町にある真言律宗の寺院です。寺というよりは王朝風の優美さにあふれていて、平安朝の貴族住宅をしのばせるたたずまいです。847年に建立された在原業平の理想の女性像・聖観音立像が安置されて、不退転法輪寺としたのが始まりといわれてます。
そのため、別名「業平寺」とも呼ばれています。本堂に安置されている聖観音像と五大明王像、南大門、本堂、多宝塔も重要文化財に指定されてされています。明治初年の廃仏毀釈によって、境内が荒れてしまったので、昭和40年頃より本格的に庭園整備を行い、500種類以上の植物や花が一年中途切れる事なく咲いているのも見処です。
不退寺
- 奈良県奈良市法蓮町517
- 0742-22-5278
- 9:00~17:00
- 不定休
- 拝観料 2番目におすすめする佐保・佐紀路のお寺は「法華寺」。大人500円、中高生300円、小学生20円
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■法華寺
聖武天皇の皇后である、光明皇后が建立しました。東大寺が全国の総国分寺であったのに対し、こちらの法華寺は総国分尼寺と位置づけでした。伽藍のうち、本堂 鐘楼堂 南門は重要文化財に指定されています。
法華寺の本尊にある国宝「十一面観音像」は堂の厨子内に安置されており、通常は非公開のため見ることができませんが、春と秋に期日を限って開扉日がありそのお姿を拝見できます。光明皇后は仏教を厚く信仰された慈悲深い方で社会福祉に大変貢献なさった方で光明子といわれるくらいの光り輝く美貌だったそうです。その美しさ故に光明皇后の姿を模してつくったといわれております。
法華寺
- 奈良県奈良市法華寺町882
- 0742-33-2261
- 9:00~17:00
- なし
- 拝観料 大人500円、中学生300円、小学生200円
■海龍王寺
3番目におすすめする佐保・佐紀路のお寺は「海龍王寺」。天平の古刹“海龍王寺”は、遣唐使で嵐の中、唐より無事に帰国した玄昉(げんぼう)が初代住持となったことで遣唐使の航海安全祈願を営むため、今も留学前の学生などが参拝に訪れています。飛鳥時代に毘沙門天を本尊として建てられた寺院を、天平3年(731)に光明皇后により海龍王寺として、あらためて創建されました。
境内には創建当初からの建物である西金堂(重要文化財)と、堂内に安置されている五重小塔(国宝)があります。西金堂内に安置されているこの五重小塔は、相輪を含む総高4.01メートル(相輪を除く高さは2.85メートル)の小さい塔ですが、工芸品ではなく「建造物」として国宝に指定されています。
海龍王寺
- 奈良県奈良市法華寺北町897
- 0742-33-5765
- 9:00~16:30
- 悪天候時、8月12〜17日、12月24日〜31日
- 拝観料 大人400円、中高生200円、小学生100円
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