【セブ島】ジンベイザメとの遊泳体験ツアーの前に知っておきたいオスロブの歴史とジンベイザメの生態！

この記事を監修するのは

オスロブってどこ？オスロブの基本情報

オスロブの場所や気候・ベストシーズンについて紹介します！

オスロブの場所

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セブ島とは、フィリピン中部にある ビサヤ諸島 にある島で、南北に225kmと長く伸びる大きな島です。

周囲には小さな島々が浮かんでいて、セブ島に旅行に行くと言えばだいたいがリゾート地として有名なマクタン島に行くと思いますが、オスロブは、このながーい島の 最南端 に位置し、セブ島の中部に位置するマクタン島からは約130km離れ、車で3時間半から4時間かかる場所にあります。

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オスロブ気候・ベストシーズン

セブ島の ベストシーズンは12月から2月ごろ のいわゆる冬の時期です。この期間は乾季なので、カラっとしていて、気温も低く過ごしやすい季節です。

マリンアクティビティ中心で過ごす場合は、雨期を避ければどの時期にいっても問題なしです！

雨期は6月ごろから11月ごろ で、この時期は1日のどこかで激しいスコールが起こります。セブ市内やマクタン島より、オスロブの方が、 激しく降る 傾向にありますので、注意して下さい。

また、8～11月は台風の時期でもあります。直撃することは少ないですが、天気予報に注意してくださいね！

オスロブの歴史って？ジンベイザメツアーが人気になるまで

メインのオスロブ観光の歴史の説明です。

ジンベイザメの遭遇率99％ と言われるオスロブですが、なぜそんなに高確率でジンベイザメに会えるのでしょう？ジンベイザメの生態や人々の暮らしと共に、オスロブの観光の歴史をまとめました。

オズロブにやって来るジンベイザメの生態

普段ジンベイザメは、赤道を超えない範囲で太平洋を大きく回遊する生き物です。回遊とは、一つの場所にとどまらず、ぐるぐると一定範囲を旅し続けている生物の事を言います。

そして、ジンベイザメはどこで出産し、どうやって大きくなっているのかも解明されていない、 謎の多い生き物 でもあります。

オスロブに生息するジンベイザメはどれも中型のジンベイザメ。この事から、オスロブに住み着いているのではなく、あくまで回遊の途中に必ず立ち寄る休憩所のような場所だと思われます。

ジンベイザメがくる理由は？

では、なぜジンベイザメはオスロブに必ず立ち寄るのでしょうか？それは餌となる大量のオキアミやプランクトンがこの海域には多く生息しているからです。

オスロブの漁師とジンベイザメの関係

フィリピンでは、オキアミの調味料がよく料理に使われます。

このオキアミを採るため、または他の魚の漁に使う餌とするためにオキアミを捕っていました。そして、余ったオキアミや、中型の魚を捕獲する為に、撒き餌として、オキアミを撒いていると、いつからか、ジンベイザメがその撒き餌のオキアミを食べに来るようになったのです。

昔は、ジンベイザメも捕獲して食べていたようですが、今は政府により大型のサメ類の捕獲が厳しく禁止されています。この為漁師は大きな収入源がなくなり、困っていたところで思いついたのが、このジンベイザメを観察するツアーだったようです。

ジンベイザメの保護にも取り組んでいる！

オスロブの街の人達は、むやみやたらと観光としてジンベイザメのツアーを開催しているわけではありません。
ジンベイザメの保護にも取り組んでいて、ジンベイザメの生態や特性に人間側があわせるようにしています。

私たちも楽しく、またジンベイザメがオスロブの地を嫌がらないように最大の工夫をしてツアーを開催しています。

ジンベイザメの餌

ジンベイザメの餌付けに成功しているとはいえ、観光客の為に餌をいつでもいくらでもあげているわけではありません。

オスロブ街では 自主規制 でオキアミが浮上してくる時間とは少しずらした 午前中にのみ ジンベイザメにオキアミを与えています。

またその量もジンベイザメが1日に必要とするオキアミの量から考えて、ごく少量のオキアミしか与えないように規制しています。

ジンベイザメにとってはおやつ程度のオキアミです。そのため午後からは自分でどこかへご飯を食べに行くので、ツアーも開催されていませんし、ジンベイザメの姿も見当たりません。

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