【鹿児島】神秘の森に心奪われる！ 屋久島で必見の観光スポット５選

■白谷雲水峡

最初におすすめする屋久島の定番観光スポットは「白谷雲水峡」。白谷川の上流に位置する、壮大な自然が残り神秘的な苔むす森として屋久島を代表する人気スポットの白谷雲水峡。

標高600～1100mにある、屋久杉や照葉樹などの原生林を観賞でき、ハイキングやレクリエーションなどが気軽に楽しめるスポットです。「もののけ姫」で原始の神が住む神秘的な森のモデルとなり、珍しい地床植物の緑に覆われ、霧が多く発生し幻想的な雰囲気を楽しめます。

また、巨大な森の中には、2つに分かれたくぐり杉などの屋久杉や白たえの滝、飛流おとし、さつき吊り橋など見どころも豊富に揃っています。体の小さなヤクシカやヤクシマザルなどの動物にも出会えます。屋久島のパワーを体いっぱいに浴びながら日ごろのストレス解消にもってこいのスポットです。

■ヤクスギランド

2番目におすすめする屋久島の定番観光スポットは「ヤクスギランド」。安房から約16km、標高1000～1300mに広がる自然休養林にある自然散策コースです。

広大な森の中には、子供でも歩けるコースからハードなコースまで4コース(30分、50分、80分、150分)が設置されています。体力や興味に合わせてコース選びができますよ。150分のハードコース以外は木道が敷かれ、雨の日でも訪れることができます。

自然そのままの森の魅力を感じ、霧に包まれる多くの橋、小川のせせらぎなど森と人の歴史を自然と感じられるスポットです。電波が届かないので携帯が使えず(休憩所の外の公衆電話は使用可能)、トイレがないなど不便はありますが、訪れた人のほとんどが来てよかったと絶賛のスポットです。150分のコースや、説明を聞きたい方などはガイドさんを依頼することをおすすめします。

■ウィルソン株

3番目におすすめする屋久島の定番観光スポットは「ウィルソン株」。縄文杉に向かう途中の標高約1030mに位置する切り株。樹齢約3000年、切り口の幹の周囲が13.8mもある巨大な切り株です。

切り株の中からハートが見られることで人気のスポットです。およそ300年前に、大阪城建築の際に、豊臣秀吉の命によって伐採されたと伝えられています。もし、切られずにそのまま育っていたら屋久杉より樹齢が長かったともいわれています。

1914年に訪れたアメリカの博士ウィルソン氏がこの杉を紹介したことでウィルソン株と名付けられました。切り株の中は10畳ほどですがバッチリハート型が見える所、斜めを向いているハート、ダイヤの形など場所によって色々な形が見えて楽しいですよ。伐採後300年たった今もなお、朽ちることなく立派な存在感を見せる切り株を訪れてみませんか？ キュートなハートと出会うことができますよ♪