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■スモーブロー (Smørrebrød)
はじめに紹介するデンマーク料理は「スモーブロー (Smørrebrød)」。デンマークでよく見るオープンサンドイッチがスモーブローです。薄くスライスされたライ麦パンにチーズやハム、サーモン、卵などお好みの具材を乗せた料理です。サンドイッチといっても日本人の感覚と異なる大きな点は、ナイフとフォークを使って食べる点です。
具材がたっぷり乗っているのでナイフとフォークを使わないと食べにくいとも言えます。見た目も華やかで味も想像がつきやすいので、デンマーク料理に馴染みのない日本人でも食べやすい料理です。デンマークの人々は昼食として食べることが多いようです。
■ニシンの酢漬け (marinerede sild)
続いておすすめのデンマーク料理は「ニシンの酢漬け (marinerede sild)」。デンマークでこれでもかと良く見るのがニシンです。メニューを見ても「sild」と記載されているものが必ずあります。コースメニューの前菜として多く出るほか、様々な料理に加えられる形でもニシンはよく登場します。酢漬け以外にもニシンのフライも大人気です。その他カレー風味にアレンジしたものもよく見られます。デンマークに行ったら一度は食べておきたい定番メニューです。
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■フリカデラ (Frikadeller)
3番目におすすめするデンマーク料理は「フリカデラ (Frikadeller)」。デンマーク流のミートボールやハンバーグをフリカデラといいます。豚肉や仔牛の肉に香辛料や玉ねぎのみじん切りを加えた優しい味の料理です。
デンマークでは大きなお皿に大量のフリカデラを盛り付け、家族みんなで分け合うのが一般的です。つけあわせにはマッシュポテトや茹でたジャガイモがよく使われます。小さなお子様でも食べられる味付けなので家族でデンマークを訪れる方にも人気です。
■フレスケスタイ (Flæskesteg)
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次に紹介するデンマーク料理は「フレスケスタイ (Flæskesteg)」。デンマークのクリスマスシーズンに欠かせないのがフレスケスタイです。これはいわゆるローストポークですが、特徴としてはオーブンで皮がパリパリに焼き上げられていることです。外はパリパリ、中は肉汁があふれるほどジューシーに仕上げます。
食べる際には薄くスライスし、グレービーソースをかけて食べてください。つけあわせは店によって異なりますが、酸っぱい赤キャベツやジャガイモなどが多く見受けられます。
■リスアラマン (Ris a la mande)
最後に紹介するデンマーク料理は「リスアラマン (Ris a la mande)」。フレスケスタイがクリスマス時期の定番料理ならば、リスアラマンはクリスマス時期のデザートです。これはなんとお米とクリームを使ったプディングになります。バニラやアーモンドも加えて作られるリスアラマンはチェリーソースをたっぷりかけて食べる伝統的なデザートです。
デンマークの人々はクリスマスイブに家族で集まりリスアラマンを食べます。中には一つだけアーモンドがまるごと入っており、それが当たった人はプレゼントをもらえるという心温まる行事もあるそうです。
いかがでしたか? 少し酸っぱめなつけあわせが多いのがデンマーク料理の特徴ですが、意味の分からない見た目の料理はほぼないので、躊躇せず食べやすいのがうれしい点です。家庭の雰囲気を楽しめる素朴な味わいの料理で、デンマークの食文化を味わってみてくださいね。