格安航空会社(LCC)の就航が近年相次いでいる日本の旅行環境。旅行者にとっては歓迎すべき流れですが、運賃体系がちょっと複雑だったり、通常の航空会社では当たり前のサービスが省略されていたり、飛行機への搭乗口が遠かったりと、すこし戸惑う場面もあるかもしれませんね。こちらではLCCのなかでも羽田空港と新千歳空港を中心に路線を広げている「AIR DO(エアドゥ)」のサービスを紹介しながら、就航している空港ごとに他社と料金を比較しながら最安値のチケットをゲットする方法をご紹介します!
目次
なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
■エアドゥ (AIR DO)とは
AIR DO(エアドゥ)は羽田空港と新千歳空港を拠点とする、北海道札幌市に本社を置く航空会社です。SKYMARK(スカイマーク)と同時期に創業した「北海道国際航空株式会社」がその前身で、道民主導・地域振興にこだわった経営を続けています。エアドゥの“DO”は、北海道の“道”と英語の動詞“do(やる)”に掛けたもの。クマの「ベア・ドゥ」がマスコット・キャラクターです。
1998年12月より、新千歳 - 羽田(東京国際空港)間で就航を開始し、北海道の各地への路線を中心に路線を拡大。道民と本州をつなぐ重要な交通便として活躍しています。一時は財政難で経営破たんに陥るなど苦しい局面も続きましたが、現在はそれを乗り越え、2013年には岡山、神戸と関西進出も果たしています。
また就航以来、重大な事故・トラブルはゼロ。これを実現しているのは、同時期に就航開始した航空会社の中ではADOだけで、安全に対して積極的に取り組む姿勢も評価されています。
AIR DO(エアドゥ)
■就航路線
1998年に新千歳 - 羽田便の運行を開始して以降、道内各地を中心に路線を拡大し、2015年8月現在、羽田・新千歳・旭川・女満別・とかち帯広・函館・たんちょう釧路・仙台・神戸・岡山で就航にしています。ANAが運航していた北海道内各地発着のローカル路線を譲り受ける形での路線開設に注力しており、地元民の移動手段として大きな役割を果たしています。今後は、中部国際空港や広島空港への就航も予定しています。
普通運賃はANAやJALより割安に設定されており、さらに各種の割引サービスの適用でおとくに利用できるのがエアドゥの魅力。「AIRDOスペシャル75」をはじめとする事前購入割引運賃や、「DOバリュー3」などの直前割引、また「道民割引」や学生割引、シニア割引など、割引制度が充実しています。
■エアドゥ 航路別 最安値カレンダー
こちらでは各空港ごとの航路別 最安値カレンダーをまとめました。エアドゥをはじめ、最安航空券を複数社から同時検索できるので、おとくにチケットを入手することが可能です。銀行・クレジットカード・コンビニ支払いに対応!
※リンク先のカレンダーに表示の価格は、エアドゥ以外の航空会社も含まれます。
東京(羽田)発の最安値航空券
札幌(新千歳)発の最安値航空券
函館発の最安値航空券
広告
女満別発の最安値航空券
旭川発の最安値航空券
釧路発の最安値航空券
とかち帯広発の最安値航空券
仙台発の最安値航空券
福島発の最安値航空券
広告
新潟発の最安値航空券
富山発の最安値航空券
小松発の最安値航空券
神戸発の最安値航空券
岡山発の最安値航空券
■機内持ち込み荷物
機内持込手荷物は、身の回り品(ハンドバッグ・カメラ・傘など)のほか、容積が55×40×25cm以内、3辺の和が115cm以内で、重量が10kgを超えないもの1個です。航空保安検査の強化・機内安全のため、持込み手荷物はなるべく最小限となるよう、航空各社も協力を呼び掛けています。
機内持ち込みサイズ、または重さがオーバーしている手荷物は手荷物カウンターに預ける必要があります。エアドゥでは規定サイズ以内のお預け荷物は無料となっているのも嬉しいポイント。具体的なお預け荷物のサイズ・重量は以下のとおりです。
・無料手荷物許容量:1人20kgまで無料
・上限:総重量100kgまで(1個当りの重量32kgまで)
・超過手荷物料金:2,500円~
・サイズ:3辺の和の合計が203cm以内
・個数:個数制限無し
■空港カウンター
エアドゥをはじめLCCのチェックインカウンターや到着口は、従来の航空会社と異なる場合も少なくありません。発着ターミナルやチェックインカウンターの場所は、空港に向かう前に確認しておきましょう。搭乗までの流れ、各空港のカウンターの場所は以下をご確認ください。
■座席について
エアドゥでは全日空の機材を使用してきた経緯があり、シートピッチ(座席の前後間隔)も他社LCCより広めに設定されていたり、機種によっては全日空のプレミアムシートを普通席で販売している場合もあります。機内での無料サービスが他社LCCと比べて充実している点も魅力です。
■機内サービス
エアドゥの機内では、ソフトドリンクの無料サービスを行なっており、ミネラルウォーター、アップルドリンク、緑茶(綾鷹)、ブレンドコーヒー、オニオンスープのなかから選ぶことができます。スープには北海道産の玉ねぎを使用するなど、“北海道色”を打ち出したサービスはここにも生きています。そのほか、サッポロクラシックビール、道産ワインなどのおつまみ付きアルコール飲料を購入することもできます。
機内販売では、飲料サービスで提供しているAIR DOオリジナルコーヒーのほか、北見産のタマネギを使用したオニオンスープ、メッセージベア・ドゥをはじめとしたエアドゥのオリジナルグッズも販売しています。
アイヌ語で「はばたく」を意味する「ラポラポ、ラポラポラ」にちなんだ月刊誌「ラポラ (rapora)」は、エアドゥが地元目線でお届けする北海道情報満載の機内誌です。クラフトビールや北海道米、地元でしか知られていないラーメン店、道産素材を使ったイタリアン、道産小麦にこだわりのパン、といったグルメやから、隠れた名品、人気のオールベルジュ(宿)、秘湯情報など、春夏秋冬ごとにおすすめの情報を楽しむことができます。
AIR DO(エアドゥ)
交通でおすすめの記事
【台湾】台北から定番観光地「九份」へのアクセス(行き方・帰り方)を徹底解説
九份 - 行き方
台湾の人気観光スポットとして日本でも知名度の高い九份。まるで映画の中の世界のようなノスタルジックな光景が広がる街で、狭い通路の両側にたくさんの歴史感じる建物が並んでいる光景がとても美しい場所です。特に素敵なのは、赤い提灯に灯りがともる夕方から夜にかけて。この時間ならではの景色を見ようと多くの観光客が集まります。九份は台湾旅行を計画している人なら誰もが知っている場所かと思いますが、実際にどのようにアクセスするかは知らない人も多いのではないでしょうか。この記事では、バスで行く方法と、電車で行く方法、現地開催のツアーを利用する方法の大きく3つあり、それぞれのポイントとメリット・デメリットを解説しています。意外とチェックを忘れがちな帰り方も紹介していますので、こちらを参考にぜひ九份を訪れてみてください。
どのルートがベスト!?東京〜鎌倉・江の島間のお得なアクセスはコレだ
鎌倉・湘南 - 行き方
鎌倉・江の島は、休日にふらっと日帰りでお出かけするのにはちょうどいい観光スポットですね。海岸ドライブを楽しみながら出かけるのもいいですが、藤沢~鎌倉をつなぐ江ノ電にのってぶらり途中下車の旅を楽しむにも、沿線は観光スポットで充実しています。鎌倉や江の島を1日満喫するのに、お得な切符があるのをご存知ですか?また、利用する列車のルートでも運賃に結構な差額があります。東京や新宿から鎌倉・江の島方面へのお出かけに便利な行き方を紹介します。
日本三名泉に行こう!群馬・草津温泉への行き方を徹底比較。
草津・万座・四万 - 行き方,高速バス
草津温泉は、江戸時代の儒学者である林羅山が、日本三名泉のひとつとして賞賛したことで広く知られるようになり、当時の温泉番付でも最高位の東大関に格付けされた日本を代表する温泉地です。 今回は東京から草津温泉への行き方をわかりやすく比較してみました。特急草津を利用すれば車内で季節限定の駅弁を味わうこともできますし、高崎線の鈍行列車を利用すれば各駅ごとに異なる発車メロディーを聞き比べることもできます。高速バス「上州ゆめぐり号」を利用すれば、乗り換えの必要がないので、ゆったりとしたシートで眠っている間に到着することができます。 最適な行き方が見つかったら、時刻表で発車時刻を調べてからお出かけください。
【東京ディズニーランド・シー】TDR駐車場の料金や開場時間、車中泊について解説
東京ディズニーリゾート - 駐車場
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーまで自動車で行く人にとって、深夜に家を出発し、早朝に到着する旅程は定番です。大人気テーマパークなだけに、駐車場の利用可能な時間や、周辺施設、渋滞情報など、さまざまな情報を仕入れておかなければ、スムーズな旅行はできません。車中泊の場合は何時にどこに到着すべきなのかや、駐車場が開くまで食事はどうすればいいかなどを知らないまま出発すると、きっと痛い目にあうでしょう。特に家族の場合、子供の体調の変化にも気を配らなければいけません。 自動車での東京ディズニーランド・シー旅行を考えている人に参考にしてほしい、東京ディズニーリゾートの駐車場情報をまとめました。(記事中の駐車料金は2017年2月現在のものです)
大阪からのフェリーはどこへ行く? 大阪から行く船の旅
大阪 - フェリー
大阪から四国、九州へ向かうには電車や飛行機、バスや車など様々ですが、フェリーでのアクセスも可能。もの凄く時間はかかりますが、海の上で非日常を楽しむ事ができ、あまり船旅を経験したことがない。という方も一度利用してみると快適さが分かり、リピートをする方も少なくない様です。また大阪南港にあるフェリーターミナルは、 どこも駅から近く、アクセスが非常に便利と高評価です。船内にはレストランや売店、ラウンジなどがあり、新しい旅客船には、屋外に露天風呂が作られている船もあります。運賃も大部屋の利用なら片道¥5,000台〜と安く行く事ができ、各社割引の特典やプラン等も用意されています。
東京からのフェリーはどこへ行く? 東京から行く船の旅
東京 - フェリー
東京の竹芝埠頭からは、徳島や九州、伊豆諸島に小笠原諸島といった、近場から遠方まで様々な場所とつながっているフェリーが毎日行き来しています。ここでは、そんな竹芝旅客ターミナルから出航している「オーシャン東九フェリー」「東海汽船」「小笠原海運」の3社のフェリーの概要とターミナル情報を、それぞれ簡単に紹介しています。近隣の島々を気軽に行き来できる高速ジェット船から、充実した館内設備の大型客船、海の旅を存分に満喫できる長距離フェリーなど、船の種類も様々です。ゆったり快適に過ごせるフェリーを利用して、移動時間も楽しい旅行にしませんか。
【羽田空港】高級ラウンジから気軽に使えるラウンジまで、利用方法を徹底解説!
羽田・大森・蒲田 - 空港
羽田空港は、イギリスのSKYTRAX社のグローバル・エアポート・アワードで4年連続5つ星を獲得しています。世界でも最高レベルの施設を備え、待ち時間も快適に過ごせると評判の空港です。 そんな羽田空港の滞在をより快適なものにしたいなら、ラウンジを利用しましょう。ラウンジなら、フライト前に人混みを避けてリフレッシュしたり、落ち着いた環境で仕事をこなしたりと待ち時間を有効に使えます。さらに、他の空港ではあまりない、航空会社の高級感溢れるラウンジを使えるオプションがあるのも魅力です。 しかし、ラウンジと言うと敷居が高く感じてしまう人も多くいます。そこで、初めての人でも気兼ねなく入れるよう、羽田空港のラウンジの基本的な使い方や、どんなサービスが受けられるのかなどの情報をまとめました。ラウンジに興味がある方や、これから使ってみたいという方はぜひ参考にしてください。
【栃木】東京から鬼怒川温泉への行き方(交通手段)を徹底比較
日本 - 行き方
東京から片道2時間台で行ける鬼怒川温泉。雄大な鬼怒川渓谷に広がる温泉街として全国的に有名ですが、週末だけでも気軽に行けるその近さも魅力のひとつです。鬼怒川温泉までの交通手段は様々。例えば、東京スカイツリーの開業とともに便利になった東武鉄道には、特急・快速・臨時列車など色々なタイプの列車があり、車窓の景色を楽しみながら駅弁を楽しむのも良し、途中下車して寄り道するのも良し。もちろんバスや車で快適に行く方法もあります。 今回は鬼怒川温泉までの交通手段にスポットを当ててご紹介します。ファミリー・カップル・グループ旅行など、用途に合わせてベストな方法を見つけて下さいね。