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＜目次＞
■奥大井湖上駅の見どころ
■奥大井湖上駅の周辺情報
■奥大井湖上駅の観光シーズン
■知っておきたいポイント
■奥大井湖上駅のアクセス情報
■奥大井湖上駅の見どころ
大井川鉄道に揺られて
陸の孤島とも呼ばれる秘境駅なだけあって、奥大井湖上駅にたどり着くまでの間にも様々な景色や雰囲気を楽しめます。奥大井湖上駅に向かうためには大井川鉄道を利用する必要があり、JR東海及び大井川鉄道の金谷駅から奥大井湖上駅まで約2時間ほどの行程です。
金谷駅から途中の千頭駅まではSLに乗ることもでき、鉄道ファンならずとも乗ってみたくなりますね。
大井川鉄道ではあの人気番組「機関車トーマス」とコラボレーションをしており、トーマス号やジェームス号などの運行も行われています。これらの運行に合わせて予定を組んでみるのも面白いのではないでしょうか。
レインボーブリッジに挟まれた秘境駅
レインボーブリッジと言っても、お台場のそれではありません。奥大井湖上駅は「奥大井レインボーブリッジ」と呼ばれる2つの橋に挟まれて存在しています。レインボーブリッジの上流側には遊歩道が設置されており、橋の上を歩いて渡ることもできます。
電車から眺めるだけでなく、直に橋の上を歩いて周辺の景色を楽しめるというのも、奥大井湖上駅の魅力のひとつですね。
奥大井湖上駅が持つ「非日常感」も魅力のひとつ
周りをみても本当に自然しか存在しない奥大井湖上駅だけに、日ごろの生活やストレスから切り離された非日常感を楽しめるのも魅力のひとつです。海抜490mの高さに存在している奥大井湖上駅で周りの景色を眺めていると、まるでおとぎ話に迷い込んだ気さえしてきます。
TVで紹介されたこともあり、以前に比べれば奥大井湖上駅の知名度も上がってはいますが、それでも秘境と呼ばれるだけの駅だけあり、ほかの観光名所と比べると観光客の数はそう多くありません。
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「風の忘れ物」と「駅ノート」
実際に奥大井湖上駅を訪れると、壮大な景観以外にも目に留まるものがいくつもあります。
代表的なのが、ホーム脇にある「風の忘れ物」と名づけられたベルです。本当に風が忘れていったかのようにシンプルでありながらもどこか存在感のあるベルは、実際に鳴らすことも可能です。普通の駅でベルを鳴らそうものならば駅員さんに怒られてしまいますが、奥大井湖上駅ならばその心配もありません。存分に鳴らしてみてはいかがでしょうか。
駅のホームには訪れた人が思い思いに記す「駅ノート」も存在しています。今やインターネットを通して顔も知らぬ人と会話をするのは当たり前の時代ですが、今だからこそ、このようなアナログな手段を通して顔も知らぬ同士たちに言葉を伝えてみてはいかがでしょうか。
結婚式まで開かれているというのだから驚きです
奥大井湖上駅での結婚式は奥大井湖上駅が存在する川根本町のまちづくりの一環として行われております。希望すれば誰でも奥大井湖上駅で結婚式を挙げられますよ。一生の記念になる結婚式だからこそより印象に残る結婚式を挙げたいというのが人情と言うもの、秘境と呼ばれる奥大井湖上駅での結婚式を考えてみるのも悪くないかもしれませんね。
新郎新婦は奥大井湖上駅でバージンロードを歩み、愛を誓い、リングを交換し、そしてケーキ入刀さえも奥大井湖上駅で行います。奥大井湖上駅に到着するまでの列車も2人の行く道を祝福するように、2人の顔写真をヘッドマークにつけた特別記念列車にて2人を導いてくれます。
■奥大井湖上駅の周辺情報
寸又峡
寸又峡に囲まれた夢の吊る橋を見るのもおすすめで、毎日色が変わるダム湖のほか、寸又峡谷を見られます。また、吊り橋の真ん中で若い女性が恋のお祈りをすると夢が叶うと言われており、行楽シーズンには行列ができるほどの人気となっています。
天狗石山
天狗石と呼ばれている石が転がっていることから名付けられた標高1366mの景観に優れてている山で、奥大井湖上駅を利用して天狗石山への登山を楽しめます。山頂には壮大な森が広がっており、秋には美しい紅葉が楽しめます。
川根温泉ふれあいの泉
山々に囲まれた大井川に沿った場所に位置する日帰り温泉です。日本で唯一露天風呂からSLを眺めることができる温泉としても有名で、四季折々の景色と一緒に入浴を楽しめます。神経痛や筋肉痛、美肌、疲労回復に効果があります。
■奥大井湖上駅の観光シーズン
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湖上に浮かぶ秘境駅は、年間を通して秋のシーズンがおすすめです。周囲の色づいた景色と、中央にある風情がある景色を見られます。11月上旬から下旬にかけてブナや楓、ナラなどが色づき、色とりどりの錦絵に変わり、線路と列車、深い渓谷とのコラボを楽しめます。
車窓からの眺めも必見で、おすすめなのがレインボーブリッジ付近。車窓から見える色鮮やかな紅葉の景色は必見です。渓谷と水の美しさを堪能できますので、カメラは必須アイテムです。
■知っておきたい撮影スポット
遠景を見るなら対岸から
長島ダムから接岨湖を右手に見ながら、県道388号をしばらく行った先にあるトンネル手前の側道に入った途中が、おすすめの撮影スポットで、有名なアングルで撮影できます。細めの側道ですので、車で行く場合には注意が必要となります。
列車の中からの景色も良い
列車の中からの景色も良く、線路と湖の景色を楽しめます。コテージや休憩スポットもありますので、途中下車をしながら、ゆらゆらと列車の旅を楽しむのもおすすめで、紅葉シーズンには素敵な景色と列車のコラボが楽しめます。
■奥大井湖上駅のアクセス情報
電車を使用してのアクセスの場合、掛川駅～JR・金谷駅～大井川鉄道（南アルプスあぷとラインとも）～奥大井湖上駅のルートがあり、所要時間は約3時間ほどかかりますので、時間に余裕を持ちながらの移動がおすすめです。
車でのアクセスの場合、新東名高速島田金谷ICから国道473号経由でアクセスでき、所要時間は約1時間30分となっています。
■まとめ
秋になると山々が色とりどりの錦絵に変化し、撮影スポットが多い自然豊かな秘境駅の旅。ゆったとした列車ならではの旅を楽しみながら、奥大井湖上駅の絶景や、周辺の観光スポットを巡って素敵な旅にしてくださいね。
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