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岡山の観光事情について
岡山の観光シーズン、気候
東を兵庫県、北を鳥取県、西を広島県と接する岡山県は、瀬戸内海に約90もの島を有していて、海と山の自然に囲まれた立地が魅力です。北部の一部を除き、温暖で過ごしやすい瀬戸内海式気候なので、年間を通して比較的観光しやすいです。梅雨の時期と台風が多い9月ごろは雨量が多いので、岡山の観光シーズンのおすすめは、新緑が美しい春~初夏と紅葉が美しい晩秋です。
岡山の主要観光エリアとその特徴
岡山を代表する観光エリアといえば、白壁の家屋が立ち並ぶ、江戸時代にタイムスリップしたような風景に出会える「倉敷美観地区」です。詳しき側が流れるエリアは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、国蔵を改装したレストランやカフェなど、インスタ映えする店舗もたくさんあります。倉敷川に浮かぶ川舟からは四季折々の美観地区の美しさを楽しめます。
さらに、大人旅におすすめしたい岡山の代表的な観光スポットといえば、日本三名園の一つに選ばれている「後楽園」です。約300年前、江戸時代に岡山藩主池田綱政によって造られた回遊式庭園で、国の特別名勝にも指定されており、江戸時代の名残を今に伝えています。梅林や花菖蒲畑など、季節の花が彩る鮮やかな景色は、思わず写真に撮りたくなる美しさです。
岡山のアクセス、交通情報
新幹線なら、東京から約3時間10分、新大阪からなら約45分で行くけるので、関西からなら日帰り出張や観光が可能です。飛行機では、羽田空港から岡山空港まで約1時間20分で行くことができます。岡山駅から複数路線バスも出ていて、後楽園はJR岡山駅から路線バスで約10分で行けます。倉敷美観地区は、JR倉敷駅から徒歩圏内という観光アクセスの良さを誇ります。
岡山の歴史・文化
岡山ゆかりの人物
岡山ゆかりの偉人は、政治家や文学者など多岐に渡ります。小説家・随筆家であった内田百閒は、教官として勤めながら執筆し、夏目漱石とゆかりがあることでも知られていて、岡山市街地にそのことを示す生家跡の石碑があります。総理大臣経験がある犬養毅や橋本龍太郎、大阪に適塾を開いた緒方洪庵など、日本の歴史のターニングポイントを担う偉人も多数います。
岡山の世界遺産・歴史的建造物
世界遺産に認定されている建造物はありませんが、岡山には日本の歴史を辿ることができる史跡や観光地がたくさんあります。店主が現存する日本唯一の山城である、雲海に浮かぶ備中松山城、日本遺産第一号に認定された日本最古の庶民の学校である旧閑谷学校など、歴史的価値が高いだけでなく四季折々の美しい景色に囲まれた建造物は、一見の価値ありです。
岡山の有名なお祭り・イベント
岡山の有名なお祭りといえば、「津山さくらまつり」です。”さくらの名所100選”に選ばれている津山城鶴山公園が桜色に染まる毎年4月上旬に、岡山グルメ屋台やデジタリアル(ライトアップ)など様々な催しが行われています。毎年8月第1土・日に開催されるイベント「おかやま桃太郎まつり」は、納涼花火大会やうらじゃパレードなどが行われる、夏の風物詩です。
岡山ゆかりのロケ地
広瀬すず主演映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』のロケ地として、JR西大寺駅や岡山市東区にある岡山学芸館高校などが使われ、完成特別試写会も同高で行なわれていました。連続テレビ小説「ごちそうさん」で撮影に使われた、高梁市にある旧吹屋小学校や真庭市にある旧尋常小学校など、歴史的風景を大切にする朝ドラゆかりのロケ地もたくさんあります。
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岡山の名物・名産品はコレ!
岡山の郷土料理・ご当地グルメ
海と山に囲まれた岡山は、新鮮な海の幸が使われた郷土料理も多く、「ままかりずし」や彩りが美しい「鯛麺」など、お祭りに欠かせない伝統料理にも地域の色が色濃く出ています。B-1グランプリで上位入賞を果たした津山ホルモンうどん、真っ黒なビジュアルがインパクト大の岡山えびめしなど、ユニークなご当地グルメは旅の目的にするべき個性派揃いです。
岡山のお土産・伝統工芸
岡山県倉敷市で明治10年に創業した老舗和菓子店橘香堂の「むらすゞめ」や、岡山ゆかりの桃太郎をモチーフにした一口サイズの「きび団子」など、老若男女に喜ばれるお土産スイーツが充実しています。渋い素朴さが魅力の備前焼や真庭市に伝わる勝山竹細工、丈夫で使いやすい帆布製品など、職人の手作業が施された伝統工芸品は、自分への旅の思い出にぴったりですね。
岡山のおすすめ観光スポットを紹介!
■倉敷美観地区
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最初におすすめする岡山の観光スポットは「倉敷美観地区」。美しい白壁の街並みが広がる岡山県随一の観光スポット美観地区。江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が広がり、なまこ壁、土蔵や町屋などを見ながら風情ある路地裏や倉敷川沿いの柳並木の風情を感じながらゆっくり歩くのに素敵なスポットです。また、静かな美観地区の夕暮れ時はとても綺麗で、夜にはライトアップされほのかな明かりに照らされた川沿いの町屋や土蔵は、昼間とは違った表情を見せてくれますよ。
お腹が空いたらセピア色の空間を楽しみながら町屋カフェで雰囲気を堪能し、日本庭園や和洋のしつらえを融合した町屋旅館に泊まり、手仕事によって生まれた倉敷の民芸品を見て回ったり色々な楽しみ方ができます。伝統的な日本建築の美しさを残す倉敷美観地区に訪れてゆっくりと流れる時間を楽しんでみてはいかがでしょう?
■岡山後楽園
次に紹介する岡山の観光スポットは「岡山後楽園」。水戸の偕楽園、金沢の兼六園とならぶ日本三名園の一つとされる、後楽園。総面積約13万㎡の広大な敷地には日本伝統の庭園美が凝縮されています。1700年前に岡山藩2代藩主、池田網政が家臣の津田永忠に造らせ、約14年の歳月をかけて造られた大名庭園です。回遊式庭園で広大な芝生や池、築山、茶室が園路や水路で結ばれ、春夏秋冬の移り変わる景色が楽しめるように工夫されています。庭園には4つの池があり、勢いよく音を立てて流れる花交の滝、木・石・土で造られた10ヶ所に架かる美しい橋、石の造形など造園技術の高さも併せて楽しめます。
江戸時代に藩主の居間として使われた建物「延養亭」は必見です。座敷から見る景色は美しく園内きっての素晴らしい景色を満喫できます。8/1~8/31の間は開園時間を21時30分まで延長し、ビヤガーデンや地元グルメの屋台がオープンし、庭園の中央にある一番大きな池の沢の池ではライトアップされます。日ごろ見ることのできない、幻想的な庭園も素敵ですよ。
岡山後楽園
- 岡山県岡山市北区後楽園1-5
- 086-272-1148
- 7:30~18:00 3/20~9/30 入園は、5:45まで、8:00~17:00 10/1~3/19 入園は、5:45まで
- なし
- 料金:子供 140円 (小・中学生)、大人 400円 続いておすすめの岡山の観光スポットは「岡山城」。(15歳~65歳未満・中学生を除く)アクセス:岡山駅からバスで12分
■岡山城
養父・豊臣秀吉の命により五大老の一人、宇喜多秀家が8年の歳月をかけて1597年に築城した岡山城。天守閣の壁に黒漆喰を塗り下見板が光に照らされると「烏の濡れ羽色」に見えることから「烏城」と呼ばれています。自然石を積み上げた野面積みや切りだした石で築いた打込接など改修した城主によって時代の差が見えます。中でも本段を取り巻く400年前の石垣は必見です。
現存する月見櫓は1620年代に建てられたもので、お城の2階~5階には池田家の調度品や歴史、お城に関する面白エピソードなどを展示し、絶世の美女といわた秀家の母の映像コーナーや衣装を身に纏って記念撮影など体験コーナーがあります。6階は360度見渡せる展望スペースで旭川の向こうの後楽園全景も望めます。金鯱の撮影は5階でできますよ。また園内には茶屋があり、庭園を眺めながら季節のお菓子や抹茶、梅ジャムソフトなどが味わえます。金鯱といえば名古屋城ですが、岡山城の金鯱と黒漆喰のコントラストも見ものですよ。後楽園と同様ライトアップが行われ、夜景に浮き上がるお城の姿には迫力を感じます。
岡山城
- 岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
- 086-225-2096
- 9:00~17:30 入館は17:00まで
- 年末12/29~12/31
- 料金:子供 120円 小・中学生生、大人 300円 15歳以上 中学生を除く