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■ロヒケイット (lohikeitto)
最初におすすめするフィンランドのご当地グルメは「ロヒケイット (lohikeitto)」。フィンランドの家庭料理の定番であるロヒケイットは、いわゆるサーモンのスープです。
冬の長いフィンランドではスープが大人気料理ですが、中でもこのロヒケイットはそれぞれの家庭でよく作られる、まさにお袋の味なんです。
材料はサーモンとジャガイモ、ニンジン、タマネギ、と大変シンプル。これらの具材と一緒に、北欧でよく使われるハーブ「ディル」を一緒に煮込みます。ディルの爽やかな味と匂いが魚の臭みを消してくれますし、味のアクセントにもなっています。
一皿食べれば体がホカホカになるロヒケット。カフェなどのメニューにもよくあるので、寒い日にはぜひ食べてみてくださいね♪
■コルヴァプッスティ (korvapuusti)
次に紹介するフィンランドのご当地グルメは「コルヴァプッスティ (korvapuusti)」。コルヴァプッスティとは、日本でも大人気のシナモンロールのこと。シナモンロールはスウェーデン発祥と言われていて、毎日14時からのコーヒーブレイクの時間にコーヒーと一緒によく食べられています。
コルヴァプッスティとは「つぶれた耳」という意味で、フィンランドのコルヴァスプッスティはその名前どおりの独特な形が特徴です。また、日本やアメリカのシナモンロールと違って、表面にはアイシングではなく粒状の砂糖がふりかけられ、甘すぎずあっさりとしているので、甘いものが苦手な方でも食べやすいですよ。
実はヨーロッパでコーヒーの消費量が一番多い国であるフィンランド。そんなフィンランドのコーヒーブレイクの時間には、ぜひコルヴァスプッスティを一緒にお召し上がりください。
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■ポロン・カリストゥス (poronkäristys)
3番目におすすめするフィンランドのご当地グルメは「ポロン・カリストゥス (poronkäristys)」。ポロン・カリストゥスは、フィンランドの中でも北極圏内にあるラップランド地方の郷土料理で、トナカイの煮込み料理のことを指します。トナカイの肉は、高タンパク・低カロリー、ビタミン・ミネラルが豊富ということで、フィンランドでも注目を集めている食材です。
優しい味付の好まれるフィンランド料理らしく、ポロン・カリストゥスの味付も、素材の味がよくわかるあっさりテイスト。トナカイ肉のお味は、多少獣のスパイシーさはあるものの、クセがほとんどありません。一緒に添えられているマッシュポテトやピクルスと合わせ、お好みでクランベリーソースをかけていただきます。
日本ではなかなか食べられないトナカイのお肉を使ったポロン・カリストゥスは、フィンランドに行ったら絶対に食べておきたいお料理です。
■カーリカリュレート (kaalikääryleet)
4番目におすすめするフィンランドのご当地グルメは「カーリカリュレート (kaalikääryleet)」。カーリカリュレートは、フィンランド風のロールキャベツです。
フィンランドのキャベツは芯が大きく葉も硬いのですが、春キャベツだけは日本のものと同様、フワフワ柔らかいキャベツになります。カーリカリュレートは、そんな春キャベツを使ったお料理で、フィンランドでは春の訪れを感じさせてくれるお料理として親しまれています。
ロールキャベツといっても、味付や見た目は日本のものとは全くの別物。キャベツで具をまいた後に、まずフライパンで焼いてから蒸すので、表面には焼き目がついています。さらに、蒸す時にバターとメイプルシロップで風味づけがされるので、ほんのり甘いお味になります。コケモモのジャムをかけて食べるのが本場流。
ぜひフィンランドならではのロールキャベツのお味を楽しんでみてくださいね。
■ロヒメダルジョンキ (lohimedaljonki)
最後におすすめするフィンランドのご当地グルメは「ロヒメダルジョンキ (lohimedaljonki)」。ロヒメダルジョンキは、厚切りサーモンのステーキです。
サワークリームとディルを添えてさっぱりといただきます。フィンランドのサーモンは、日本で食べる鮭とは異なり、たっぷりと脂がのっているのでサワークリームとの相性が抜群!
食事のメインディッシュとしてフィンランドでは大変人気があるお料理です。レストランでも食べることができるので、メニューに見つけたら注文してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか? フィンランドには、日本ではあまりなじみのないお料理がたくさんあります。現地に行ったら、ぜひ本場ならではの味を楽しんでくださいね♪
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