国土の90%ほどが山岳地帯であり、とても自然の豊かな国、タジキスタン。日本人には、少し馴染みが少ない国ですが、なかなか見ることのできない素晴らしい景色を楽しむことができるとして、近年アジア観光客から注目を集めている魅力的な国になっています。ただし、まだまだ日本に比べ、治安が悪かったり、医療事情や衛生面が整っていないというマイナス点もあります。でも大丈夫！事前にしっかり準備をすれば、快適で楽しい旅を楽しむことができます。そこで、今回は、タジキスタン旅行で準備しておきたい持ち物や事柄、あると便利なグッズまでまとめて紹介します。
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旅行に役立つ！タジキスタンの基本情報
タジキスタンの観光スポット
様々な文化が交差した地・タジキスタンの観光スポットをご紹介します。まずおすすめなのが首都ドゥシャンベ市内にある国立博物館です。ペルシャ文化の美術品や、貴重な仏教遺跡アジナ・テパの巨大涅槃仏が展示の目玉です。ドゥシャンベ郊外へ南に30km程離れたところにあるヒサール要塞もオススメです。約2500年前に建造された要塞が丘の上にそびえ立っています。タジキスタンの人々の暮らしを感じたいなら、バザールへ。ドゥシャンベにあるグリーンバザールでは、日本でもお馴染みの食材から地元の独特な食材までずらりと並び、町歩きが楽しい場所です。
タジキスタンの気候やシーズン
タジキスタンの気候は1年を通して乾燥するのが特徴です。夏は40℃近くになる日が続きますが、湿度が低く、朝晩は気温が下がるので快適に過ごせます。タジキスタン旅行のベストシーズンは6月～9月です。6月、7月は高山植物が咲き始め、緑の中で可憐に咲く草花を楽しめます。9月は都市部散策に最も適した気候なので、シルクロード時代の古都や古代遺跡巡りがオススメです。冬の間は、山岳地帯への道が雪や凍結で通行止めになり観光には不便が多くなりますが、スキーを楽しむことも可能です。
タジキスタンの治安や物価情報
首都ドゥシャンベ市内の移動ではバスが便利で運賃もリーズナブルです。ドゥシャンベから古都ホジェンドまではハイウェイを使い、5時間ほどかかります。移動中の車窓からは、タジキスタンの壮大な山々が織りなす美しい風景を楽しめます。タジキスタン旅行の醍醐味です。都市部での治安状況は安定しています。ただ、パミール高原で有名なタジキスタン国立公園の山岳地域に対し、2019年8月現在外務省の海外安全情報でレベル3の「渡航中止勧告」が出されています。観光を考えている方は外務省の海外安全情報に従い、注意して行動してください。
タジキスタンのグルメ情報
文化の交差点タジキスタンでは、グルメも様々な文化の影響を受けています。ここでは代表的な料理を5つご紹介します。ノン：ナンです。形は円形で、食感は硬めです。日本人にとってのお米と同じように、ナンを粗末に扱わない風習があります。プロフ：たくさんの人参と羊肉をいれたピラフ。タジキスタンではお祝いの時にみんなで食べるご馳走です。ラグマン：肉と野菜とアツアツのスープがかかっている汁うどん。トマトで出汁をとっています。ボルシュ：ロシア料理のボルシチに影響を受けた料理です。ビーツの代わりにトマトを使い、キャベツで甘みを出しています。クトゥルブ：ヨーグルトの上に野菜やハーブをたっぷり乗せて、パンを浸して頂きます。香り高くおいしいです。
いかがでしたか？事前準備をしっかりして是非素敵な旅行を！
タジキスタン旅行の味方になる記事は以下よりどうぞ。
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