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アルゲ・バム
アルゲ・バムは、イラン南東部にある要塞都市の遺跡で、2004年に「バムとその文化的景観」という名称で世界遺産に登録されています。
砂漠のエメラルドと呼ばれる都市、バムの北東に位置し、アルゲ・バムは「バムの城」を意味します。
アルゲ・バムは日干しレンガに似た、砂や粘土、わらなどの素材で構成されたアドベと呼ばれる天然建材で建設された最大の遺跡です。
アルゲ・バムは226年のイランの王朝、ササン朝ペルシアの時代に最初の都市が建設されたと言われています。
しかし、1722年にアフガン人による攻撃を受け、それ以降アルゲ・バムは廃墟となりました。
さらに2003年12月26日、この地域で起きたたマグニチュード6.3の直下型地震、バム地震によって大きな損傷を受け、2004年の世界遺産登録と同時に、「危機にさらされている世界遺産」にも登録されました。
その後の懸命な遺跡の修復・保全活動が評価されて、2013年に「危機にさらされている世界遺産」から除外されました。
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アルゲ・バムの場所
アルゲ・バムは、イラン南東部ケルマーン州にある都市、バムの北東に位置しています。
イラン旅行の際は、ぜひアルゲ・バムにも立ち寄ってみてください!
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