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アルト・ドウロ・ワイン生産地域
アルト・ドウロ・ワイン生産地域はポルトガル北部にあるブドウの段々畑で、美しい景観が広がっています。この地域は夏は暑く、冬は雨量が少ない気候が特徴です。
スペインを水源とするイベリア半島を流れる重要な川の1つである、ドウロ川の上流沿いに位置しており、アルト・ドウロ・ワイン生産地域で生産されたワインがドウロ川を下って下流のポルトガル北部の港ポルトへと運ばれ、そこからヨーロッパ各地へと輸出されてきました。
広大に広がるアルト・ドウロ・ワイン生産地域のブドウ畑を支える石壁の総延長は数万kmにも及び、総面積は25万ha、ポルトガルの13の自治体にまたがる世界遺産となっています。
この地域からは壁画等も見つかっており、古代から人が住んでいたことが分かっています。また3000年から4000年前のブドウの種が見つかっていることから、この地域で古くから農業が盛んに行われていたと言われています。
アルト・ドウロ・ワイン生産地域でワインの生産が本格的になったのは、3~4世紀にかけてのローマ帝国時代と言われています。16世紀には港のあるポルトから大量のワインが輸出されるようになり、17世紀にかけてワイン畑の拡張が続きました。
現在多くの愛好家が存在する程になった、「ポルトワイン」がこの地で生産され始めたのは14世紀頃と言われています。
現在アルト・ドウロ・ワイン生産地域は、ポルトガル北部ポルト港から出荷される特産のワインであるポートワインの生産地として有名です。ここで生産された赤ワインは、その美しい輝きから「ポルトガルの宝石」とも呼ばれており、世界中の人々に愛されています。
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アルト・ドウロ・ワイン生産地域の場所
アルト・ドウロ・ワイン生産地域は、ポルトガル北部を流れるドウロ川の上流に位置しています。
ポルトガル旅行の際には、ぜひアルト・ドウロ・ワイン生産地域にも立ち寄ってみてください!
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