ケーキ好きは訪問マスト！現役パティシエに聞いた、東京都内の超有名パティスリー６選

更新日: 2024年4月26日

最近では全国的におしゃれなスイーツを提供するお店が増えてきました。地方の都市でも、昔ながらのケーキではなく「パティスリー」に分類できるお店を見つけることができますよね。そんななかでも、数多くのお店がひしめく東京のレベルはやはり頭ひとつ抜けています。

今回は東京都内にあるパティスリーのなかから、有名店のなかでも“超”がつく有名店を現役のパティシエさんに挙げてもらい、各店の魅力を教えてもらいました！ いずれも評判を支える圧倒的な実力を持ったお店ばかりですので、ぜひチェックしてそのおいしさを体験してくださいね。

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パティスリーを選ぶポイント

パティスリーとは？

パティスリーは小麦粉をベースにした生地の洋菓子を意味するフランス語で、そうした洋菓子を扱う専門店のことを指します。本格派のケーキやスイーツ、焼き菓子等を提供するいわゆるケーキ屋さんですが、カフェやパン（ブーランジェリー）、アイスクリームなど、幅広いジャンルの商品を扱うお店も少なくありません。

有名パティシエを輩出するコンクールについて

洋菓子のコンテストとしては、日本国内では最大規模の「ジャパン・ケーキ・ショー東京」、長い歴史を持つ「西日本洋菓子コンテスト」が代表的なコンクールです。また国際大会としては、フランスで2年に1度開催される「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」、アメリカの「ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ（WPTC）」があり、世界各国のパティシエたちはこれらの大会での優勝を目指し、日々腕を磨いています。

上記をはじめとしたコンクール受賞歴や、海外留学や名門ホテルで経験を積んだシェフが在籍するお店は、実力店を見つける際のひとつの目安になりそうです。

■クリオロ 東京本店（CRIOLLO）/小竹向原

「クリオロ」は2003年に東京・千川にオープン。中目黒店、神戸店と支店を展開した後、2016年には千川から小竹向原に本店を移転・リニューアルしました。オーナーのサントス・アントワーヌ氏はフランス・プロヴァンス出身。「世界パティスリー2009」で最優秀味覚賞を受賞するなど、世界的にも評価が高く、多くのメディア・雑誌に取り上げられています。東京23区のモンブランNo.1に選ばれたほか、低糖質スイーツなど、多彩なラインナップが魅力のパティスリーです。

森さんのコメント：
フランスと和の要素の融合がとても上手で、日本人に愛されるフランス菓子を作り出しています。口溶けや食感はもちろん遊び心も満載で、見て食べて飽きないケーキばかり。
ケーキだけでなくパンのクオリティもとても高く、ついつい買ってしまいます。新作が出ると行きたくなるお店です。

■アステリスク（ASTERISQUE）/代々木上原

代々木上原に店舗を構える人気店が「アステリスク」。オーナーシェフの和泉光一氏は、調布市の名店「サロン・ド・テ・スリジェ」のシェフ・パティシエを長年務めた後、2012年に同店をオープン。多数のコンクール受賞歴に加え、2005年のワールドショコラマスターズ日本代表として出場し総合3番目、2006年にはWPTC日本代表キャプテンを務める等、日本を代表するトップパティシエとして活躍中です。

森さんのコメント：
進化し続けるデザインと究極の製菓理論が最大の魅力。いつ訪れても色鮮やかなケーキが並び、華やかで楽しい気分にさせてくれるケーキ屋さんです。
ひと口目から最後まで飽きさせないのは、研究に研究を重ねたロジックに基づいて創られているからこそ。口の中で一瞬で溶けたりと、予想外の食感で楽しませてくれます。