紅茶の売れ筋♡人気上位の15選＆紅茶の種類をご紹介

その豊かな香りや奥深い味わいで、女子の優雅なティータイムを彩ってくれる、紅茶。茶葉の産地によって味も香りも全く異なり、代表的な産地であるインドやスリランカをはじめ、日本など複数の国で茶葉が栽培されています。また茶葉の種類も豊富で、代表的なダージリンやセイロンほか、複数の茶葉を混ぜたブレンドティーや、果物のような香り付けをしたフレーバーティーなどもあり、選ぶのに困ってしまうほど。今回は紅茶の茶葉や種類についての基礎知識、売れ筋の紅茶を紹介します。ぜひお気に入りの紅茶を見つけて、優雅なティータイムを過ごしてくださいね。

紅茶の茶葉について

人気の紅茶を紹介する前に、まずは紅茶の茶葉について紹介しますね。実は紅茶も緑茶も同じ茶葉で、大きく分けて紅茶向きの「アッサム種」と、緑茶向きの「中国種」があります。暖かい時期であればいつでも茶摘みが可能で、摘まれたシーズンによって「ファーストフラッシュ」や「セカンドフラッシュ」といわれることもあり、それぞれに異なる風味を味わえます。摘み取られた茶葉は、まず生葉の水分を半分にする萎凋（いちょう）という作業が行われます。次は、揉んで酸化発酵を促す揉捻（じゅうねん）。揉捻によって玉状になったものをほどき、大小を分別する玉解き・ふるい分け、さらに乾燥・発酵という手間暇をかけて紅茶の茶葉が完成します。

紅茶の種類について

紅茶は20か国以上で作られており、基本的には紅茶の種類名として、その土地の名前がつけられていることが多いです。その理由はというと、産地の気候風土によって、茶葉の品質や風味にハッキリとした個性が出ているから。たくさんある紅茶のなかでも、世界最大の茶葉産出国のインドの「ダージリン」、茶葉輸出量が世界一のスリランカの「ウバ」、茶木の原産国の中国の「キーモン」は、世界の三大紅茶といわれています。
そして紅茶専門店では、茶葉に等級が付けられていることも。その等級は、貴重な茶樹の新芽である「ゴールデンティップス」が含まれている量によって、5段階に分けられます。上から順にFTGFOP、TGFOP、GFOP、OP、Pですが、国や産地で表示も違ってきますので、参考程度にしてくださいね。

ダージリン

世界三大紅茶の1つで、繊細で香り高いことから「紅茶のシャンパン」とも呼ばれています。季節によって、味わいと風味が変わるのが魅力。若々しくさわやかな風味が特徴の、ファーストフラッシュ（一番摘み）。まろやかな味わいとコクで最高級といわれる、セカンドフラッシュ（二番摘み）。セカンドフラッシュには劣るものの、まろやかな味わいのオータムナルがあります。

アッサム

北東インドのアッサム平原が産地で、濃厚なコクと甘み、芳醇な香りがありミルクティーに向いているといわれる紅茶。季節によって、味わいと風味が変わるのが魅力です。4～5月のファーストフラッシュは、若々しくさわやかな風味。6～7月のセカンドフラッシュは、アッサムらしい濃厚なコクと甘み、芳醇な香りで最高級といわれます。

セイロン

セイロンは実は、スリランカ産の紅茶の総称なんです。エリアによって大きく、ウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラ、キャンディ、ルフナの5つに分けられます。さらに標高によって、バラのような香りと渋みが特徴のハイ・グロウンティー、芳醇な香りのミディアム・グロウンティー、濃厚な味わいのロー・グロウンティーに分けられます。

ウバ

スリランカのウバ州の高地が産地の、ハイ・グロウンティー。世界三大紅茶のうちの1つです。ウバの風土から生み出される、バラにさわやかさを足したあでやかな香りが特徴で、ウバフレーバーともいわれています。さらに、特有のコクとキリリとした渋み、その美しい水色からカップの内側にできる、ゴールデンリング（黄金の輪）も楽しめます。

ニルギリ

南インドの南部ニルギリ丘陵が産地。ニルギリは現地の言葉で青い山といい、紅茶のブルーマウンテンといわれることも。クセがなく、やわらかな香りと渋みが特徴で、あっさりとした味わいの紅茶が好きな人におすすめです。クセがないため、レモンティーやミルクティー、ブレンドティーのベースとしてなど、さまざまな飲み方ができるのも魅力です。

キーマン

中華人民共和国安徽省祁門県が産地で、世界三大紅茶のうちの1つ。日本では、キーモンやキームンといわれることも。茶葉の採集時期が短く、作る手間暇もかかり生産量も少ないため、比較的お値段も高め。一般的なものはスモーキーな香りが特徴ですが、上質なものはスモーキーさは少なく、蘭の花・果物・甘い蜜の香りを漂わせます。

アールグレイなどのフレーバーティー

茶葉に香料などで香り付けしたものを「フレーバーティー」と呼びます。使われている茶葉は、ニルギリやキャンディなど。そして、そのフレーバーティーの代表格といえば、柑橘類のベルガモットで香りを付けた、アールグレイですね。さらに、ピーチティーやアップルティー、ジャスミンティー（茉莉花茶）など、種類が豊富なのも魅力です。

紅茶の売れ筋♡人気上位の15選を紹介！

■セレクティー　タルボ茶園 　ダージリン

最初におすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、15番目は「セレクティー　タルボ茶園 　ダージリン」です。タルボ茶園は複数のダージリンの名茶園を持つ、大手茶業会社グッドリックのグループ茶園。ファーストフラッシュのさわやかでフルーティーな香り、ほどよい渋みとまろやかな甘みなど、ダージリンの特徴でもある繊細でありながら、豊かな風味が楽しめおすすめの紅茶です。等級はFTGFOP1で、最上級に分類されているんですよ。

■第3世界ショップ シンガンパティ紅茶

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、14番目は「第3世界ショップ シンガンパティ紅茶」です。南インドの最南端にあるタミルナド州の、シンガンパティ農園で作られている紅茶。この紅茶は、農薬や化学肥料を使わない有機農法、動植物の生命エネルギーを重視したバイオダイナミクス農法を用いて、丁寧に作られています。渋みが少なく、口当たりはやさしくまろやかで、ミルクティーやチャイにおすすめです。等級は上位のものに付けられるFBOP。

■アミーゴス　アリヤ茶園　ダージリン

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、13番目は「アミーゴス　アリヤ茶園　ダージリン」です。インドのダージリンの郊外に、125ヘクタール以上という広大な農園を持つ、アリヤ茶園のものです。このアリヤ茶園は完全無農薬有機栽培で、ほとんどが手作りでとても希少。ダージリンのファーストフラッシュで、その特徴でもあるさわやかで豊かな香りと、あっさりとした味わいがおすすめの紅茶です。等級はTGBOP1で、上から2番目なんですよ。

■マダムクリスティー　フレーバーティー　モンターニュブルー

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、12番目は「マダムクリスティー　フレーバーティー　モンターニュブルー」です。ベースの茶葉に、中国安徽省産のキーマン茶を使ったフレーバーティー。香料は、フランスグラース地方で作られる天然香料が使われ、茶葉本来の香りと引き立て合い、ふんわりと甘い香りがただよい、優雅な気分にさせてくれること間違いありません。ヤグルマギクの花びらとフルーツフレーバーも使われており、フルーティーな香りも楽しめますよ。

■マリアージュ・フレール　紅茶の贈り物（マルコポーロ・セイロン ラトナピュラ）

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、11番目は「マリアージュ・フレール　紅茶の贈り物（マルコポーロ・セイロン ラトナピュラ）」です。高級ホテルや高級食材店でも評価が高い、パリのお茶専門店マリアージュ・フレール。その2種類のフレーバーティーが楽しめます。マルコポーロは、中国とチベットの花と果実が使われ、やさしく豊かな香りで1番人気。セイロン ラトナピュラは、スリランカのラトナピュラで作られている茶葉で、奥深い芳醇な香りが楽しめますよ。

広告

■シルバーポット　タルザム茶園　ダージリン

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、10番目は「シルバーポット　タルザム茶園　ダージリン」です。インドのダージリンにある、タルザム茶園が作るセカンドフラッシュの紅茶。ダージリンでも最高級といわれる、セカンドフラッシュを体現したかのような、フローラルとフルーティーの両方を兼ね備えた芳醇な香り、深いコクと味わいが堪能できますよ。等級はSFTGFOPで、一般的に最上級とされるFTGFOPの上をいくもので、その品質の良さは間違いのないもの。

■世界美食探究　AHMAD TEA　ダージリン

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、9番目は「世界美食探究　AHMAD TEA　ダージリン」です。世界80か国以上で飲まれている、英国ロンドンの紅茶ブランドのアーマッドティー。基本理念が高品質・良心価格のため、リーズナブルにおいしい紅茶が楽しめるのもこのブランドの紅茶の魅力。茶葉はクオリティシーズンのものを使っているため、ダージリンの繊細でありながら芳醇な、さわやかでフルーティーな味と香りを、たっぷりと楽しめますよ。

■世界美食探究　AHMAD TEA　アールグレイ

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、8番目は「世界美食探究　AHMAD TEA　アールグレイ」です。世界80か国以上で飲まれている、英国ロンドンの紅茶ブランドのアーマッドティーのなかでも、人気のフレーバーティーのアールグレイ。ベースの茶葉は、スリランカ・インド・ケニアのものをブレンドしており、奥深い味わい。そしてベルガモットの高貴で豊かな香りを、リーズナブルに堪能できおすすめのアールグレイですよ。

■茶専科　ジュンパナ茶園　ダージリン

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、7番目は「茶専科　ジュンパナ茶園　ダージリン」です。ダージリンの南部の山間地帯にあり、その厳しい環境で育つ紅茶は高品質なことで有名な、ジュンパナ茶園。数々の受賞歴を持ち、イギリス王室御用達のダージリンでも有数の名茶園です。その紅茶は、化学肥料や農薬を使っていないオーガニック。ファーストフラッシュは、その名茶園の名に恥じないさわやかな香りがただよう逸品ですよ。

■ウェッジウッド アール グレイ リーフティー

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、6番目は「ウェッジウッド アール グレイ リーフティー」です。ティータイムを茶器で優雅に彩ってきた、ウェッジウッドが販売している、フレーバーティーのアールグレイ。使われている茶葉のベースは、豊かなコクと甘みが優美なインドのアッサム。ベルガモットのさわやかさとあいまった、高貴で芳醇な香りが楽しめます。暑い時期はアイスティーで飲むのもおすすめです。プレゼントにも喜ばれる逸品ですよ。

■神戸スパイス　アッサムCTC

広告

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、5番目は「神戸スパイス　アッサムCTC」です。自宅で手軽にカフェ気分が味わえる茶葉。CTCの意味はというと、Crush（クラッシュ 潰す）Tear（ティアー 引き裂く）Curl（カール 丸める）という製法の略称なんです。この製法で作られた茶葉は、短時間で濃い紅茶を作ることができるんですよ。なのでミルクティーやチャイとして飲むのに向いていて、コクと深い味わいが楽しめる紅茶なんです。

■トワイニング　アールグレイ

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、4番目は「トワイニング　アールグレイ」です。日本でも有名な、紅茶ブランドのトワイニング。そのトワイニングのフレーバーティーのアールグレイは、中国の茶葉をベースにしたオリジナルブレンドで、クセのないやさしい味わいが口のなかに広がります。さらにベルガモットのさわやかで、穏やかな香りに癒されること間違いなし。おいしい紅茶をリーズナブルに楽しめます。

■アミーゴス　キャッスルトン茶園　ダージリン

続いておすすめする紅茶の種類人気売れ筋15選のうち、3番目は「アミーゴス　キャッスルトン茶園　ダージリン」です。インドのダージリンには、かなりの数の茶園があります。そのなかでも最も有名で、最高峰の紅茶を作っているのがキャッスルトン茶園。ファーストフラッシュの茶葉ですが、その豊かな香りと味わいは、最高級とされるセカンドフラッシュのよう。等級はTGBOP1で、上から2番目で高品質。上質な紅茶が比較的リーズナブルに楽しめるのでおすすめです。

■トワイニング　ダージリン

続いておすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、2番目は「トワイニング　ダージリン」です。日本でも有名な、紅茶ブランドのトワイニング。そのダージリンは、紅茶のシャンパンといわれるダージリン特有の、洗練された豊かな香りと繊細な渋みが楽しめます。おすすめの飲み方は、ダージリン特有の味わいを堪能できる、ストレートティーです。上質なダージリンがリーズナブルな価格で楽しめることも魅力の逸品。

■神戸アールティー　アッサムCTC

最後におすすめする紅茶の売れ筋・人気上位の15選のうち、1番目は「神戸アールティー　アッサムCTC」です。インド料理店の神戸アールティーでも使われている、アッサムCTCなんです。Crush（クラッシュ 潰す）Tear（ティアー 引き裂く）Curl（カール 丸める）という製法で作られたことを意味するCTC。このアッサムCTCは、短時間で濃い紅茶を作ることができ、ミルクティーやチャイにおすすめです。渋みも少なく濃厚なコクが堪能できますよ。

まとめ

産地や種類、香りや味わいなど、知れば知るほど奥深い紅茶の世界。を見てもわかる通り、上質なものから手軽に楽しめるリーズナブルなものまで、その種類は豊富です。今回は人気でおすすめの紅茶を、たっぷりと紹介しました。気になるものがあれば飲んでみて、お気に入りのものが見つかれば、楽しいティータイムになること間違いなしですよ。

その他紅茶に関するおすすめ記事

お茶に関連する記事