七五三徹底ガイド:いつ?どこで?どうやって?七五三の疑問全て解決!!
更新日: 2024年12月11日
子供の成長を実感できるイベント、七五三。日本の美しい文化でもあり、かわいい子供の晴れ姿は楽しみではありますが、同時にわからないことも多いもの。七五三はいつするべきなのか、お寺でするのか神社でするのか、お礼はどれくらい包むのか、そもそも七五三とはどんな由来なのかなど、この記事ではいろいろな七五三の悩みや疑問を解決。また、いまさら聞けない数え年や満年齢の数え方などもご紹介します。うちの子はまだまだ先、と思っていても年がたつのは早いもの。知っていて損なことはありません。この記事を参考にして、ぜひ忘れられない七五三の思い出を作ってくださいね!
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知ってますか?七五三の由来
七五三の由来は諸説ありますが、幼児の生存率が低かった江戸時代末期に、子供の健康を祈る宮中の儀式から生まれたという説が有力です。当時の人々は子供がその年齢まで成長したことを喜び、神に感謝し、そしてこれからも健やかにという思いを込めて参拝したとのこと。その思いは今も昔も変わりませんが、子供の生存率が低く、7歳までは神の子とされていた時代では、その切実さは比較にならないかもしれません。七五三に千歳飴を子供に食べさせる習慣も、無事千歳まで生きて欲しいという親の願いから確立しました。また、当時武家中心に広がったこの儀式は、その後次第に庶民にも浸透。七五三という言葉が使われだしたのは、庶民にもこの儀式が定着した明治時代と言われています。
パパママの疑問1 神社とお寺のどっち?
もともと七五三は子供の成長を氏神様に報告、感謝する儀式です。神道では生まれた土地の氏神様が子供を守ると言われているため、自宅近くの神社に参るのが一般的。一方お寺でも七五三の参拝は受け付けています。仏教では先祖の霊や仏様が子供を守ると言われているためです。そのため神社かお寺、どちらに参拝するかに正解はありません。それよりも子供の成長を感謝し、祝う気持ちが何より大切。ただ神社とお寺では参拝の作法が違います。大事な晴れの日に失敗しないよう、あらかじめ調べておきましょう。
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パパママの疑問2 七五三参拝の年齢はいつ?
七五三は、男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳を迎えた年にお参りするというものです。ですが、数え年なのか満年齢なのか悩むところ。そもそも昔の日本では、生まれた年を一歳と数える数え年が一般的でした。そのため、七五三も数え年で祝うのがほとんどでしたが、今は満年齢で祝ってもよいとされています。ですが数え年三歳だと満年齢はわずか二歳。成長の早い子供では、大きく見た目も体力も違ってきます。赤ちゃんの面影が残った顔を残したいなら数え年の二歳で、着物などを着せても心配のない体力が欲しいなら満年齢の三歳で、と祝うタイミングを考えてもよいでしょう。
*プチ疑問*数え年って?
数え年とは、生まれた年を一歳とし、それ以降1月1日の元旦を迎えるごとに年が増えていく数え方のこと。七五三や厄払いなど、神仏に関わる時に使うことが多いです。
*プチ疑問*満年齢って?
満年齢とは、生まれた時を0歳とし、それ以降誕生日を迎えるごとに年が増えていく数え方のこと。履歴書などに書くのはこの年齢です。
■パパママの疑問3 みんな11月15日に参拝しているの?
本来七五三は11月15日に祝うもの。この由来は諸説ありますが、徳川綱吉が息子のお祝いをしたのが11月15日で、それにちなんだという説が有力です。現在では家族がそろやすい日に行われることが多いようで、11月15日前後の大安、11月下旬までの土日が人気。また大安の日にお祝いしたいと思ってもどうしても予定が合わず、先負や友引になってしまうこともありますが、問題はありません。どうしても気になる場合は、先負は午後に、友引は朝か夕方に参拝するようにすれば、吉の時間帯に七五三を祝うことができますよ。
*プチ疑問*避けたほうがいい時期はあるの?
最近では11月15日にこだわらず、家族が集まりやすい日に行う七五三ですが、注意が必要なのは気温。9、10月は突然気温が高くなる日があります。着慣れない着物を着て、気分が悪くなっては晴れの日も台無し。また、寒い土地の場合は早めのお参りがおすすめです。11、12月だと雪が降って、足元が不安定に。大安などの六曜だけでなく、七五三は気候も頭に入れておくことが大切です。
*プチ疑問*六曜について
六曜とは、大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅の順で縁起がよいとされる日柄のこと。結婚式などおめでたいことは大安に行われます。次に縁起が良いとされるのは友引、そして先勝と続きます。年配の人なら気にすることの多い六曜ですが、今はそれほど重要視しないことも。とは言え、人を招くことの多いお祝い事なら、無視しない方が無難かもしれません。
*プチ疑問*喪中の場合の参拝は?
日本では、忌中や喪中はお祝いごとを避け、亡くなった方の冥福を祈る期間とされています。なので本来お祝い事は避けるべきですが、七五三は子供にとって一生に一度の儀式。最近は、ささやかになら祝ってもいいのではという風潮が高まっています。子供に晴れ着を着せて写真を撮ってという程度なら問題はありません。ただ、神社への参拝は忌中なら避け、忌明けに行う方がよいでしょう。
パパママの疑問4 七五三の謝礼(初穂料)
参拝して祈祷をお願いする場合、気になるのはやはり謝礼の金額。謝礼のことを初穂料と言い、神社によっては玉串料と言うところもありますが、同じ意味です。初穂料は、お参りの受付をしている社務所で渡します。気になる相場はだいたい5千円から1万円くらいまでで、一般的には5千円というところが多いようです。ただ、金額が決まっていることもあるので、予約の時に聞いて確かめましょう。
*プチ疑問*熨斗袋の書き方は?
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初穂料の熨斗(のし)袋は、スーパーなどで売っている普通のご祝儀袋を使います。表の書き方は、水引きの上段中央に「御初穂料」と書くのが一般的。下段に祈祷を受ける子供のフルネームを記入します。中袋に入れるお金は新札を用意しましょう。そしてお札は、中袋を開けた時に肖像画が上に来るように入れます。これは慶事に共通する入れ方。金額記入欄に金額を書いたら、お祝い袋へ。この時注意するのが熨斗(のし)袋の閉じ方です。ご祝儀袋の場合は下の折が上に来るように。これも慶事共通の閉じ方です。覚えておくといざという時便利ですね。
パパママの疑問5 両親の服装のマナーは?
大切な人生の節目ですから、着物を着て厳かに参拝する人も少なくありません。とはいえ、着物なんて着るのが大変!七五三のためだけに服を買うのはもったいない!という人も多いはず。そのため、最近はフォーマルなスーツで参拝する人も多いようです。七五三のためだけでなく、入園式、卒園式で着られるようなスーツを用意するとよいでしょう。父親はネクタイをしてスーツであればOKですが、最近はノーネクタイの人もいるよう。大切なのは、子供の健康を喜び祝う気持ち。普段着ではだめですが、儀式にふさわしいTPOにあわせた服装で向かいましょう。
まとめ
いかがでしたか?神社に参拝して、写真を撮ってと、軽く考えていた七五三も、いろいろ知ってみると由来やしきたりがあって興味深いですね。どうしたらいいのだろうと思っていた疑問は解決したでしょうか?せっかくの子供の大切な節目、あわてないようにいろいろ準備したいものです。この記事を読んで、ぜひ家族の思い出に残る七五三にしてください!
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