大垣城をめぐる旅♡旅好き女子必見の四層天守の優美な城

大垣城の観光事情について

大垣城のおすすめの観光シーズン・気候

大垣城を観光するのにおすすめのシーズンは、春の桜のシーズンと紅葉が美しい秋です。この時期には、大垣城のそばを流れる水門川での舟下りイベントも開催しており、水上から見上げる桜や紅葉が楽しめます。特に桜のシーズンは、夜間のライトアップイベントも開催しているため、幻想的な大垣城の姿が望めます。冬の積雪の景色も美しいですが、伊吹山からの伊吹おろしと呼ばれる冷たい風が吹くため、雪になれていない方は避けたほうが無難です。

大垣城へのアクセス、交通情報を紹介

大垣城は、最寄り駅となるJR・大垣駅から南に約700mほどに位置しており、徒歩10分ほどでアクセスできます。名鉄近鉄バスの路線バスを利用する場合は、大垣駅前バスターミナルから、稲葉団地・十六町方面行き、もしくは蛇持・牧田（上野）・多良・時方面行きや、イオンモール大垣方面行きのバスに乗り、1つ目のOKBストリート郭町（くるわまち）バス停で下車後、徒歩約3分ほどで大垣城に到着します。

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大垣城の開館時間・入場料

大垣城は年末年始（12月29日から1月3日）以外は、年中無休でオープンしています。開館時間は、午前9時から17時まで、最終入館は16時30分までとなっています。入場料は、大人（18歳以上）100円、高校生以下は無料。隣接する大垣市郷土館をはじめ、守屋多々志美術館や奥の細道むすびの地記念館など、関連施設との共通チケットを購入するとお得に観光が楽しめます。

大垣城の歴史や文化を知ろう

大垣城の歴史

大垣城は、美濃の守護土岐一族に仕えた宮川安定（みやがわやすさだ）により、1535（天文4）年に創建されたと伝えられています。1600（慶長5）年の関ケ原の戦いでは、西軍石田三成の本拠地となり、壮絶な攻防戦が繰り広げられたのち、東軍徳川家に開城されました。その後は、戸田家11代が十万石の城主となり、城下町が築かれていったとされています。1936（昭和11）年に国宝に指定されるも、1945（昭和20）年戦災で焼失。現在の天守は、1959（昭和34）年に再建され、城下町大垣市の観光シンボルになっています。

大垣城の撮影スポット

大垣城の裏手には、旧本丸と二ノ丸址跡を整備してつくられた大垣公園があり、日本の歴史公園100選にも選ばれています。園内には、美濃大垣藩の初代藩主である戸田氏鉄（とだうじかね）の立派な騎馬像があり、大垣城の天守をバックに勇壮な画像が撮影できるスポットとして人気があります。アングルによっては、背景に園内の木々が写り込むので、季節感が感じられるショットが撮影できます。

大垣城周辺のおすすめ観光スポット

■奥の細道むすびの地記念館

最初に紹介する大垣城周辺のおすすめ観光スポットは、「奥の細道むすびの地記念館」。大垣城より徒歩10分ほどにある歴史資料館です。芭蕉を紹介する「芭蕉館」、大垣の歴史や幕末までに活躍した偉大な先人を紹介する「先賢館」、大垣市などの観光情報や物産コーナーを備えた「観光・交流館」の3館から構成されています。大垣城からは、水門川に沿って遊歩道が整備されているため、芭蕉に思いをはせながらゆっくり散策したい観光スポットです。

■水の都おおがきたらい舟

次に紹介する大垣城周辺のおすすめ観光スポットは、「水の都おおがきたらい舟」。大垣市内を流れる水門川で期間限定で開催されるイベントです。春は4月中旬～5月初旬、秋は10月初旬～11月中旬までの土日祝日限定で行われており、市営東外側駐車場前の乗船場から、奥の細道むすびの地記念館前にある下船場まで、約30分間の乗船が楽しめます。船頭さんの観光案内も名物です。事前予約制となっており、桜や紅葉シーズンは混雑するため、早めの予約がおすすめです。

■大手いこ井の泉広場

最後に紹介する大垣城周辺のおすすめ観光スポットは、「大手いこ井の泉広場」。大垣城より徒歩3分ほどの大通り沿いにあるアーケード内の小さな広場です。地下138mから水温14度ほどの地下水がこんこんと湧き出ており、かつてはこの地方の家庭で多く見られた「井戸槽（いどぶね）」が御影石で再現されています。ひしゃくなども設置されており、ペットボトルでも持ち帰れるため、市民だけでなく観光客でも気軽に立ち寄れる憩いのスポットです。

大垣城周辺のおすすめグルメスポット

■金蝶園総本家 大垣駅前本店

最初に紹介する大垣城周辺のおすすめグルメスポットは、「金蝶園総本家 大垣駅前本店」。大手いこ井の泉広場のすぐ隣にある、水の都大垣市を代表する銘菓・水まんじゅうで有名な老舗和菓子店です。あっさりとしたアンの甘さと、やわらかく炊きあげた生地のつるりとした食感が特徴で、店内の水そうで涼しげに並べられている光景が街の名物にもなっています。定番のこしアンや抹茶アンのほか、4～9月は季節のフルーツを使った月替わりの水まんじゅうも登場します。