
普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。
今回は、ボローニャで使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
目次
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イタリアのWiFiレンタルプラン
ブランド | プラン | 申込期限 | 詳細・予約 | ご利用料金 |
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イタリア 4G LTE(300MB/日)
4G
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1~3日前まで
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1円/日 |
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イタリア 3G 大容量(600MB/日)
3G
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1~3日前まで
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1円/日 |
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イタリア 3G(300MB/日)
3G
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1~3日前まで
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1円/日 |
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イタリア 4G LTE 大容量(600MB/日)
4G
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1~3日前まで
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296円/日 |
結局どれを選んだら良いかわからない方はこちらから!
一覧を見ても、何を基準に選んだらいいかわからない!とりあえず間違いないのはどれ?と思った方はこちら!トラベルブックからの予約数が多い順に、レンタル会社をランキングでご紹介。レンタルが初めての人や悩んでしまった人は、上から検討していきましょう。
速度は早い?料金は?空港で受け取れる?といった基本情報はもちろん、メリットやサポート体制などについてもまとめています。値段が安いだけでは心配……という人は、ぜひ参考にしてください。
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング順にご紹介!
■GLOBAL WiFi

「グローバルWi-Fi」は、利用者数が業界最多という人気のWi-Fi。最安値クラスの低価格なので、迷ったらこちらを選んでおけば間違いありません。
200以上の国と地域に対応しており、現地の通信会社の回線を使用しているため、どこでも高速で快適にインターネットを利用可能。料金も定額制のため、どのくらいの容量を使うかわからない、高額請求が怖い、という方も安心です。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やメール以外にLINEやスカイプのメッセージや通話でも問い合わせることができます。
フォートラベル グローバルWiFi
- 参考価格:90円~
■jetfi (ジェットファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、2位は「jetfi (ジェットファイ)」です。
世界100ヶ国以上で使える海外用レンタルWi-Fiサービス。中国や台湾など一部の国で対応している無制限プランがあります。オプションサービスで「jet-phone機能」というものがあり、これに申し込むと1日180円で海外から日本へ電話がかけ放題となります。国際電話料金は高額ですが、仕事などでどうしても通話する必要がある人におすすめです。
jetfi (ジェットファイ)
- 参考価格:680円~
■クラウドWiFi東京
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、3位は「クラウドWiFi東京」です。
2019年11月にサービスを開始したクラウドWiFi。1ヶ月間は解約不可ですが、その後は契約期間も違約金も設定されていないのが特徴です。対応エリアが広く、135ヵ国でインターネットを利用することが可能。海外によく行く人におすすめです。渡航先でのトラブル時には、カスタマーサポートが年中無休・24時間対応してくれます。
クラウドWiFi東京
- 参考価格:3,380円~
■どこよりもWiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、4位は「どこよりもWiFi」です。
月額3,280円で月間300GBまで使えるWiFiサービス。公式サイトに「使い放題」との記載がありますが、実際には月間300GBの上限があります。ただしかなりの大容量であるため、実質無制限での利用が可能ということです。別途料金はかかりますが、海外でもそのまま使うことができます。1年以内に解約すると違約金が発生するので念のためご注意下さい。
どこよりもWiFi
- 参考価格:3,280円~
■Mugen WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、5位は「Mugen WiFi」です。
容量制限がなく、海外でもそのまま使えるWiFiサービス。格安プランなら月額3,280円です。海外使用時に便利な「翻訳機能」、「地図機能」などを備えた「Glocal Me G4」が使える「アドバンスプラン(月額3,880円)」を用意。30日間の解約であれば違約金が発生しないサービスがあり、とりあえず1度試してみたい人におすすめ。
Mugen WiFi
- 参考価格:3,280円~
■JAPAEMO(ジャパエモ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、6位は「JAPAEMO(ジャパエモ)」です。
容量が最大でも500MBまでしかありませんが、比較的レンタル料金が安いJAPAEMO(ジャパエモ)は、速度は気にせず安く海外用Wi-Fiをレンタルしたい人におすすめのサービスです。「通信が遅い」という口コミが多い反面、「料金が安くてお得」「マニュアル対応でない丁寧なサポートが良い」といった口コミも目立ちます。
JAPAEMO(ジャパエモ)
- 参考価格:290円~
■グローバルモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、7位は「グローバルモバイル」です。
100ヶ国以上で対応している海外用Wi-Fiサービス8。往復送料については完全無料ですが、事前にネットで申し込みをして空港で受け取ることができます。料金が安く、タイや台湾などでの無制限プランもあるのが魅力ですが、ローカルな場所などネット回線が整っていない場所では一部繋がりにくいところもあるとの口コミがありました。
グローバルモバイル
- 参考価格:690円~
■Fast-fi(ファストファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、8位は「Fast-fi(ファストファイ)」です。
予算に合わせて簡単にプランを選べるシンプルな料金体系が特徴の海外用Wi-Fiサービス。対応エリアは100ヶ国以上。500MBと1GBのプランで貸し出される端末には、23ヶ国語に対応する翻訳機能が搭載されています。長期の旅行や短期留学にぴったりの長期プランを用意。60日、90日プランもあり、長期でレンタルしたい人におすすめです。
Fast-fi(ファストファイ)
- 参考価格:410円~
■エクスモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、9位は「エクスモバイル」です。
世界170の国と地域で低価格の高速通信を提供している海外用レンタルWi-Fiルーター。容量は200MB・300MB・500MBの3つのプランから選べます。最も容量が大きいプランでも500MBであるためビデオ通話など多用する予定のある人には不向きですが、通常の旅行で高速通信に対応している海外用Wi-Fiを探している人にはおすすめです。
エクスモバイル
- 参考価格:550円~
■Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、10位は「Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)」です。
中国、韓国、台湾、香港の4ヶ国のみに対応している海外用Wi-Fiレンタルサービス。韓国と台湾とでは550円で容量無制限プランが使えます。空港での受取は空港郵便局にて行います。自宅受取にしても空港受取にしても往復の送料が1,100円以上かかります。ルーター自体の料金は安いですが、送料を含めた総額が激安とはならないので念のためご注意下さい。
Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
- 参考価格:550円~
■NOZOMI WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、11位は「NOZOMI WiFi」です。
国内で100GB利用可能な大容量プランでレンタルされるWiFiは、世界90ヶ国以上での利用にも対応。1回1,000円のチャージにより海外で500MBを使えるようになります。通常は日本国内でも使用できるため、普段から使っているルーターをそのまま持っていける手軽さが魅力。継続して利用を考えている人におすすめのWi-Fiレンタルサービスです。
NOZOMI WiFi
- 参考価格:1,000円~
格安Wi-Fiを見つけたい方はこちらの記事をチェック!
海外でインターネット利用するための4つの手段
目的地をマップで確認したり、人気のお店を調べたり、同行者と連絡を取ったり、海外旅行にもインターネットは欠かせません。旅先で困ったことにならないためには、事前に現地のWi-Fi事情について調べたり、現地で利用できるインターネット環境を手配しておくことが肝心です。ネットの使用頻度や目的、予算などに合わせて適切な方法を選んでください。
フリーWi-Fiを利用する
コストを極力抑えるなら、無料で利用できるフリーWi-Fi。Wi-Fi設備のある施設の周辺でしか使用できないので利用できるタイミングが限られる、通信速度やセキュリティが保証されないなどのデメリットもあるので、現地でほとんどインターネットを利用しないという方にはおすすめの手段です。
携帯電話会社の海外パケット定額(国際ローミング)を使う
海外でも普段と同じようにスマホを利用したいという方には、携帯電話会社の海外パケット定額が手軽です。ただし1日あたりの料金が比較的割高なので、長期滞在の場合はかなり高額な出費になることも。特定の日だけインターネットを利用したいという方にはおすすめです。
現地のSIMカードを購入する
海外出張などで海外に行く頻度が高い、滞在日数が長いという方は現地の携帯電話会社に対応したSIMカードの購入を。SIMフリーのスマホに差し替えると現地の国内通話扱いとなり、割安な料金で比較的安定した通信環境が確保できます。ただし現地でSIMカード調達する必要があり初心者には難易度の高い手段です。
海外用モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
頻繁にスマホを利用したい方やグループで旅行する場合におすすめなのが、モバイルWi-Fiルーターのレンタル。通信速度が早く、1台で複数の端末をカバーできるのがメリットです。レンタル費用も割安で、グループでシェアすればさらにお得。ルーターはネットで予約し、空港の専用カウンターで受け取ることができます。
海外でインターネットを利用するときの注意点
国内旅行の感覚でインターネットを利用していると、高額請求や不正アクセスといった思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。ここでは楽しい旅行を台無しにしないためにも知っておきたい、海外旅行初心者のためのインターネット利用の注意点を紹介します。
データローミング機能による高額請求
スマホには海外でも通信ができるデータローミングという機能が備えられています。ただし、この機能は通常のパケット定額サービスの適用外となるため、帰国後に高額が料金が請求されることも。高額請求を防ぐためには、あらかじめスマホのデータローミングサービスをオフに設定しておきましょう。
フリーWi-Fiでの不正アクセス
海外のホテルや空港などでフリーWi-Fiを利用する際に気をつけたいのがセキュリティ問題。セキュリティ設定されていないWi-Fiスポットでは、ウイルス感染や個人情報を盗まれるリスクがあるので注意が必要です。特にIDやパスワードの入力が必要なサイトへアクセスする場合は、セキュリティ設定された海外用モバイルWi-Fiルーターを利用するのが安心です。
イタリアの基本情報
イタリアは、ヨーロッパにある長靴の形をした国で、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアなど世界に知られる有名都市が多く点在しています。長い歴史を有しており、文化、自然、芸術といったあらゆる見所があり、世界遺産の数も世界一を誇っているのが特徴です。
大きく南北でエリアが分かれ、南イタリアには断崖絶壁のマルフィ、青い洞窟で知られているカプリ島などの自然景観が楽しめるほか、オリーブオイルとトマトをたっぷり使った地中海料理が堪能できます。
一方北イタリアには、最大のゴシック様式の大聖堂であるドゥオーモや、水の都ヴェネツィアの街並みなど、華やかなイタリアらしい雰囲気を満喫できるのが魅力。ゴルゴンゾーラなど濃厚なチーズを使った絶品料理やスイーツも見逃せません。
ボローニャの基本情報
ボローニャはイタリアのほぼ中央に位置し、古代から交通の要所として栄えた内陸都市です。現在も高速道路や鉄道の中継地点であり、数々の国際展示会が開かれるビジネスの要所となっています。
美食の都として知られており、ボロネーゼソーズ(ミートソース)、ラザニアは日本でもお馴染みですね。2017年にはイタリア全土の食が楽しめるテーマパーク「フィーコ・イータリー・ワールド」(FICOEATALYWORLD)が完成し、ますます食文化に力を入れています。
また、ランボルギーニやマセラティ創業の地でもあります。マセラティのエンブレムは、街のマッジョーレ広場にある海神ポセイドンのトライデントが由来です。近郊には博物館があり、ひと味違うイタリア観光が楽しめます。
日本とイタリアの時差
イタリアの週間天気
イタリアの為替
※2025年2月8日の為替価格です
イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
実際どれくらいかかる? イタリア旅行の予算を解説
パッケージツアーでは、安い時期で20万円代、高い時期には60万円を越す場合もあるでしょう。飛行機やホテルのランクを上げれば100万円を越します。飛行機とホテルをインターネットで予約する場合は、時期やホテルのランクにこだわらず経由便でも構わなければ10万円代から20万円前半で手配できる場合もあります。直行便は割高です。ホテルを単独で手配する場合は、1泊の料金はスタンダードクラスで10,000~20,000円、スーペリアクラスで20,000~32,000円、デラックスクラスで32,000円~が目安です。そのほか、現地での交通費や観光スポットへの入場料、食費、お土産代などで1日あたり1万円から1万5千円くらいはみておいた方がよさそうです。
イタリアの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアや治安
残念ながら日本と比べるとイタリアは治安がいいとは言えません。マフィアの闘争は映画の中の話で、日本人が巻き込まれることが多いのは、スリや置き引き、詐欺などです。現地の人より無防備な観光客を狙うので、ローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど有名な観光地での被害が多いです。荷物は身体から離さないことです。空港では置き引きやスリ、無認可のタクシーに注意して下さい。駅や地下鉄の車内は混雑している時間帯が危ないです。ナポリのような南イタリアの夜間は特に危険度が高いです。比較的安全といわれるフィレンツェでも夜間の一人歩きはやめましょう。昼間でもいかにも観光客、と言った行動は避けるようにして下さい。
ボローニャでおすすめの観光スポットをご紹介!
■ボローニャ広場
■サン・ペトローニオ聖堂
サン・ペトローニオ聖堂は、イタリア北部にあるエミリア ロマーニャ州の州都ボローニャ、マッジョーレ広場にある大聖堂です。ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港から車で約15分。
14世紀に建築が開始され、建物の正面(ファサード)は、途中までは大理石と彫刻で飾られていますが、上部は未だに未完成のような状態です。入場料は無料。内部の写真撮影については、基本的に禁止のようですが、1人につき2ユーロ払うとオレンジ色の腕章をつけて撮影することが可能です。
聖堂内部の見どころのひとつが、天文学者ジョバンニ・ドメニコ・カッシーニが設計した世界一の長さを誇る日時計です。
サン・ペトローニオ聖堂
イタリア / ボローニャ
- Piazza Galvani, 5, 40124 Bologna BO, イタリア
- 火曜日 7時45分~13時30分, 14時30分~18時30分 水曜日 7時45分~13時30分, 14時30分~18時30分 木曜日 7時45分~13時30分, 14時30分~18時30分 金曜日 (諸聖人の日) 7時45分~13時30分, 14時30分~18時30分 時間変更の可能性 土曜日 7時45分~13時30分, 14時30分~18時30分 日曜日 7時45分~13時30分, 14時30分~19時00分 月曜日 7時45分~13時30分, 14時30分~18時30分
■ネットゥーノの噴水 (ネプチューンの泉)
シニョーリア広場にある噴水で、ヴェッキオ宮の横にある。コジモ一世がオスマン帝国に抵抗するための海軍を創設した記念に造られた。とても大きな噴水で、「巨人ジガンテ」の噴水とも言われている。足元には四頭の馬がいて戦車にのっているような雰囲気である。
■Santuario di Madonna di San Luca
Santuario di Madonna di San Lucaは、ボローニャのマドンナディサンルカの聖域にある大聖堂教会です。教会へは666のアーチで構成されている屋根つきのアーケードを通り向かえます。全長3,8kmの道のりはプロのサイクリングレースも行われています。
教会の始まりは1160年、へラルドグラッシ司教が丘の上に小さな庵を造りました。1193年には教会となり、1799年ナポレオンの抑圧まで続いていました。
現在の教会は1723年に建てられたもので、カルロクランチェスコドッティがデザインしました。
■マッジョーレ広場
ピンクと白で彩られた広場。かつては政治、経済、宗教の中心だったところで、四方を歴史的な建物に囲まれている。サンペトロニオ教会や1200年に建てられたポデスタ宮殿、1287年に建てられ、15世紀に増築され現在の姿になったアックルージオの塔がある市庁舎がある。
■Archiginnasio di Bologna
Archiginnasio di Bolognaは、16世紀に建設されたボローニャ大学の本館です。ボローニャ大学はヨーロッパで初めて造られた大学でした。マジョーレ広場から歩いてすぐの場所にあり、アントニオ・モランディが設計したものです。
2016年からは市立図書館として利用されています。図書館に向かう途中に必ず立ち寄りたいのが、世界初の人体解剖が行われた教室です。有料ですが現代の医学を発展させる元になったとも言える場所にあたります。
壁や天井には時代を感じられるいくつもの紋章が見られ、教室に入ると教壇の両脇にスペッラーティ(皮をはがれた人体)の2体の像が置かれているのです。
■Teatro Anatomico
Teatro Anatomicoは、ボローニャ大学にあります。1803年まではボローニャ大学となっていた場所でもあり、ヨーロッパ最古の大学でした。
17世紀に建築された建物の2階には、世界初の人体解剖室が当時のまま残されています。
ヨーロッパで多く見られる石文化と違い、この部屋は木で造られているのです。使用されているのは香りの強いもみの木で、解剖の臭いを消すためだといわれています。
天井にはアポロンや星座が美しく装飾されていますが、それとは真逆に皮を剥がれた人体の像も置かれており現実に引き戻されてしまうようです。
■サンペトローニオ聖堂
サンペトローニオ聖堂は、イタリアボローニャのマッジョーレ広場にあります。1390年にアントニオ・ディ・ヴィンチェンツォにより建てられました。
正面入口の上部にはヤコボ・デッラ・クエルチによる「聖母とキリスト」の彫刻があり、初期ルネッサンスの傑作といわれます。実は、ファサード上部はまだ未完成のままです。
その理由は世界一の聖堂をと計画しましたが、ローマ教皇に許しがもらえずファサード部分は建設を取り止めとなったからだと伝わっています。今後も建物に両翼がつけられることはないようですが、見事なゴシック様式の聖堂は立派な姿を見せ続けてくれます。
■Quadrilatero
Quadrilateroはマッジョーレ広場東側からボローニャの斜塔あたりまでのエリアを指しています。地図を開けてみるとよく分かりますが、このエリアが四角形になることからQuadrilatero(四角形)の名前が付けられました。
朝早くから夕方まで開かれる店が数多くあり、ここへくれば何でもそろうと言われているほどです。路上までせりだしている店も多く、何を買おうか迷ってしまうほど。
生鮮食材を売る店から、パスタやサラミ、チーズ、果物、野菜、パンなどの専門店もズラリと並んでいます。おなかがすいたらレストランやカフェに立ち寄り、美味しい料理を食べるのもおすすめです。
Quadrilatero
イタリア / ボローニャ
- via Clavature & via Pescherie Vecchie, 40124 Bologna, Italy
- +39 051 263411
■Torre Prendiparte
Torre Prendiparteはプレンディパルテ広場にあるボローニャの塔です。ボローニャ最盛期には180もの塔がありましたが今残る20のうちの1つで、最も古い建物の1つにあげられています。
高さは60mで町では2番目に高く、わずかなから北に向かって傾斜している姿です。12世紀にグエルスプレンディパルテ一家が建てた塔で12階建て。修復工事が終えられ今は最上階まで上がるることができるようになりました。塔にはB&Bが入り宿泊も可能です。塔内部はガイド付きツアーに申し込みすれば詳しく説明もあり楽しさも倍増します。
■Basilica di San Domenico
Basilica di San Domenicoはボローニャにある、1228年に建てられた教会です。世界中にあるサンドミニク教会の原点になっています。
当時ボローニャに到着したスペインの聖人ドミニコ人グズマンは、サンニコロデッレヴィーニェの牧師館を取得しました。彼の元にはたくさんの人が集まるようになって手狭になったため、ボローニャ郊外のブドウ園に教会を移したのです。
グズマンの死後に大きな教会を建てたのが現在のサンドメニコ教会。彼の遺骨を保管しています。教会は内部教会と外部教会に分かれていて、サンドメニコ広場を見下ろすように建っています。
■Civico Museo Archeologico Paolo Giovio
Civico Museo Archeologico Paolo Giovioは、イタリアのコモにある考古学の博物館です。かつてジョヴィオが住居として利用していたジョヴィオ宮殿を博物館として改装して利用した場所となっており、コモ近辺で出土された品などが展示されています。
先史時代であるローマ、エジプト、ギリシャといった歴史をたどることができ、展示品もコインや宝石などさまざまな内容で充実しています。展示品はもちろんのこと、建物自体も歴史的に価値があるものとされており、宮殿内では18世紀のインテリアがそのままに残されたゾーンやエレガントな二重階段、壁に描かれた美しいフレスコ画なども見どころとなっています。
Civico Museo Archeologico Paolo Giovio
イタリア / コモ
- Piazza Medaglie d'Oro 1, 22100, Como, Italy
- +39 031 252550
- 火 - 日 10:00 - 18:00
■Chiesa di Santa Maria della Vita
Chiesa di Santa Maria della Vitaは、ボローニャにあるマジョレー広場からすぐの場所にあります。この教会で有名なものは、主祭壇右側にあるピエタの彫刻です。
キリストが亡くなった場面を表していますが、周りを囲むマリア様を含んだ彫刻があまりにもリアルで、哀しみのあまり泣き叫ぶ姿が印象に残ります。全部で7体のテラコッタ製の像で、こちらは必見です。
また教会内のバロック様式の装飾も美しく、礼拝堂にはルネッサンス風のテラコッタも見られます。併設している美術館にも素晴らしい作品が展示されています。
■Biblioteca Salaborsa
Biblioteca Salaborsaは、エミリアロマーニャ地方のボローニャにある市立図書館です。マッジョーレ広場近くの市庁舎北側に位置しています。旧証券取引所の建物を利用しており、建物内部は中央が吹き抜けで1~3階が図書館です。
日本の図書館とは雰囲気が全く違い、博物館のような空間とオシャレさも兼ね合わせています。窓ぎわには自習スペースもあって外の景色を眺めながらゆったり過ごすこともできるように設計。1階にはカフェテリアもあり、こちらで待ち合わせや休憩もできます。
建物1階の床はガラス張りで地下には遺跡が残っており、ツアーに参加して見学するのもおすすめです。
■国立絵画館 (ボローニャ)
国立絵画館 (ボローニャ)は、イタリア北部にあるエミリアロマーニャ州の州都である歴史を体感できる街、ボローニャにある絵画館です。ボローニャ中央駅から徒歩で約20分、入場料は一人6ユーロです。
時間帯によって、公開されていない部屋もあるので、注意が必要です。荷物を入れられるロッカーが完備されています。
ルネッサンス期の画家、ラファエル、ティツィアーノ、パルミジャーニーノの傑作の他、グイド・レーニとゲリーノ、カラッチ兄弟の絵画を鑑賞できます。ボローニャ派の作品も多く展示されています。見学時間は約2時間程度です。
国立絵画館 (ボローニャ)
イタリア / ボローニャ
- Via delle Belle Arti, 56, 40126 Bologna BO, Italy
- +39 051 420 9411
- 8:30-19:30
- 月