普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。
今回は、台北で使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
目次
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台湾のWiFiレンタルプラン
ブランド | プラン | 申込期限 | 詳細・予約 | ご利用料金 |
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台湾 3G(300MB/日)
3G
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1~3日前まで
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165円/日 |
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台湾 4G LTE(300MB/日)
4G
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1~3日前まで
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268円/日 |
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台湾 3G 大容量(600MB/日)
3G
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1~3日前まで
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268円/日 |
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台湾 4G LTE 大容量(600MB/日)
4G
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1~3日前まで
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269円/日 |
結局どれを選んだら良いかわからない方はこちらから!
一覧を見ても、何を基準に選んだらいいかわからない!とりあえず間違いないのはどれ?と思った方はこちら!トラベルブックからの予約数が多い順に、レンタル会社をランキングでご紹介。レンタルが初めての人や悩んでしまった人は、上から検討していきましょう。
速度は早い?料金は?空港で受け取れる?といった基本情報はもちろん、メリットやサポート体制などについてもまとめています。値段が安いだけでは心配……という人は、ぜひ参考にしてください。
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング順にご紹介!
■GLOBAL WiFi
「グローバルWi-Fi」は、利用者数が業界最多という人気のWi-Fi。最安値クラスの低価格なので、迷ったらこちらを選んでおけば間違いありません。
200以上の国と地域に対応しており、現地の通信会社の回線を使用しているため、どこでも高速で快適にインターネットを利用可能。料金も定額制のため、どのくらいの容量を使うかわからない、高額請求が怖い、という方も安心です。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やメール以外にLINEやスカイプのメッセージや通話でも問い合わせることができます。
フォートラベル グローバルWiFi
- 参考価格:90円~
■jetfi (ジェットファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、2位は「jetfi (ジェットファイ)」です。
世界100ヶ国以上で使える海外用レンタルWi-Fiサービス。中国や台湾など一部の国で対応している無制限プランがあります。オプションサービスで「jet-phone機能」というものがあり、これに申し込むと1日180円で海外から日本へ電話がかけ放題となります。国際電話料金は高額ですが、仕事などでどうしても通話する必要がある人におすすめです。
jetfi (ジェットファイ)
- 参考価格:680円~
■クラウドWiFi東京
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、3位は「クラウドWiFi東京」です。
2019年11月にサービスを開始したクラウドWiFi。1ヶ月間は解約不可ですが、その後は契約期間も違約金も設定されていないのが特徴です。対応エリアが広く、135ヵ国でインターネットを利用することが可能。海外によく行く人におすすめです。渡航先でのトラブル時には、カスタマーサポートが年中無休・24時間対応してくれます。
クラウドWiFi東京
- 参考価格:3,380円~
■どこよりもWiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、4位は「どこよりもWiFi」です。
月額3,280円で月間300GBまで使えるWiFiサービス。公式サイトに「使い放題」との記載がありますが、実際には月間300GBの上限があります。ただしかなりの大容量であるため、実質無制限での利用が可能ということです。別途料金はかかりますが、海外でもそのまま使うことができます。1年以内に解約すると違約金が発生するので念のためご注意下さい。
どこよりもWiFi
- 参考価格:3,280円~
■Mugen WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、5位は「Mugen WiFi」です。
容量制限がなく、海外でもそのまま使えるWiFiサービス。格安プランなら月額3,280円です。海外使用時に便利な「翻訳機能」、「地図機能」などを備えた「Glocal Me G4」が使える「アドバンスプラン(月額3,880円)」を用意。30日間の解約であれば違約金が発生しないサービスがあり、とりあえず1度試してみたい人におすすめ。
Mugen WiFi
- 参考価格:3,280円~
■JAPAEMO(ジャパエモ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、6位は「JAPAEMO(ジャパエモ)」です。
容量が最大でも500MBまでしかありませんが、比較的レンタル料金が安いJAPAEMO(ジャパエモ)は、速度は気にせず安く海外用Wi-Fiをレンタルしたい人におすすめのサービスです。「通信が遅い」という口コミが多い反面、「料金が安くてお得」「マニュアル対応でない丁寧なサポートが良い」といった口コミも目立ちます。
JAPAEMO(ジャパエモ)
- 参考価格:290円~
■グローバルモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、7位は「グローバルモバイル」です。
100ヶ国以上で対応している海外用Wi-Fiサービス8。往復送料については完全無料ですが、事前にネットで申し込みをして空港で受け取ることができます。料金が安く、タイや台湾などでの無制限プランもあるのが魅力ですが、ローカルな場所などネット回線が整っていない場所では一部繋がりにくいところもあるとの口コミがありました。
グローバルモバイル
- 参考価格:690円~
■Fast-fi(ファストファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、8位は「Fast-fi(ファストファイ)」です。
予算に合わせて簡単にプランを選べるシンプルな料金体系が特徴の海外用Wi-Fiサービス。対応エリアは100ヶ国以上。500MBと1GBのプランで貸し出される端末には、23ヶ国語に対応する翻訳機能が搭載されています。長期の旅行や短期留学にぴったりの長期プランを用意。60日、90日プランもあり、長期でレンタルしたい人におすすめです。
Fast-fi(ファストファイ)
- 参考価格:410円~
■エクスモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、9位は「エクスモバイル」です。
世界170の国と地域で低価格の高速通信を提供している海外用レンタルWi-Fiルーター。容量は200MB・300MB・500MBの3つのプランから選べます。最も容量が大きいプランでも500MBであるためビデオ通話など多用する予定のある人には不向きですが、通常の旅行で高速通信に対応している海外用Wi-Fiを探している人にはおすすめです。
エクスモバイル
- 参考価格:550円~
■Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、10位は「Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)」です。
中国、韓国、台湾、香港の4ヶ国のみに対応している海外用Wi-Fiレンタルサービス。韓国と台湾とでは550円で容量無制限プランが使えます。空港での受取は空港郵便局にて行います。自宅受取にしても空港受取にしても往復の送料が1,100円以上かかります。ルーター自体の料金は安いですが、送料を含めた総額が激安とはならないので念のためご注意下さい。
Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
- 参考価格:550円~
■NOZOMI WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、11位は「NOZOMI WiFi」です。
国内で100GB利用可能な大容量プランでレンタルされるWiFiは、世界90ヶ国以上での利用にも対応。1回1,000円のチャージにより海外で500MBを使えるようになります。通常は日本国内でも使用できるため、普段から使っているルーターをそのまま持っていける手軽さが魅力。継続して利用を考えている人におすすめのWi-Fiレンタルサービスです。
NOZOMI WiFi
- 参考価格:1,000円~
格安Wi-Fiを見つけたい方はこちらの記事をチェック!
海外でインターネット利用するための4つの手段
目的地をマップで確認したり、人気のお店を調べたり、同行者と連絡を取ったり、海外旅行にもインターネットは欠かせません。旅先で困ったことにならないためには、事前に現地のWi-Fi事情について調べたり、現地で利用できるインターネット環境を手配しておくことが肝心です。ネットの使用頻度や目的、予算などに合わせて適切な方法を選んでください。
フリーWi-Fiを利用する
コストを極力抑えるなら、無料で利用できるフリーWi-Fi。Wi-Fi設備のある施設の周辺でしか使用できないので利用できるタイミングが限られる、通信速度やセキュリティが保証されないなどのデメリットもあるので、現地でほとんどインターネットを利用しないという方にはおすすめの手段です。
携帯電話会社の海外パケット定額(国際ローミング)を使う
海外でも普段と同じようにスマホを利用したいという方には、携帯電話会社の海外パケット定額が手軽です。ただし1日あたりの料金が比較的割高なので、長期滞在の場合はかなり高額な出費になることも。特定の日だけインターネットを利用したいという方にはおすすめです。
現地のSIMカードを購入する
海外出張などで海外に行く頻度が高い、滞在日数が長いという方は現地の携帯電話会社に対応したSIMカードの購入を。SIMフリーのスマホに差し替えると現地の国内通話扱いとなり、割安な料金で比較的安定した通信環境が確保できます。ただし現地でSIMカード調達する必要があり初心者には難易度の高い手段です。
海外用モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
頻繁にスマホを利用したい方やグループで旅行する場合におすすめなのが、モバイルWi-Fiルーターのレンタル。通信速度が早く、1台で複数の端末をカバーできるのがメリットです。レンタル費用も割安で、グループでシェアすればさらにお得。ルーターはネットで予約し、空港の専用カウンターで受け取ることができます。
海外でインターネットを利用するときの注意点
国内旅行の感覚でインターネットを利用していると、高額請求や不正アクセスといった思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。ここでは楽しい旅行を台無しにしないためにも知っておきたい、海外旅行初心者のためのインターネット利用の注意点を紹介します。
データローミング機能による高額請求
スマホには海外でも通信ができるデータローミングという機能が備えられています。ただし、この機能は通常のパケット定額サービスの適用外となるため、帰国後に高額が料金が請求されることも。高額請求を防ぐためには、あらかじめスマホのデータローミングサービスをオフに設定しておきましょう。
フリーWi-Fiでの不正アクセス
海外のホテルや空港などでフリーWi-Fiを利用する際に気をつけたいのがセキュリティ問題。セキュリティ設定されていないWi-Fiスポットでは、ウイルス感染や個人情報を盗まれるリスクがあるので注意が必要です。特にIDやパスワードの入力が必要なサイトへアクセスする場合は、セキュリティ設定された海外用モバイルWi-Fiルーターを利用するのが安心です。
台湾の基本情報
東アジアに位置する台湾は、台湾島を中心とした77の付属島嶼からなる地域です。日本の琉球列島(八重山諸島)の西方の海上にあり、与那国島とは約110㎞の距離。総面積は36,193 k㎡、人口は約2,353万人です。最大の都市は台北(タイペイ)で、事実上中華民国の首都としての機能を果たしています。住民は大多数が漢民族ですが、高地や離れには16の「高山族」が住んでいます。公用語は中国語で、宗教では信仰の自由が保障されており、道教・仏教・キリスト教などが特に盛んです。ユネスコに加盟していない「中華民国」の統治下にある台湾では、世界遺産が1つも登録されていません。ただし現在、世界遺産登録に向けた準備が進められています。候補となっているのは、自然遺産「太魯閣国家公園」など6ヶ所、文化遺産「卑南遺跡及び都蘭山」など11ヶ所です。
台北の基本情報
台北は、台湾の北部にあります。台北の面積は、約272平方キロメートル、人口は260万人を超えています。台北は、急速に人口が増加しており、IT経済化や工業都市としても発展しています。
台北出身の著名人には、日本でも人気がある歌手の一青窈の姉・一青妙がおり舞台女優として活躍しています。台北を舞台にした作品には、「太陽の黙示録」があります。
台北には、観光スポットが多数あり多くの観光客が訪れています。龍山寺や普済寺などの寺廟、国立台湾博物館、台北市立美術館などがあります。現代美術館である台北当代芸術館は、日本の統治時代の建成小学校を改装したものとなっており各国から多くの観光客が訪れています。また、饒河街観光夜市や寧夏観光夜市などの繁華街も人気です。
日本と台湾の時差
台湾の週間天気
台湾の為替
※2024年4月19日の為替価格です
台湾の気候は?朝晩の寒暖差にご注意!
南北に細長い地形を持つ台湾は、北部は亜熱帯気候、南部は熱帯地域と分かれます。暑い時期は日本よりも長く続き、その分冬は短め。具体的には3月から5月は春にあたり、朝晩はまだまだ冷え込む形。特に5月下旬あたりから梅雨入りすることが多いので、折り畳み傘などがあればいいでしょう。6月から8月は台風シーズンとなり、連日35度以上と本格的に暑くなってきます。9月から11月は徐々に温度は下がってきますが、思いがけず30度以上になる日も。冬になる12月から2月は小雨もぱらつき、肌寒くなるのでセーターなどが必要です。どの季節も朝晩の寒暖差は少なくないので、ストールなどの羽織ものを一枚持参すると重宝するでしょう。
台湾の物価事情?食事の相場はこのくらい!
台湾には日本同様、チップの習慣はありません。ある程度のホテルやレストランになるとあらかじめ10~15%のサービス料がプラスされるので、請求どおり支払えばそれでOK。ただし、無理を聞いてもらった時などには100台湾元程度チップを渡すとスマートです。また気になる物価事情ですが、現在台湾は上昇傾向にあります。たとえばコンビニではコーヒーSサイズやおにぎりが25台湾元(約100円)と、日本とそれほど変わらない印象。ですが屋台や地元の食堂ではタピオカドリンクが30台湾元(約120円)、小籠包が10個100元(約376円)と、かなりリーズナブルに楽しめます。
台湾と言えば夜市!どこでやってるの?
台湾のイメージを凝縮したようなスポット、夜市。夜市とは文字通り、夕方から真夜中にかけてオープンする数々の屋台や雑貨店、移動販売店などが集まったエリアです。南国特有の陽気さと独特の雰囲気が体感できると、観光客に人気の場所。夜市は台湾各地にあり、中でも台北にある士林夜市(シーリンイェシー)と饒河街夜市(ラオハージェイェシー)、寧夏夜市(ニンシャーイェシー)は台北三大夜市と呼ばれています。三大夜市で最も有名なのは、士林夜市。ここは深夜まで活気にあふれ、台湾ソーセージや台湾風さつま揚げ、カキ氷といった屋台グルメがびっくりするほど安い値段で食べられるスポットとしても知られています。
台北でおすすめの観光スポットをご紹介!
■台北101展望台
台北101展望台は台湾の首都、台北にあるランドマークです。MRT「台北101/世貿」駅4番出口を出ると、展望台入り口にすぐアクセスできます。展望台へのチケット売り場は5階です。チケット販売機には日本語表記も付いているので、迷わず購入できます。
台北101展望台の高さは約500mあります。展望台からは台北の景色を一望できます。地下に5階と地上に101階から成る建物で、この「101」には「100を越え、さらなる高みを目指す」という意味が込められています。展望台は88階から91階にあります。91階は屋上展望台になっており、開放感が楽しめます。下の階にはオフィスやレストランなどが入っています。
台北101展望台
台湾 / 台北 / 市政府駅周辺
- 台北市信義路五段7号89F
- 02-8101-8898
- 9:00~22:00(入場は21:15まで、屋外展望台は18:00まで)
- なし(旧正月、連続休暇の場合は営業時間等変更可能性あり)
■中正紀念堂
中正紀念堂は台湾の台北にあります。中正紀念堂は初代総統であった蒋介石の功績を称え、1976年から1980年に建てられました。中正紀念堂の「中正」は蒋介石の本名から名付けられています。台湾の三代観光名所の一つとして人気のあるスポットです。
中正紀念堂には蒋介石について展示している「文物展示室」、蒋介石の愛車の模型を展示している「中央通路」、当時の歴史の映像が見られるシアタールームのある「中正紀念図書館」、蒋介石の執務室を再現して1994年10月31日に完成した「故蒋介石総統紀念室 」など見どころの多いスポットです。
■饒河街観光夜市
饒河街観光夜市は台湾の台北にあるグルメ街です。MRT「松山駅」5番出口から徒歩すぐにアクセスできます。鮮やかな提灯が夜の街に映えます。
台湾での楽しみといえば夜市ですよね。そんな夜市でオススメなのがこの饒河街観光夜市です。饒河街観光夜市はミシュランガイドにも掲載されているほどおいしい屋台が多くあります。今回はその中の1つである、ビブグルマンのお店を紹介します。\m入り口付近にある「阿國滷味」ではスープなしの滷味のビブグルマンを提供しています。おやつとしても気軽に食べられるので、食べ歩きに最適です。他にもパパイヤミルク、海鮮の唐揚げなど台湾ならではのグルメが味わえます。
■西門町(シーメンディン)
西門町(シーメンディン)は、台北有数の繁華街です。台北駅から1駅であるMRTの西門駅周辺に広がっていてアクセスも良好。台湾の若者文化の最先端が集結する場所であり、台湾の原宿や渋谷とも称されています。
西門街のシンボルである西門紅楼は、日本統治時代に建てられたもの。1908年に市場として建てられた赤レンガの建物は、現在は劇場やカフェなどが集まる複合施設となっています。広場前では、クラフトマーケットなどのイベントも定期的に開催されます。
メインストリートとなる漢中街でショッピングやB級グルメの屋台を楽しむのもおすすめです。タトゥーの店が集まる通りなど、個性的な店を眺めるのも楽しいです。
■四四南村
四四南村はかつて「四十四兵工場」という工場で働く兵士とその家族が住むために政府が用意した村であり、歴史的な建造物がそのまま残ることから文化遺産保全地区に指定されています。そんな四四南村がレトロな街並みを生かした現代カルチャースポットに生まれ変わったことから、再び熱い注目を集めています。
古い住居をそのまま店舗に利用したカフェやベーグル店、雑貨店は若者を中心に人気。
無料で入ることのできる「眷村文物館」は、昔の台湾の人々の暮らしについて学ぶことができるスポットです。家電製品や日用品などが展示されていて、タイムスリップしたかのような気持ちが味わえます。
■陽明山
陽明山は、中国の台北市郊外にある山です。周辺は陽明山国家公演として整備されていて、近年観光地として開発が進められています。
台北市内中心部からは、バスで約1時間。気軽に日帰りで向かえる山として人気があります。複数の火山から形成される陽明山は、カルデラや火山の噴火口などの奇景を楽しむことができます。数多くの温泉が湧き出る山としても知られ、ビジターセンター「冷水坑」では公衆浴場で温泉に浸かることも可能です。
腹は別荘地としての開発も進められている人気のエリア。週末には美しい夜景を見るために多くの人が訪れる夜景スポットにもなっています。
■永康街
永康街は台湾の台北にある問屋街です。食べ歩きができるスポットとして観光客に人気があります。MTR東門駅5番出口から徒歩でアクセスできます。
永康街では名物の坦仔麺、小籠包、店舗があります。その中でも永康街で人気があるのはタピオカです。今回は、いくつかのお店を紹介します。「Bobii Frutii」は2018年にオープンしたドリンクスタンドです。透き通る美しい色合いのタピオカティーはSNS映えも抜群です。次に「CoCo」は、日本でも人気な黒糖タピオカミルクティーが定番なお店です。
永康街はグルメだけでなく、茶器や台湾茶、化粧品などのお店も多く立ち並んでいます。お土産にも最適です。
■国立故宮博物院
国立故宮博物院は台湾の台北にある博物館です。中国芸術工芸コレクションの質は世界一と言われているほど人気の高いスポットです。世界四大博物館と言われてるフランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館に並ぶ美術館の1つです。
常時展示コレクションの数は約6000点から8000点あります。メインのコレクション以外は定期的に展示品を入れ替えており、いつ来ても新鮮な気持ちで楽しめます。
国立故宮博物院は1925年に作られました。2007年と2011年に改装されています。国立故宮博物院はベビーカーと車椅子を無料で貸し出ししています。日本語の音声ガイドサービスも行っています。
国立故宮博物院
台湾 / 台北 / MRT士林駅
- 台北市士林区至善路二段221号
- 886-2-2881-2021
- 展覧館8:30〜18:30/夜間展示18:30〜21:00(金土のみ)/図書文献館9:00〜17:00/至善園8:30〜18:30(11〜3月は17:30まで)
- 展覧館:無休/図書文献館:日曜、祝祭日/至善園:月曜
■迪化街
迪化街は台湾の首都、台北で最も歴史がある問屋街です。迪化街では漢方薬、乾物、高級食材などを売っている露店や店舗が立ち並んでいます。商品はもちろん、陳列の仕方も日本とは違うので見て回るだけでも楽しめます。
迪化街には青草茶、茅根茶、苦茶ジュースといった健康茶のスタンドがあります。テイクアウトができるので、散策のお供にぜひ飲んでみてください。青草茶はすっきりとしていて、夏場にオススメです。茅根茶は甘くて飲みやすいので、初心者にも安心です。他にも米粉湯、ビーフンのスープなどの露店もあり、食べ歩きも満喫できるスポットになっています。
■台北霞海城隍廟
台北霞海城隍廟は台湾の台北にある寺廟です。台北霞海城隍廟には恋愛の神様、月下美人や夫婦円満にご利益のある城隍夫人などの神様が祀られています。縁結びにご利益のあるパワースポットとして観光客に人気があります。
台湾の寺廟と、日本のお寺では参拝方法が異なります。日本語で書かれた参拝の手順の立て札があるので、わからない場合は参考にしてください。日本語にも対応しているので、不安な時は係の人に質問できます。
台北霞海城隍廟まではMRTの北門駅2番出口から徒歩10分でアクセスできます。月下老人の誕生日や恋愛のイベントであるバレンタイン、旧正月などの時期は多くの人で賑わっています。
■行天宮
行天宮は台湾の台北市にある寺廟です。MRT「行天宮駅」から徒歩でアクセスできます。行天宮では三国志でも有名な関羽という商売の神様を祀っています。行天宮は入り口にある段差など、「請勿踐踏(踏まないでください)」と書かれた場所がいくつかあるので注意しながら参拝してください。
手洗い場にはウォーターサーバーがあり、自由に水を飲むことができます。境内には日本語表記で書かれたパンフレットが置かれています。
台湾式のお参りの仕方は、膝立ちで手を合わせてから頭を下げる姿勢をとります。写真付きの立て看板があるので、ぜひチャレンジしてみてください。
■中華民国総統府
中華民国総統府は台湾の台北にあるランドマークです。総統府とは国家元首である総統が執務を行う公邸のことです。1919年に建設されました。中華民国総統府は一般人は入れないイメージのある場所ですが、実は一般参観が可能です。その際はパスポートなどの身分証、手荷物検査、金属探知機のチェックが必要となります。
外壁は赤と白の異国情緒が感じられるデザインになっています。2016年に行われた政権交代により、内装もガラッと変化しています。中は中華民国総統府の歴史や、部署の展示などがあります。普段は見ることのできない貴重な展示や資料を見学できます。
中華民国総統府
台湾 / 台北 / MRT西門駅
- 台北市中正区重慶南路一段122号
- 2312-0760
- 9:00〜12:00(休・祝日 8:00=16:00 ※休・祝日の公開は月に1度になります)
- 土日
■艋舺龍山寺
艋舺龍山寺は台湾の台北にあるお寺です。MRT「龍山寺駅」1番出口からすぐにアクセスできます。艋舺龍山寺は願い事が叶うパワースポットとして観光客に人気があります。正月と旧暦1日と15日にあたる「拜拜の日」は多くの人で賑わっています。
艋舺龍山寺は入り口と出口が決まっているので注意が必要です。入り口は「龍門」、出口は「虎門」です。不安な方は現地の方について行くと安心です。
艋舺龍山寺の建物は中国宮殿式廟宇建築で作られています。屋根の上には細かく繊細な龍の像が置かれています。精巧な装飾は一見の価値ありです。本殿の中は金で統一されており、きらびやかで豪華な空間になっています。
■南機場夜市
南機場夜市は、台湾の夜市の中でも地元の人々にこよなく愛されている夜市です。ローカルな雰囲気を味わいたい人におすすめです。
最寄りのMRT龍山駅からは徒歩20分とやや歩きますが、夜市に合わせて多くの人々の波ができているので迷うことはありません。「山内鶏飯」の雞肉飯や「基隆黒輪綜合甜不辣」の台湾式おでんは、外せない有名メニュー。タピオカミルクティーやフライドチキンの店、野菜ジューススタンドもたくさんあります。餃子ストリートには水餃子などの人気店が軒を連ねています。
足つぼマッサージ店やゲーム店などもあって、思い思いの楽しみ方が可能です。
■国立台湾博物館
国立台湾博物館は、台湾で最も古い歴史を有する博物館です。
日本統治時代の1908年、日本政府が台湾南北縦断鉄道全線開通を祝って設置したのが始まりです。台北駅からもほど近い、二二八和平公園内にあります。
建物内部は地上3階・地下1階。1万点以上もの展示品が並んでいて見ごたえ抜群です。「台湾の歴史と自然」をテーマにした博物館であり、原住民が使用していた道具や独自の文化を築いた道のり、暮らしぶりが垣間見られる資料は必見。台湾の歴史と深い関係の後藤新平民政長官と児玉源太郎台湾総督についての資料も充実しています。