
普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。
今回は、ローマで使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
目次
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イタリアのWiFiレンタルプラン
ブランド | プラン | 申込期限 | 詳細・予約 | ご利用料金 |
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イタリア 4G LTE(300MB/日)
4G
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1~3日前まで
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1円/日 |
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イタリア 3G 大容量(600MB/日)
3G
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1~3日前まで
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1円/日 |
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イタリア 3G(300MB/日)
3G
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1~3日前まで
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1円/日 |
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イタリア 4G LTE 大容量(600MB/日)
4G
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1~3日前まで
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281円/日 |
結局どれを選んだら良いかわからない方はこちらから!
一覧を見ても、何を基準に選んだらいいかわからない!とりあえず間違いないのはどれ?と思った方はこちら!トラベルブックからの予約数が多い順に、レンタル会社をランキングでご紹介。レンタルが初めての人や悩んでしまった人は、上から検討していきましょう。
速度は早い?料金は?空港で受け取れる?といった基本情報はもちろん、メリットやサポート体制などについてもまとめています。値段が安いだけでは心配……という人は、ぜひ参考にしてください。
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング順にご紹介!
■GLOBAL WiFi

「グローバルWi-Fi」は、利用者数が業界最多という人気のWi-Fi。最安値クラスの低価格なので、迷ったらこちらを選んでおけば間違いありません。
200以上の国と地域に対応しており、現地の通信会社の回線を使用しているため、どこでも高速で快適にインターネットを利用可能。料金も定額制のため、どのくらいの容量を使うかわからない、高額請求が怖い、という方も安心です。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やメール以外にLINEやスカイプのメッセージや通話でも問い合わせることができます。
フォートラベル グローバルWiFi
- 参考価格:90円~
■jetfi (ジェットファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、2位は「jetfi (ジェットファイ)」です。
世界100ヶ国以上で使える海外用レンタルWi-Fiサービス。中国や台湾など一部の国で対応している無制限プランがあります。オプションサービスで「jet-phone機能」というものがあり、これに申し込むと1日180円で海外から日本へ電話がかけ放題となります。国際電話料金は高額ですが、仕事などでどうしても通話する必要がある人におすすめです。
jetfi (ジェットファイ)
- 参考価格:680円~
■クラウドWiFi東京
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、3位は「クラウドWiFi東京」です。
2019年11月にサービスを開始したクラウドWiFi。1ヶ月間は解約不可ですが、その後は契約期間も違約金も設定されていないのが特徴です。対応エリアが広く、135ヵ国でインターネットを利用することが可能。海外によく行く人におすすめです。渡航先でのトラブル時には、カスタマーサポートが年中無休・24時間対応してくれます。
クラウドWiFi東京
- 参考価格:3,380円~
■どこよりもWiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、4位は「どこよりもWiFi」です。
月額3,280円で月間300GBまで使えるWiFiサービス。公式サイトに「使い放題」との記載がありますが、実際には月間300GBの上限があります。ただしかなりの大容量であるため、実質無制限での利用が可能ということです。別途料金はかかりますが、海外でもそのまま使うことができます。1年以内に解約すると違約金が発生するので念のためご注意下さい。
どこよりもWiFi
- 参考価格:3,280円~
■Mugen WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、5位は「Mugen WiFi」です。
容量制限がなく、海外でもそのまま使えるWiFiサービス。格安プランなら月額3,280円です。海外使用時に便利な「翻訳機能」、「地図機能」などを備えた「Glocal Me G4」が使える「アドバンスプラン(月額3,880円)」を用意。30日間の解約であれば違約金が発生しないサービスがあり、とりあえず1度試してみたい人におすすめ。
Mugen WiFi
- 参考価格:3,280円~
■JAPAEMO(ジャパエモ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、6位は「JAPAEMO(ジャパエモ)」です。
容量が最大でも500MBまでしかありませんが、比較的レンタル料金が安いJAPAEMO(ジャパエモ)は、速度は気にせず安く海外用Wi-Fiをレンタルしたい人におすすめのサービスです。「通信が遅い」という口コミが多い反面、「料金が安くてお得」「マニュアル対応でない丁寧なサポートが良い」といった口コミも目立ちます。
JAPAEMO(ジャパエモ)
- 参考価格:290円~
■グローバルモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、7位は「グローバルモバイル」です。
100ヶ国以上で対応している海外用Wi-Fiサービス8。往復送料については完全無料ですが、事前にネットで申し込みをして空港で受け取ることができます。料金が安く、タイや台湾などでの無制限プランもあるのが魅力ですが、ローカルな場所などネット回線が整っていない場所では一部繋がりにくいところもあるとの口コミがありました。
グローバルモバイル
- 参考価格:690円~
■Fast-fi(ファストファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、8位は「Fast-fi(ファストファイ)」です。
予算に合わせて簡単にプランを選べるシンプルな料金体系が特徴の海外用Wi-Fiサービス。対応エリアは100ヶ国以上。500MBと1GBのプランで貸し出される端末には、23ヶ国語に対応する翻訳機能が搭載されています。長期の旅行や短期留学にぴったりの長期プランを用意。60日、90日プランもあり、長期でレンタルしたい人におすすめです。
Fast-fi(ファストファイ)
- 参考価格:410円~
■エクスモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、9位は「エクスモバイル」です。
世界170の国と地域で低価格の高速通信を提供している海外用レンタルWi-Fiルーター。容量は200MB・300MB・500MBの3つのプランから選べます。最も容量が大きいプランでも500MBであるためビデオ通話など多用する予定のある人には不向きですが、通常の旅行で高速通信に対応している海外用Wi-Fiを探している人にはおすすめです。
エクスモバイル
- 参考価格:550円~
■Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、10位は「Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)」です。
中国、韓国、台湾、香港の4ヶ国のみに対応している海外用Wi-Fiレンタルサービス。韓国と台湾とでは550円で容量無制限プランが使えます。空港での受取は空港郵便局にて行います。自宅受取にしても空港受取にしても往復の送料が1,100円以上かかります。ルーター自体の料金は安いですが、送料を含めた総額が激安とはならないので念のためご注意下さい。
Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
- 参考価格:550円~
■NOZOMI WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、11位は「NOZOMI WiFi」です。
国内で100GB利用可能な大容量プランでレンタルされるWiFiは、世界90ヶ国以上での利用にも対応。1回1,000円のチャージにより海外で500MBを使えるようになります。通常は日本国内でも使用できるため、普段から使っているルーターをそのまま持っていける手軽さが魅力。継続して利用を考えている人におすすめのWi-Fiレンタルサービスです。
NOZOMI WiFi
- 参考価格:1,000円~
格安Wi-Fiを見つけたい方はこちらの記事をチェック!
海外でインターネット利用するための4つの手段
目的地をマップで確認したり、人気のお店を調べたり、同行者と連絡を取ったり、海外旅行にもインターネットは欠かせません。旅先で困ったことにならないためには、事前に現地のWi-Fi事情について調べたり、現地で利用できるインターネット環境を手配しておくことが肝心です。ネットの使用頻度や目的、予算などに合わせて適切な方法を選んでください。
フリーWi-Fiを利用する
コストを極力抑えるなら、無料で利用できるフリーWi-Fi。Wi-Fi設備のある施設の周辺でしか使用できないので利用できるタイミングが限られる、通信速度やセキュリティが保証されないなどのデメリットもあるので、現地でほとんどインターネットを利用しないという方にはおすすめの手段です。
携帯電話会社の海外パケット定額(国際ローミング)を使う
海外でも普段と同じようにスマホを利用したいという方には、携帯電話会社の海外パケット定額が手軽です。ただし1日あたりの料金が比較的割高なので、長期滞在の場合はかなり高額な出費になることも。特定の日だけインターネットを利用したいという方にはおすすめです。
現地のSIMカードを購入する
海外出張などで海外に行く頻度が高い、滞在日数が長いという方は現地の携帯電話会社に対応したSIMカードの購入を。SIMフリーのスマホに差し替えると現地の国内通話扱いとなり、割安な料金で比較的安定した通信環境が確保できます。ただし現地でSIMカード調達する必要があり初心者には難易度の高い手段です。
海外用モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
頻繁にスマホを利用したい方やグループで旅行する場合におすすめなのが、モバイルWi-Fiルーターのレンタル。通信速度が早く、1台で複数の端末をカバーできるのがメリットです。レンタル費用も割安で、グループでシェアすればさらにお得。ルーターはネットで予約し、空港の専用カウンターで受け取ることができます。
海外でインターネットを利用するときの注意点
国内旅行の感覚でインターネットを利用していると、高額請求や不正アクセスといった思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。ここでは楽しい旅行を台無しにしないためにも知っておきたい、海外旅行初心者のためのインターネット利用の注意点を紹介します。
データローミング機能による高額請求
スマホには海外でも通信ができるデータローミングという機能が備えられています。ただし、この機能は通常のパケット定額サービスの適用外となるため、帰国後に高額が料金が請求されることも。高額請求を防ぐためには、あらかじめスマホのデータローミングサービスをオフに設定しておきましょう。
フリーWi-Fiでの不正アクセス
海外のホテルや空港などでフリーWi-Fiを利用する際に気をつけたいのがセキュリティ問題。セキュリティ設定されていないWi-Fiスポットでは、ウイルス感染や個人情報を盗まれるリスクがあるので注意が必要です。特にIDやパスワードの入力が必要なサイトへアクセスする場合は、セキュリティ設定された海外用モバイルWi-Fiルーターを利用するのが安心です。
イタリアの基本情報
イタリアは、ヨーロッパにある長靴の形をした国で、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィアなど世界に知られる有名都市が多く点在しています。長い歴史を有しており、文化、自然、芸術といったあらゆる見所があり、世界遺産の数も世界一を誇っているのが特徴です。
大きく南北でエリアが分かれ、南イタリアには断崖絶壁のマルフィ、青い洞窟で知られているカプリ島などの自然景観が楽しめるほか、オリーブオイルとトマトをたっぷり使った地中海料理が堪能できます。
一方北イタリアには、最大のゴシック様式の大聖堂であるドゥオーモや、水の都ヴェネツィアの街並みなど、華やかなイタリアらしい雰囲気を満喫できるのが魅力。ゴルゴンゾーラなど濃厚なチーズを使った絶品料理やスイーツも見逃せません。
ローマの基本情報
ローマはイタリアの首都で、政治と経済の中心地です。市内にはキリスト教の聖地であるバチカン市国の他、国際機関や大企業の本社が立ち並び、約290万人が暮らしています。街の名物は日本でもお馴染みのカルボナーラです。
古代ローマ帝国の時代から約3千年に渡って文化、芸術の面で世界中に影響を与え続け、「永遠の都」とも呼ばれています。どこをとっても絵になる美しい街並みは数々の映画や小説の舞台となり、毎年700万から1000万人もの観光客が訪れます。
数ある観光名所の中で最も人気のあるスポットは、ローマ帝国時代の建造物コロッセオと、バチカン市国にあるサンピエトロ大聖堂です。これらの建築物を含む7つの遺構は、1980年に世界遺産に登録されています。
日本とイタリアの時差
イタリアの週間天気
イタリアの為替
※2025年3月22日の為替価格です
イタリアで英語は通じる?よく使うイタリア語も押さえよう!
イタリア人にとって、英語は日本人と同じで「勉強して身につける」言語で、誰もが英語を話せるわけではないのも日本と同じです。ただし、空港や駅、主な観光スポットやホテルでは英語で用が足せます。英語のパンフレットや地図なども手に入ります。観光客目当ての土産物屋やレストランでは、英語どころか簡単な日本語が通じたり日本語のパンフレットやメニューがあったりします。初心者の行動範囲であれば、英語で用を足せれば困ることはありません。とは言っても挨拶(Buon giorno)やお礼(Grazie!)、依頼(Per favore)、おいしい(Buono!)、素晴らしい(Bravo/Brava)くらいは口にできるようにしておいたほうが円滑なコミュニケーションがとれるでしょう。
実際どれくらいかかる? イタリア旅行の予算を解説
パッケージツアーでは、安い時期で20万円代、高い時期には60万円を越す場合もあるでしょう。飛行機やホテルのランクを上げれば100万円を越します。飛行機とホテルをインターネットで予約する場合は、時期やホテルのランクにこだわらず経由便でも構わなければ10万円代から20万円前半で手配できる場合もあります。直行便は割高です。ホテルを単独で手配する場合は、1泊の料金はスタンダードクラスで10,000~20,000円、スーペリアクラスで20,000~32,000円、デラックスクラスで32,000円~が目安です。そのほか、現地での交通費や観光スポットへの入場料、食費、お土産代などで1日あたり1万円から1万5千円くらいはみておいた方がよさそうです。
電車はなかなかこない?イタリアの交通機関について
個人旅行でのイタリア国内の移動には、バスや地下鉄、電車を利用します。イタリアでは電車が時刻通りに来ない場合もあるので、時間に余裕のないスケジュールを組むのも避けましょう。初心者でも比較的簡単に利用できるのは大きな都市間を移動するトレニタリア、イタロ、インターシティなどで切符はオンラインで購入できます。日本のような丁寧な車内放送はないので、降りる駅は周りの人に聞いたりして逃さないようにしましょう。一つの市内であれば、共通の一定時間乗れるチケットでバス、地下鉄、トラムが利用できます。タクシーは無認可の車に乗って料金をぼられないように、ホテルで呼んでもらうか、タクシー乗り場から乗りましょう。
ローマでおすすめの観光スポットをご紹介!
■ヴェネツィア広場
ローマの中心にある広大な広場で、正面には荘厳なヴィットリオ・エマヌエーレ二世記念堂がある。右側には名前の由来となったヴェネツィア宮殿がある。交通の要ともなっており、コルソ通りや、歴史地区へ続くフォーリ・インエペラトーリ通りなどが集まっている。
■ヴェネツィア宮殿
ヴェネツィア宮殿は1466年に建てられた赤茶色の壮麗なルネッサンス式の建物で、現在は2階が国立博物館になっており、陶磁器やタペストリーなどが展示されている。あまり目立たない密やかな雰囲気の宮殿で、2階のバルコニーからムッソリーニが演説をしたということで有名なスポットである。
■ヴェネツィア宮殿国立博物館
ヴェネツィア宮殿国立博物館は、ヴェネチア広場西側にあるローマ最古のルネッサンス建築です。もともとは敷地内にあるサンマルコ教会に任命された枢機卿の住居として使用されていました。
16世紀初めから18紀末まではベネチア共和国の大使館となった場所です。戦時中はムッソリーニが執務室をおき、2階のバルコニーから演説したこともありました。
現在は国立博物館となり、西洋美術をはじめとするヨーロッパの作品、明時代の中国の焼き物、日本の焼き物伊万里焼なども展示されています。中庭も建物と調和された美しさが素晴らしい博物館です。
■コルドナータ
コルドナータは、ローマのカンピドリオ広場に続く階段です。しかし正確にいえばゆるやかな勾配の坂道で、グレーの敷石を敷き詰め縁石で区切りをもうけたように造られています。
人が歩くだけでなく、馬やロバも往き来しやすいように考えられた形になっています。コルドナータもカンピドリオ広場を設計したミケランジェロによる設計です。
上り詰めた場所にはローマのシンボルである双子の神、カストルとボルックスの像が出迎えています。古代ローマ人がエトリアル人の王に反旗を翻したときに援軍をし、ローマを勝利に導いたとされる神です。
■コルソ通り
ベネチア広場とポポロ広場を結んでいるメインショッピング通り。プラダやグッチなど高級ブランドショップからGAPやザラなど日本でも人気の店までが立ち並び、「サンタ・マリア・ディ・モンテサント教会」や「ルスボリ宮」など観光名所が多いところです。クリスマスのイルミネーションがとてもきれいです。
■トッレ アルジェンティーナ キャット サンクチュアリ
トッレ アルジェンティーナ キャット サンクチュアリは、猫がいっぱいの古代ローマ遺跡です。ローマの中央に位置する遺跡は紀元前300~400年頃のもので、周囲に巡らされた壁の上に遊歩道がつくられており、どこからでも見学ができるようになっています。
形はドーム型の神殿で、倒れた石柱はそのままの姿で保存、赤レンガで造られた壁が古代ローマを創造させるようです。
猫が多く見られるのも特徴で、地下に猫の保護活動をしている猫シェルターがあります。保護されている猫は100匹以上。可愛らしい猫グッズなども販売されているので、のぞいてみるのも楽しみの1つです。
トッレ アルジェンティーナ キャット サンクチュアリ
イタリア / ローマ
- Largo di Torre Argentina | In corner take iron steps down, 00000001 Rome, Italy
■トラヤヌスの記念柱
ローマ皇帝トラヤヌスのダキア戦争での勝利を記念して造られたモニュメントで、台座も含めると全高約38メートル。円柱の表面には螺旋状にローマとダキアの間の戦争を描いだレリーフがが彫られている。柱頭には、かつてはトラヤヌス帝の像があったが1587年に聖ペテロに変更となった。
■カンピドリオ広場
カンピドリオ広場は、ローマ七丘の中で最も高いカピトリーの丘にある広場です。1538年にパウロ3世の依頼を受けたミケランジェロが設計され1590年に完成しました。
ミケランジェロの設計には特徴があり、正面にはローマの市庁舎が建ち、右側にコンセルヴァトーリ宮殿、左側にカピトリーノ美術館が建てられた台形の形をしています。他にユーピテルやユーノ神殿などが建つローマの中心です。
広場の中央には皇帝マルクス・アウレリウスの騎馬像。広場の奥まで行けばフォロロマーノを一望のもとに見渡せるテラスがあります。
■バルベリーニ広場
バルベリーニ通りやトリトーネ通りなどローマの主要な通りが交差する要所にある広場。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニが1632年から1637年の歳月をかけ造られ、中央にはベルニーニの作品「トリトーネの泉」の噴水がある。北側のヴェネト通りの南側には「蜂の噴水」もある。
■トリニタ デイ モンティ教会
スペイン広場からスペイン階段を上がった場所にある教会で、16世紀はじめにフランス王ルイ12世が造った。現在もフランス人神父によるフランス語のミサが行われている。バロック様式の教会で、中にはドニエーレ・ダ・ヴォルテッラの「降架」などが飾られている。
■コロンナ広場
コロンナ広場はコルソ通り沿いにある広場で、コロンナとは「円柱」という意味で、その名の通り中央には大きな円柱のマルクス・アウレリウスの記念柱が建っている。円柱のそばに首相官邸であるキージ宮があったり、周りにイタリアの政治機関の建物がたくさんあるので、ポリスボックスがある。
■ピエトラ広場
ピエトラ広場はパンテオンの東側に位置しており、コロンナ広場に向かう途中にあります。それほど大きくはありませんが、観光名所であるハドリアヌス帝の神殿跡があることで有名なスポット。
ハドリアヌス帝がこの世を去った後に、養子のアントニヌス・ピウスが145年頃に完成させたといわれており、現存しているその当時のものは柱だけとなっています。
そのコリント式の11本の列柱は白大理石製で、往時の神殿の壮麗さを感じさせてくれます。神殿は17世紀に改築され、列柱以外の部分は、1831年からイタリア証券取引所となって現在でも利用されています。
■コンディッティ通り
コンディッティ通りはスペイン広場からまっすぐ伸びる、ローマを代表するファッションストリートです。
映画「ローマの休日」に登場することでも知られ、優雅な時間を過ごすのにぴったりの場所。約400メートルの道沿いにプラダ、ディオール、ブルガリ、グッチといった誰もが知る高級ブランドショップが並んでいます。
また、観光客が集まるこのエリアには、レストランやカフェが多くあります。ローマ最古のカフェといわれる1760年創業のアンティコ・カフェ・グレコがあることでも有名。買い物ついでにちょっと休憩するのにも最適です。
■トレヴィの泉
ローマで最も有名な観光スポットともいえるトレヴィの泉。スタンペリア通り沿いのトレヴィ広場にあり、バルベリーニ駅から徒歩圏内です。歴史は古く、古代ローマ時代に皇帝のアウグストゥスが造らせたもので、その後に改修などを経て、現在の姿になりました。
そしてトレヴィの泉といえば、後ろ向きになってコインを投げ入れると願い事が叶うという言い伝えが有名です。枚数によって願い事が異なり、1枚だと再びローマに来られる、2枚だと大切な相手と永遠に一緒にいられる、そして3枚だと逆に恋人や結婚相手と離別できます。
単なる風習ではありますが、一度は試したくなるほど、ローマ旅行の良い記念になります。またトレヴィの泉周辺のポーリ宮殿、女神像なども見どころです。
■スペイン広場
ローマの中心部にある広場で、近くにあるスペイン大使館にちなんで名付けられました。広場にはいくつもの見どころがあり、観光スポットとして多くの人が訪れています。
そのひとつが大階段。トリニタ・デイ・モンティ教会へと続く階段のことで、通称「スペイン階段」と呼ばれ、1725年に完成しました。波をうつような造形が特徴的です。
そしてここで、不朽の名作映画「ローマの休日」が撮影されたのは有名なエピソード。オードリー・ヘプバーンがジェラートを食べたシーンが有名ですが、現在はここでの飲食は禁止となっています。そして広場中央にある、バロック時代を代表する建築家であるジャン・ロレンツォ・ベルルーニ作の「バルカッチャの噴水」も注目スポットです。
■フォロ ロマーノ
フォロロマーノは、ローマに残るローマ時代の遺跡です。コロッセオやパラティーノの丘、カンピドーリオの丘と並ぶ人気の古代ローマ遺跡ですが、フォロロマーノは年間600万人もの観光客が訪れる最も人気の遺跡です。1980年には「ローマ歴史地区」の構成要素の1部として世界遺産にも登録されました。フォロロマーノの起源は紀元前にまでさかのぼります。紀元前6世紀に他の遺跡とともに整備が始まり、政治や商業の中心となる広場や神殿、舗装された道、下水溝などが作られました。
凱旋門まで続く「聖なる道」や「バジリカ・アエミリア(公会堂)」、ローマ帝国の中枢を担った「元老院議事堂」など見ごたえ抜群です。
フォロ ロマーノ
イタリア / ローマ / コロッセオ / フォロ・ロマーノ周辺
- Piazza Santa Maria Nova, 53, 00186 Rome, Italy
- (+39) 06 39967700
- 8:00~日没1時間前(夏季は18:00頃、冬季は15:00頃)
- 1/1、5/1、12/25
- コロッセオ、パラティーノの丘との共通券12ユーロ
■ナヴォーナ広場
ローマに位置し、広場の中央に4つの大河(ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川)を擬人化した彫像の噴水が存在する。夜、この噴水がライトアップされた姿はとても美しい。また、すぐそばにはローマで一番有名な朝市が開かれるカンポ・デイ・フィオーリがある。
■サンタ マリア マッジョーレ大聖堂
首都ローマに位置するカトリック教会の聖堂。「偉大なる聖母マリアに捧げられた聖堂」という意味で、教皇が建築させたローマの四大バシリカの一つの重要な建造物である。教会内は広く、モザイクや絵画が多くある。また、ミュージアムもあり、歴代法王の衣装や装飾品などが展示されている。
サンタ マリア マッジョーレ大聖堂
イタリア / ローマ / ローマ・テルミニ駅周辺
- Piazza di Santa Maria Maggiore 42, 00185 Rome, Italy
- +39 06 6988 6800
- 日 - 土 7:00 - 19:00