普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。
今回は、ザグレブで使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
目次
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クロアチアのWiFiレンタルプラン
ブランド | プラン | 申込期限 | 詳細・予約 | ご利用料金 |
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クロアチア 3G(300MB/日)
3G
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1~3日前まで
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577円/日 |
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クロアチア 4G LTE(300MB/日)
4G
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1~3日前まで
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578円/日 |
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クロアチア 3G 大容量(600MB/日)
3G
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1~3日前まで
?
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578円/日 |
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クロアチア 4G LTE 大容量(600MB/日)
4G
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1~3日前まで
?
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579円/日 |
結局どれを選んだら良いかわからない方はこちらから!
一覧を見ても、何を基準に選んだらいいかわからない!とりあえず間違いないのはどれ?と思った方はこちら!トラベルブックからの予約数が多い順に、レンタル会社をランキングでご紹介。レンタルが初めての人や悩んでしまった人は、上から検討していきましょう。
速度は早い?料金は?空港で受け取れる?といった基本情報はもちろん、メリットやサポート体制などについてもまとめています。値段が安いだけでは心配……という人は、ぜひ参考にしてください。
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング順にご紹介!
■GLOBAL WiFi
「グローバルWi-Fi」は、利用者数が業界最多という人気のWi-Fi。最安値クラスの低価格なので、迷ったらこちらを選んでおけば間違いありません。
200以上の国と地域に対応しており、現地の通信会社の回線を使用しているため、どこでも高速で快適にインターネットを利用可能。料金も定額制のため、どのくらいの容量を使うかわからない、高額請求が怖い、という方も安心です。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やメール以外にLINEやスカイプのメッセージや通話でも問い合わせることができます。
フォートラベル グローバルWiFi
- 参考価格:90円~
■jetfi (ジェットファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、2位は「jetfi (ジェットファイ)」です。
世界100ヶ国以上で使える海外用レンタルWi-Fiサービス。中国や台湾など一部の国で対応している無制限プランがあります。オプションサービスで「jet-phone機能」というものがあり、これに申し込むと1日180円で海外から日本へ電話がかけ放題となります。国際電話料金は高額ですが、仕事などでどうしても通話する必要がある人におすすめです。
jetfi (ジェットファイ)
- 参考価格:680円~
■クラウドWiFi東京
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、3位は「クラウドWiFi東京」です。
2019年11月にサービスを開始したクラウドWiFi。1ヶ月間は解約不可ですが、その後は契約期間も違約金も設定されていないのが特徴です。対応エリアが広く、135ヵ国でインターネットを利用することが可能。海外によく行く人におすすめです。渡航先でのトラブル時には、カスタマーサポートが年中無休・24時間対応してくれます。
クラウドWiFi東京
- 参考価格:3,380円~
■どこよりもWiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、4位は「どこよりもWiFi」です。
月額3,280円で月間300GBまで使えるWiFiサービス。公式サイトに「使い放題」との記載がありますが、実際には月間300GBの上限があります。ただしかなりの大容量であるため、実質無制限での利用が可能ということです。別途料金はかかりますが、海外でもそのまま使うことができます。1年以内に解約すると違約金が発生するので念のためご注意下さい。
どこよりもWiFi
- 参考価格:3,280円~
■Mugen WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、5位は「Mugen WiFi」です。
容量制限がなく、海外でもそのまま使えるWiFiサービス。格安プランなら月額3,280円です。海外使用時に便利な「翻訳機能」、「地図機能」などを備えた「Glocal Me G4」が使える「アドバンスプラン(月額3,880円)」を用意。30日間の解約であれば違約金が発生しないサービスがあり、とりあえず1度試してみたい人におすすめ。
Mugen WiFi
- 参考価格:3,280円~
■JAPAEMO(ジャパエモ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、6位は「JAPAEMO(ジャパエモ)」です。
容量が最大でも500MBまでしかありませんが、比較的レンタル料金が安いJAPAEMO(ジャパエモ)は、速度は気にせず安く海外用Wi-Fiをレンタルしたい人におすすめのサービスです。「通信が遅い」という口コミが多い反面、「料金が安くてお得」「マニュアル対応でない丁寧なサポートが良い」といった口コミも目立ちます。
JAPAEMO(ジャパエモ)
- 参考価格:290円~
■グローバルモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、7位は「グローバルモバイル」です。
100ヶ国以上で対応している海外用Wi-Fiサービス8。往復送料については完全無料ですが、事前にネットで申し込みをして空港で受け取ることができます。料金が安く、タイや台湾などでの無制限プランもあるのが魅力ですが、ローカルな場所などネット回線が整っていない場所では一部繋がりにくいところもあるとの口コミがありました。
グローバルモバイル
- 参考価格:690円~
■Fast-fi(ファストファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、8位は「Fast-fi(ファストファイ)」です。
予算に合わせて簡単にプランを選べるシンプルな料金体系が特徴の海外用Wi-Fiサービス。対応エリアは100ヶ国以上。500MBと1GBのプランで貸し出される端末には、23ヶ国語に対応する翻訳機能が搭載されています。長期の旅行や短期留学にぴったりの長期プランを用意。60日、90日プランもあり、長期でレンタルしたい人におすすめです。
Fast-fi(ファストファイ)
- 参考価格:410円~
■エクスモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、9位は「エクスモバイル」です。
世界170の国と地域で低価格の高速通信を提供している海外用レンタルWi-Fiルーター。容量は200MB・300MB・500MBの3つのプランから選べます。最も容量が大きいプランでも500MBであるためビデオ通話など多用する予定のある人には不向きですが、通常の旅行で高速通信に対応している海外用Wi-Fiを探している人にはおすすめです。
エクスモバイル
- 参考価格:550円~
■Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、10位は「Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)」です。
中国、韓国、台湾、香港の4ヶ国のみに対応している海外用Wi-Fiレンタルサービス。韓国と台湾とでは550円で容量無制限プランが使えます。空港での受取は空港郵便局にて行います。自宅受取にしても空港受取にしても往復の送料が1,100円以上かかります。ルーター自体の料金は安いですが、送料を含めた総額が激安とはならないので念のためご注意下さい。
Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
- 参考価格:550円~
■NOZOMI WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、11位は「NOZOMI WiFi」です。
国内で100GB利用可能な大容量プランでレンタルされるWiFiは、世界90ヶ国以上での利用にも対応。1回1,000円のチャージにより海外で500MBを使えるようになります。通常は日本国内でも使用できるため、普段から使っているルーターをそのまま持っていける手軽さが魅力。継続して利用を考えている人におすすめのWi-Fiレンタルサービスです。
NOZOMI WiFi
- 参考価格:1,000円~
格安Wi-Fiを見つけたい方はこちらの記事をチェック!
海外でインターネット利用するための4つの手段
目的地をマップで確認したり、人気のお店を調べたり、同行者と連絡を取ったり、海外旅行にもインターネットは欠かせません。旅先で困ったことにならないためには、事前に現地のWi-Fi事情について調べたり、現地で利用できるインターネット環境を手配しておくことが肝心です。ネットの使用頻度や目的、予算などに合わせて適切な方法を選んでください。
フリーWi-Fiを利用する
コストを極力抑えるなら、無料で利用できるフリーWi-Fi。Wi-Fi設備のある施設の周辺でしか使用できないので利用できるタイミングが限られる、通信速度やセキュリティが保証されないなどのデメリットもあるので、現地でほとんどインターネットを利用しないという方にはおすすめの手段です。
携帯電話会社の海外パケット定額(国際ローミング)を使う
海外でも普段と同じようにスマホを利用したいという方には、携帯電話会社の海外パケット定額が手軽です。ただし1日あたりの料金が比較的割高なので、長期滞在の場合はかなり高額な出費になることも。特定の日だけインターネットを利用したいという方にはおすすめです。
現地のSIMカードを購入する
海外出張などで海外に行く頻度が高い、滞在日数が長いという方は現地の携帯電話会社に対応したSIMカードの購入を。SIMフリーのスマホに差し替えると現地の国内通話扱いとなり、割安な料金で比較的安定した通信環境が確保できます。ただし現地でSIMカード調達する必要があり初心者には難易度の高い手段です。
海外用モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
頻繁にスマホを利用したい方やグループで旅行する場合におすすめなのが、モバイルWi-Fiルーターのレンタル。通信速度が早く、1台で複数の端末をカバーできるのがメリットです。レンタル費用も割安で、グループでシェアすればさらにお得。ルーターはネットで予約し、空港の専用カウンターで受け取ることができます。
海外でインターネットを利用するときの注意点
国内旅行の感覚でインターネットを利用していると、高額請求や不正アクセスといった思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。ここでは楽しい旅行を台無しにしないためにも知っておきたい、海外旅行初心者のためのインターネット利用の注意点を紹介します。
データローミング機能による高額請求
スマホには海外でも通信ができるデータローミングという機能が備えられています。ただし、この機能は通常のパケット定額サービスの適用外となるため、帰国後に高額が料金が請求されることも。高額請求を防ぐためには、あらかじめスマホのデータローミングサービスをオフに設定しておきましょう。
フリーWi-Fiでの不正アクセス
海外のホテルや空港などでフリーWi-Fiを利用する際に気をつけたいのがセキュリティ問題。セキュリティ設定されていないWi-Fiスポットでは、ウイルス感染や個人情報を盗まれるリスクがあるので注意が必要です。特にIDやパスワードの入力が必要なサイトへアクセスする場合は、セキュリティ設定された海外用モバイルWi-Fiルーターを利用するのが安心です。
クロアチアの基本情報
クロアチアは、東ヨーロッパにあるバルカン半島に位置する国で、アドリア海の宝石と呼ばれるほど美しい景観が魅力です。
歴史的な建造物が立ち並ぶ首都ザグレブはもちろん、世界遺産にも登録されているドブロヴニクの街では青い海にオレンジ色の家々が連なる様子が見られるなど、絵画のように美しい景色を楽しめます。このほかにも、国内には世界遺産にしていされている6つの文化遺産と1つの自然遺産があり、見どころがたくさんあるのが特徴です。
グルメでは、内地で楽しめる子牛を使ったザグレブカツレツや、チーズのスィール・イ・ヴルフニェを使った多彩なメニューが人気。オリーブオイルをたっぷりと使った、地中海らしいヘルシーな料理とワインもおすすめです。
ザグレブの基本情報
クロアチア共和国の首都で同国最大の都市で、クロアチア北西部サヴァ川河畔に位置し、メドヴェドニツァ山の南斜面にあります。
この地の多くの博物館はザグレブとクロアチアの歴史、美術および文化を反映しているばかりでなく、ヨーロッパや世界のものも収めています。およそ30件ある博物館、美術館に360万点を越えるさまざまな展示品が収められており、ザグレブ考古学博物館には、45万種近い考古学的遺産やモニュメントがあります。収蔵品の中でも最も有名なのは、エジプトコレクション、ザグレブミイラと包帯、世界最古のエトルリア碑文、および硬貨のコレクションです。博物館の一角は主にローマ時代に遡る石のモニュメントのコレクションに割り当てられています。
日本とクロアチアの時差
クロアチアの週間天気
クロアチアの為替
※2024年4月26日の為替価格です
クロアチアの気候は?季節に合わせて服装を選ぼう!
クロアチアの気候は、アドリア海沿岸と内陸部でそれぞれ異なっています。アドリア海沿岸は地中海性気候で、夏は高温乾燥して冬には一定の降雨があります。一方で、首都ザグレブのある内陸部は大陸性気候で、降雨は少なく夏と冬の気温差・昼と夜の気温差が大きくなっています。アドリア海沿岸では夏の晴天率が高く、とても開放的な気分にひたれます。しかし内陸部では特に冬が寒いため、防寒対策は欠かせないものになっています。このようにクロアチア国内でも気候が異なっているため、下調べをして目的地に合った服装を準備しておくことが必要です。
クロアチアの言葉事情は?英語は通じる?
クロアチアでは、クロアチア語が公用語になっています。ラテン文字(ローマ字)を使用しているので、日本人にも馴染みやすいです。英語は公用語ではありませんが、観光業が国の主な産業であるクロアチアでは、たいていの場合は英語でも通用します。クロアチアでは母国語(クロアチア語)の他に英語などの外国語にも力を入れています。レストラン・ホテル・美術館など、多くの観光客が訪れている場所では英語で十分に言いたいことが伝わります。ただし、年配の人にはクロアチア語しか通用しない場合もあるので、英語はなるべく若手の人に話してみることをおすすめします。
クロアチアの代表的なグルメといえばこれですよね!
「チェヴァプチチ」は、クロアチアを含むバルカン半島一帯でよく食べられている伝統食(肉料理)です。皮に詰めずに作れる手軽なソーセージで、ビールとの相性も抜群です。「シュトゥルクリ」は、「ザグレブ風ラザニア」とも呼ばれている家庭料理です。パスタ生地に多様な具材を入れたもので、2007年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。「サルマ」は、クロアチアを含むバルカン半島でよく食べられている家庭料理です。いわゆる「ロールキャベツ」ですが、日本のものと比べるとキャベツが少し酸っぱいことが特徴です。
ザグレブでおすすめの観光スポットをご紹介!
■トカルチチェヴァ通り
クロアチアの首都であるザグレブは、観光スポットがコンパクトにまとまった魅力的な街。トカルチチェヴァ通りはそんなザグレブのメインストリートです。
カフェやレストランが通りの両側に軒を連ねたグル根スポットで、お腹が空いたらトカルチチェヴァ通りに来れば、何を食べようか迷ってしまうほどの店の中からお気に入りの店を見つけることができます。夏になればどの店も店先にテーブルや椅子を出すので、テラス席で気持ちよく食事ができます。
昼と夜で雰囲気ががらっと変わるのもトカルチチェヴァ通りの魅力です。夜には楽器の生演奏を聴きながら、お酒と食事を楽しむことができます。基本的に歩行者天国なので、車が通ることもありません。
■アッパータウン(ゴルニグラド)
クロアチアのザグレブの旧市街である、ゴルニグラド。街の中腹にある歴史的な場所を指す「アッパータウン(上部の町)」と呼ばれています。
ザグレブ中心部からはバス、トラムで簡単にアクセスすることができます。ザグレブケーブルカーに乗るのもおすすめです。アッパータウンの道路は全て石畳。赤い瓦屋根の家々が並び美しい町並みが広がっています。ザグレブ大聖堂、ブラッディ・ブリッジと言ったクロアチアでも人気の観光スポットも集まっています。
最もフォトジェニックなスポットが聖マルコ教会。教会の屋根には教会の紋章とクロアチア王国ダルマチア・スラヴォニアの紋章がタイルで描かれているのです。
■ミロゴイ墓地
ミロゴイ墓地は、クロアチアの首都であるザグレブにある墓地です。ヨーロッパで最も美しい墓地と言われ、墓地ではありますがクロアチアを代表する観光スポットになっています。
墓地とは言うものの公園のように整備されていて気持ちの良い空間。2800㎡もの敷地にはカトリック教徒だけでなく清教徒やユダヤ教信者の墓も多数あり、それぞれ墓石の装飾が異なるのが興味深いです。敷地をぐるりと囲むように作られた回廊は、蔦が絡まり雰囲気たっぷり。
そんなミロゴイ墓地が美しさを増すのが、毎年11月1日の夜。カトリック教会の祝日であり、多くの人々がキャンドルや花束を持って墓地を訪れます。キャンドルの灯りが幻想的な1日です。
■Museum of Illusions
Museum of Illusions(イリュージョンミュージアム)は、クロアチアのドバイ、アル・シーフ地区に2018年オープンした話題のスポットです。
遠近法を巧みに利用したトリックアートの部屋やくるくる回る円筒を利用して地面が動いているかのように見える部屋など、大小80もの展示を楽しむことができます。展示の全てが体験型なので、子どもから大人まで皆で遊ぶことが可能です。展示の全ては撮影可能。面白い写真が撮れると好評です。
敷地内には様々なカフェやレストラン、ショップやヨットハーバーまでも完備。1日中滞在しても飽きないテーマパークになっています。
■ドラツマーケット
クロアチアの首都ザグレブには、「ザグレブの胃袋」と呼ばれるドラツマーケットがあります。
赤いテントがずらりと並ぶ青果市場です。毎朝6時30分からオープンしていて、地元の人々で大いににぎわっています。野菜や果物だけでなく、ベーコンなどの加工品や手編みの籠などの日用品なども多く売られています。
ラベンダーのポプリやキーホルダーはお土産にするにもぴったりです。クロアチア特産のドライイチジクも、日持ちするのでお土産に最適です。特に多いのが、蜂蜜を売る店と焼き立てパンが並ぶベーカリー。具材がぎっしり挟まったサンドイッチは、レストランで食事するよりとてもリーズナブルです。
■ロトルシュチャク塔
ロトルシュチャク塔は、クロアチアの首都ザグレブにある旧市街アッパータウンのシンボル的存在の塔です。日本のガイドブックにはあまり登場しないスポットのため、前を素通りしてしまう人も多いそう。
そんな隠れた名スポットであるロトルシュチャク塔は、ザグレブの街並みを360度の大パノラマで見渡すことのできる絶景スポットなのです。塔内にエレベーターはないので階段を上っていく必要がありますが、頑張って上った先にある絶景は疲れを忘れさせてくれます。
ザグレブ名物である正午を知らせる大砲の空砲も、実はこの塔から撃たれているもの。ガラス越しにその様子を見ることもできますが、近くで聞くと余りの爆音にびっくりしてしまうかも。
ロトルシュチャク塔
クロアチア / ザグレブ
- Strossmayerovo Setaliste 9 | Historic atraction, Zagreb 10000, Croatia
- +385 1 4851 758
■マクシミール公園
マクシミール公園は、クロアチアの首都ザグレブで最も古い公園です。開園は1794年。敷地面積は、4.07㎢を誇ります。
南東ヨーロッパ最古にして最大の公園であるマクシミール公園の園内には、5つの湖や教会、カフェや動物園まであるというから驚きです。園内の自然は、作り込まれた庭園というより手つかずのままの森が残っているといった雰囲気。ヨーロッパの絶滅危惧種であるミドルスポットキツツキをはじめとした様々な動植物の生息地になっています。
観光スポットというよりもザグレブ市民の憩いの場となっていて、ランニングしたり読書したりする地元の人々が見られます。ザグレブ観光の休憩スポットに立ち寄ってみるのがおすすめです。
■ロウアータウン
クロアチアの首都ザグレブにある旧市街アッパータウンは、古くからの街並みが残るエリア。それに対してロウアータウンはザグレブの新市街。
落ち着いた雰囲気のアッパータウンと比べ、活気にあふれ地元の人々の生活を体感することができます。イェラチッチ広場より南側、ザグレブ中央駅まで辺りに広がるエリアがロウアータウン。イェラチッチ広場は「クロアチア独立の騎士」と称されるイェラチッチ総督にちなんで名づけられた広場で、イェラチッチ総督の像は絶好の待ち合わせスポットになっています。
アッパータウンと比べて観光スポットは少ないですが、美術館や博物館、国立劇場などがあります。
■イェラチッチ広場
イェラチッチ広場は、クロアチアの首都ザグレブの市民の定番待ち合わせ場所。古くから多くの人々が集まる憩いの場でもあります。旧市街アッパータウンと新市街ロウアータウンの間にあるため、観光に来た人も必ず訪れるスポットです。
広場にはトラムの駅や店舗などが軒を連ねていて、いつも賑やか。クリスマスシーズンになるとイルミネーションが施されてムード満点です。横300m・縦100mの広場は、17世紀には「調和広場」と呼ばれていましたが、1886年にクロアチアの英雄イェラチッチ総督の像が建てられてからは「イェラチッチ広場」と呼ばれるようになりました。
この像は記念撮影スポットとしても人気です。
■ファニキュラーレイルウェイ
ファニキュラーレイルウェイは、クロアチアの首都ザグレブにある旧市街と新市街を結ぶケーブルカー「ウスピニャチャ」を運行する会社です。
このケーブルカーはトラムが開通する1年前から開通していることから、ザグレブ最古の公共交通機関です。全長はわずか66m、乗車時間もたったの30秒という短さで、「世界一短いケーブルカー」として有名です。料金もわずか4クーナ(約70円)です。ケーブルカーの脇には階段もあり、徒歩で上れば5分足らずの距離。元々は地元の老人や子供連れなどのために作られたケーブルカーですが、今では「世界一短いケーブルカー」目当ての観光客が多く利用しています。
頂上からはザグレブの町を一望できます。