フランスで18世紀から19世紀ごろに生まれたと言われているサバランは、ブリオッシュという生地に洋酒やシロップを染み込ませて作られる伝統的なスイーツです。口に入れると洋酒の香りがフワッと広がる大人な味わいが特徴であり、フランスだけでなく全世界で愛されるようになりました。日本でも多くのスイーツショップで販売されており、お店ごとに少しづつ個性があるのが魅力。今回は、そんなサバランについて詳しく掘り下げるとともにサバランが有名なスイーツショップを紹介していきます。気になった人はぜひ一度味わってみてください。
目次
- 根強い人気!洋酒が香る大人スイーツ「サバラン」とは?
- サバランの語源や由来と発祥は?
- サバランスイーツコレクション1:パティスリー・スリール(目黒)
- サバランスイーツコレクション2:マッターホーン(学芸大学)
- サバランスイーツコレクション3:エーグル・ドゥース(目白)
- サバランスイーツコレクション4:アンジェラス(浅草)
- サバランスイーツコレクション5:Patisserie Hiroya Minamisawa(西荻)
- サバランスイーツコレクション6:KAWAMURA GATEAUX(ガトーカワムラ)(世田谷)
- サバランスイーツコレクション7:パティスリー・ミラベル(世田谷)
- サバランスイーツコレクション8:サバラン(広島)
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根強い人気!洋酒が香る大人スイーツ「サバラン」とは?
フランスの伝統的な焼き菓子であるサバランは、菓子パンの一種であるブリオッシュにブランデーやラムといった洋酒を染み込ませ、生クリームやフルーツなどで飾り付けたスイーツです。お店や家庭などによって作り方は様々であり、洋酒ではなくシロップをブリオッシュに染み込ませて上から洋酒シロップをかけたものなどバラエティ豊かなのが特徴。口の中に洋酒の香りが広がる大人なスイーツです。
サバランの語源や由来と発祥は?
サバランは1730年にストレーという職人によって作られてフランスで流行していたババというお菓子を元に、1844年にジュリアン兄弟というパティシエによって生み出されました。サバランという名前は、グルメとして名を馳せていたブリア・サラバンという人物の名前をもじって付けられたと言われています。ババはシロップを使用しませんが、サバランはシロップを使用するのがポイント。
サバランスイーツコレクション1:パティスリー・スリール(目黒)
祐天寺駅から近い場所にあるパティスリー・スリールでは、季節ごとのフルーツなどを使用した上品なスイーツが販売されています。ホールケーキや焼き菓子など様々なスイーツがある中で、ピースケーキの一種類としてサバランが存在。シロップがかかった生地の上には生クリームがこんもりと載っており、フルーツが彩りを添えていてベーシックなサバランが味わえます。
サバランスイーツコレクション2:マッターホーン(学芸大学)
学芸大学駅のすぐそばにあるマッターホーンは、1952年に創業された歴史あるスイーツショップです。生菓子や焼き菓子、チョコレートにアイスクリームなど様々な種類のスイーツが販売されていて、喫茶スペースも用意されています。サバランには樽出しのラム酒が使用されていて芳醇な香りが魅力である他、フルーツもたっぷり使用されていて味にアクセントが加わります。
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サバランスイーツコレクション3:エーグル・ドゥース(目白)
目白駅から少し歩いた場所にあり、東京の中でもトップクラスの人気を誇るスイーツショップです。材料からこだわって作られるパティシエ渾身のスイーツの数々は味だけでなく見た目も楽しめる逸品ばかり。豊富な種類が展開しているケーキの中にはサバランもあり、シロップ漬けの生地のフタを開けたようなかたちで生クリームがたっぷり入っており、フルーツもトッピングされています。
サバランスイーツコレクション4:アンジェラス(浅草)
浅草駅から徒歩5分圏内にあり、半世紀以上の歴史を持つ人気のスイーツショップです。昔から愛されてきたケーキがたくさん存在する中で、看板メニューの一角を担っているのがサバラン。洋酒で漬け込んだブリオッシュ生地の中に、植物由来であっさりとした甘さが特徴の生クリームがたっぷり詰まったシンプルな一品ながら、口の中に広がる洋酒の香りがクセになります。
サバランスイーツコレクション5:Patisserie Hiroya Minamisawa(西荻)
西荻窪駅から少し歩いた場所にあるスイーツショップで、大人が仕事帰りに立ち寄れるお店をイメージして作られています。ケーキはチョコレートケーキが中心に販売されていますが、看板メニューとして完全予約制で生産されているのがサバラン。瓶の中にラム酒漬けのブリオッシュ生地とクリームが入っている珍しい見た目のサバランですが、味や香りは芳醇で大人なスイーツに仕上がっています。
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サバランスイーツコレクション6:KAWAMURA GATEAUX(ガトーカワムラ)(世田谷)
梅ヶ丘駅のすぐそばにあるスイーツショップで、1957年にオープンした老舗の人気店です。日本人の好みに合わせたケーキが提供されており、モンブランやショコラなどスタンダードなケーキが充実しています。初期から販売されているケーキの中にサバランも含まれており、ラム酒がたっぷり染み込んだ生地にアプリコットのシロップがかかり、濃厚な生クリームがたっぷりの一品。
サバランスイーツコレクション7:パティスリー・ミラベル(世田谷)
経堂駅から少し歩いた場所にあるスイーツショップで、パリなど海外で経験を積んだパティシエがスイーツを製作しています。ケーキや焼き菓子などが販売されており、アットホームな雰囲気が特徴。メディアに取り上げられた経験もあるサバランは看板メニューの一つであり、洋酒がたっぷり染み込んだブリオッシュ生地の上に生クリームがたっぷりのったシンプルな一品です。
サバランスイーツコレクション8:サバラン(広島)
広島本通り駅から近い場所にあり、お店の名前自体がサバランというスイーツショップです。卵や地元産のフルーツなど、素材からこだわって作られるスイーツは優しい味わいが特徴。生菓子や焼き菓子が充実している中でも、やはりサバランは看板メニューであり、生地と生クリームに加えてフルーツがたっぷり入っています。ショコラやアールグレイ風味のサバランも販売されています。
サバランスイーツコレクション9:モンシェリー 流川(広島)
本通駅から少し離れた場所にあるスイーツショップで、焼き菓子やケーキなど豊富なスイーツが販売されています。20種類ほどが用意されているケーキには上質な生クリームが使用されていて濃厚なコクを堪能できるのが特徴。サバランは洋酒にしっかりつけ込まれたブリオッシュ生地の中に生クリームを入れ、生地でフタをしたシンプルな一品ながら根強い人気があります。
サバランスイーツコレクション10:メゾン ラブレ(広島)
広島の本川町電停から近い場所にあるスイーツショップで、パリのパティスリーのようなおしゃれな雰囲気が魅力。味はもちろん、見た目も楽しめるケーキが数多く販売されており、焼き菓子やパンなども充実しています。季節ごとの旬のフルーツなどを使用したスイーツが提供されており、サバランもその中で大人なスイーツとして愛されています。
まとめ
スイーツ好きでない人にはあまり聞き馴染みのないケーキであるサバラン。フランス発祥であり、洋酒やシロップをたっぷり使用した大人な味わいが魅力です。日本でも様々なスイーツショップでサバランの販売が行われており、お店ごとに使用されている洋酒や生クリームの味わい、フルーツなどに違いがあるのがポイント。気になった人はぜひ食べ比べしてみてください。
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