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遠くまで行かなくていい?日本の北海道でオーロラが見られる!その方法とは?

更新日: 2023年11月21日

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オーロラは極光(きょっこう)ともいい、太陽風のプラズマと大気が起こす、地球の天体ショーのうちの1つです。そのオーロラが見られるのは、アラスカのフェアバンクス、カナダのドーソンシティやイエローナイフ、スウェーデンのキルナが有名です。しかし遠くまで行かなくても、日本の北海道で条件がそろうことで、オーロラが見られることがあります。今回は、北海道で見られるオーロラとはどんなものなのかや、オーロラが観測できるところ、方法などをたっぷり紹介します。地球が生み出すオーロラという天体ショーを、遠くに行かず北海道で楽しんでくださいね。

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北海道で見れるオーロラとは?

一般的なオーロラは、上部が赤く下部は緑、そこにピンクや紫、黄色などさまざまな色が混ざり合った、美しい色のカーテン上のものです。発生場所はオーロラ帯といわれる地域ですが、さまざまな条件が整うとそれ以外の地域でも見られることがあります。オーロラ帯ではない北海道で観測できるオーロラとは、どのようなものかというと赤色を中心としたものになります。

事実北海道でオーロラが観測された!

日本では太古の昔からオーロラが観測された記録が残っています。日本で正確にオーロラ観測を始めたのは1957年からで、1958年2月11日には北海道をはじめとして、関東でも観測されています。その後は1989年・2000年4月7日・2001年~2004年・2015年3月18日など、数多く北海道でさまざまなオーロラが観測されています。

北海道は低緯度オーロラ?

オーロラが頻繁に見られるカナダや北欧など、オーロラ帯に属する地域は、高緯度地方になります。オーロラ帯ではなく低緯度の北海道で観測されるオーロラは、低緯度オーロラと言われています。低緯度オーロラを観測できるのは、磁気嵐が発生したときなど、太陽の活動が大幅に活発になった時で、オーロラの色は赤色が中心です。

北海道のオーロラは太陽フレア

高緯度地方のオーロラは、マイナスの電子やプラスのイオンという太陽風プラズマが、地球の大気と反応して起こる天体ショーです。低緯度地方の北海道でオーロラが観測できるのは、太陽フレアという爆発により磁気嵐が起こり、太陽風プラズマの届く範囲が広がったり、プラズマの量が増えるなど、太陽の活動が活発になったことによります。

北海道でオーロラが見れる時期は?

北海道で観測できる低緯度オーロラは、太陽の活動が活発になった時期に発生します。太陽の活動周期は11年周期で、増大したり減少したりしています。磁気嵐の発生は最大活動期の数年間です。大きな磁気嵐は極大の年よりも、その前後1~2年に起こりやすく、磁気嵐は季節としては春と秋、なかでも3月と10月に起きることが知られています。

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時間帯も知りたい!

オーロラは出現時間帯もさまざまで、一晩中観測できます。統計としては0:00に近い時間帯で、見られやすいことが分かっています。北海道ではどの時間帯が見やすいかというと、20:00~23:00が良いといわれています。オーロラは数分のものや数時間続くものなどさまざまで、強弱をつけて発生することもあり、1日に数回見られることもあります。

北海道でオーロラが見れる場所は?

北海道でオーロラを見るためには、オーロラ帯に近い北海道北部、風がない・空気が澄んで乾燥している・放射冷却が起き雲が少ないなど、整った気象条件が必要となります。それらがそろい、北海道でオーロラが見られる可能性がある場所は、オーロラを観光資源の一つとする陸別町をはじめとして、星空の街としても有名な名寄市があります。

オーロラタウン93りくべつ

北海道足寄郡陸別町大通
0156-27-2012
9:00~17:00
年末年始
道の駅「オーロラタウン93」徒歩1分 十勝バス「池田駅前」バスで113分 道東道足寄IC車で40分

銀河の森天文台

北海道のなかで、オーロラを観光資源の一つとしている陸別町にあるのが、この銀河の森天文台です。一般公開型天文台で、115cm反射望遠鏡・4連太陽望遠鏡・30cmクラスの小型望遠鏡などが設置。オーロラや宇宙のパネル展示、大型モニターによる体験学習、研究所も併設されオーロラの研究も行われています。毎年オーロラウィークも開催されています。

りくべつ宇宙地球科学館(銀河の森天文台)

北海道足寄郡陸別町宇遠別
0156-27-8100
4月~9月 14:00~22:30 10月~3月 13:00~21:30
月曜日・火曜日
「道の駅オーロラタウン93りくべつ」から「銀河の森天文台」まで4km

観測地点までのアクセス方法は?

銀河の森天文台もある、北海道のなかでオーロラを観光資源の一つとしている陸別町へのアクセス方法は、いくつかあります。女満別空港より車で約1時間10分。釧路空港より車で約2時間。帯広空港より車で約2時間30分。札幌市より高速道路利用で、車で約4時間30分。北見市より高速道路利用で、車で約50分。池田町や北見市からはバスで約2時間です。

なよろ市立天文台きたすばる

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日本でもトップクラスの星空の街でもある、北海道名寄市にあるのが、なよろ市立天文台きたすばるです。50cm反射望遠鏡をはじめ、日本で最大級の1.6m反射望遠鏡(愛称はピリカ望遠鏡)で、公開日時の限定はありますが星空の観測ができます。プラネタリウムでは、オーロラの映像が見られる番組も上映されています。星と音楽のコラボレーションも特徴です。

なよろ市立天文台きたすばる

北海道名寄市字日進157番地1
01654-2-3956
4月~10月 13:00~21:30 11月~翌年3月 13:00~20:00
毎週月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日
道央道・士別剣淵ICから国道40号線北上、30分で名寄駅。駅から道立サンピラーパークへ向かい、サンピラーパーク内の星見の丘へ

観測地点までのアクセス方法は?

オーロラが見られる北海道名寄市と、なよろ市立天文台きたすばるへのアクセス方法は、いくつかあります。旭川空港よりバスに乗り旭川駅へ。JRに乗り換え名寄駅です。なよろ市立天文台きたすばるへは、名寄駅よりタクシーで約15分、バスの場合はサンピラー交流館バス停より徒歩約15分です。新千歳空港より名寄駅は、JRと札幌駅からの高速バスがあります。

その他に期待度が高い観測地点は?

北海道で陸別町と名寄市を除いて、オーロラの期待度が高い観測地点は、いくつかあります。1958年2月11日には、網走市大空町(当時は女満別町)・稚内市。1989年10月21日には幌加内町・北見市・石狩市。2015年3月18日には上士幌町。そのほか幌延町・紋別郡・上川郡などで過去にオーロラが観測されており、期待度が高い観測地点といえます。

オーロラが見れるとは最強運!?

北海道で見られる低緯度オーロラは、太陽の活動が活発になり、大規模な太陽フレアの爆発や磁気嵐の発生。さらに、風がない・空気が澄んで乾燥している・放射冷却が起き雲が少ないなど、整った気象条件が必要になります。2015年3月19日に観測されたオーロラは、北海道では11年ぶりで、10年に一度レベルの天体ショーを見られたのは、運の良いことです。

今後見れる期待度は?

北海道で低緯度オーロラが見られるのは、太陽が活発に活動している時期で、大規模な太陽フレアの爆発や磁気嵐の発生が必要です。太陽の活動周期は11年周期で、北海道で2000年代にオーロラが観測されたのは、2004年と2015年。次回は2026年ということになりますが、大規模な太陽フレアの爆発が起これば、その前に観測できる可能性があります。

9月〜4月頃の例年の気温

北海道でのオーロラ観測は、夜間の野外になることがほとんどで、気温が気になるところです。オーロラ観測ができる陸別町の最低平均気温は、9月が9.3℃、10月が1.3℃、11月が-5.8℃、12月が−14.9℃、1月が−20.2℃、2月が−19.2℃、3月が−11.4℃、4月が−2.7℃となっています。防寒対策は、しっかりと行ってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アラスカやカナダ、スウェーデンなど遠くに行かなくても、条件さえそろえば北海道の各所で、太陽と地球が作り出す、美しいオーロラを見ることができるんです。紹介したさまざまな情報や、太陽の活動をしっかりチェックして、オーロラという一生の記憶に残る、奇跡の天体ショーを北海道へ見に行ってみてくださいね。

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