「マイスター工房八千代」ってどんなお店？大人気の天船（あまふな）巻き寿司の魅力を紹介

更新日: 2023年11月21日

マイスター工房八千代は、兵庫県多可町八千代区の田舎町にあるお店です。テレビや雑誌などのメディアでたびたび紹介される、具材がたっぷり入った「天船巻き寿司」は行列ができる巻き寿司として有名です。店内には1日1500本売り上げる巻き寿司のほかにも、地元の野菜を使った総菜や漬け物、味噌、ジャム、お菓子などの手づくり加工品が並び、全国各地から観光客が訪れます。そこで今回は、人気のマイスター工房八千代の店舗情報や天船巻き寿司の魅力についてご紹介します。1本1本手作りで丁寧に作られた愛情たっぷりの巻き寿司をぜひ一度食べてみてくださいね。

マイスター工房八千代とは

地元の食材を生かした総菜やお寿司、お菓子、加工品などを販売している田舎のコンビニにふさわしい場所です。手作りにこだわった商品の中でも飛ぶように売れているのが「天船巻き寿司」。具材がたっぷりの太巻きは味も絶品で食べ応え抜群。店頭でしか買えないお寿司は毎日1500本以上売れ、並んででも食べたい巻き寿司として有名です。

マイスター工房八千代のはじまり

マイスター工房八千代の代表・藤原隆子さんが「自分の得意な料理で地元の名産品が作れないか」と考え、地域の協力で2001年（平成13）にスタートした施設です。地域の女性たち率いる生活研究グループが、地元の名産品の開発や研究を進めながら、手作りの総菜やお寿司、加工品などを販売したところ、気軽に立ち寄れる田舎のコンビニと呼ばれるまでになりました。

まさに職人が揃う和気あいあいの職場

マイスター工房八千代の名前の由来はドイツ語の職人を意味する「マイスター」とその職人たちが働く場所の工房をとって名付けられたもの。設立当初は数人でしたが、現在は40人を超えるスタッフが工房で働いています。今まで辞める人がいないというから驚き。そんな和気あいあいとした工房で作られる商品はどれも愛情がこめられ、人気商品になっているのです。

多可町は自然を生かした観光スポットが有名

マイスター工房八千代のある多可町は自然に囲まれており、観光スポットが点在しています。お店の周辺にはラベンダーが約20,000株植栽されているラベンダーパークやゴルフコース、サーキット場などのレジャー施設があります。道の駅 杉原紙の里・多可は雨の日でもOKな人気スポット。伝統工芸品の和紙手すき体験や地元のお土産などの販売を行っています。

大人気の天船（あまふな）巻き寿司の魅力1：リーズナブルな価格

マイスター工房八千代の天船巻き寿司の特徴は、インパクト大な見た目もですが、その値段も驚きです。多可町産のコシヒカリや兵庫県産のり、地元の食材がたっぷり入った大きな巻き寿司が、1本540円（税込）破格です。他の人気商品の鯖寿司や鮭寿司は1000円以上するので、そのリーズナブルな価格からも人気が集まったといえます。

大人気の天船巻き寿司の魅力2：こだわりの具材

マイスター工房八千代の天船巻き寿司は、なんといっても見た目のインパクト抜群です。かんぴょうや高野豆腐、しいたけ、玉子焼き、きゅうりなどの具材とすし飯がぎっしりと詰まっています。巻き寿司1本に対して、キュウリは2分の1本を使用する豪快さ。一般的な巻き寿司に比べて酢飯が少なめなので、意外とヘルシーですよ。

大人気の天船巻き寿司の魅力3：品質の高さ

マイスター工房八千代で人気の天船巻き寿司は、大人気商品になっても創業当初と変わらず、スタッフの手で毎日作られています。時間と手間はかけても品質を落とさないために、ネット販売などはせずに店頭販売のみにしています。また、工房内では毎日抜き打ち検査をして品質チェックを行い、おいしい商品を提供できるよう心掛けています。

天船巻き寿司は予約必須

マイスター工房八千代の天船巻き寿司は1か月前から前日まで電話で予約を受け付けています。当日販売分は、オープンの約1時間前に店頭で整理券が配られます。開店してから1～2時間ほどで1500本が売り切れてしまうので、平日でも午前中に来店するのがマスト。店頭購入は1人5本まで購入可能です。5本以上購入する方は事前に電話予約をしましょう。

マイスター工房八千代のおすすめ商品1：鯖寿司

マイスター工房八千代では、天船巻き寿司についで売り切れ御免の人気商品なのが、鯖寿司です。腹または背の部分を使用した2種類から選べます。厳選されたツヤツヤの新鮮な鯖を、お店オリジナルの合わせ酢に漬け込んで作る鯖寿司は大きくて食べ応え抜群。鯖の生臭さが苦手な人でも食べられる絶品寿司です。1日300本の限定販売で、すぐに売り切れてしまいます。

マイスター工房八千代のおすすめ商品2：里芋コロッケ

マイスター工房八千代の人気惣菜のひとつに里山コロッケがあります。食材を一切無駄にしないこだわりから、豆腐を作る時に出るおからや食パンの耳を使ったパン粉、シイタケ粉などを生かした素朴で優しい味わいです。じゃがいもとまた違った食感と何個でも食べられる軽いコロッケは5個入りパックで、夕食のおかずやお土産にもぴったりです。

買い物ついでに立ち寄るなら「喫茶マイスター」

マイスター工房八千代に隣接している喫茶店です。巻きずしの整理券をもらってから待ち時間に利用する人が多いお店。モーニングセットは11時まで利用可能。2種類のパンにサラダ、スパゲッティ、ゆで卵が付いてワンコインでおつりがきます。また、ランチにはボリューム満点の定食メニューやカレーライスなど昔ながらの喫茶店メニューも楽しめます。

マイスター工房八千代の営業時間

マイスター工房八千代の営業日は、基本的に木曜～日曜までの週4日で、月曜～水曜が定休日です。営業時間は9時～15時ですが、営業時間内でも商品がなくなり次第閉店してしまうので、早めの来店をおすすめします。隣接している喫茶マイスターの営業日も工房と同じです。営業時間は8時30分～15時まで、モーニングは11時までOKです。

バスでのマイスター工房八千代へのアクセス

バスでマイスター工房八千代に行くなら、JR・西脇市駅から路線バスを利用するのが便利でおすすめです。神姫バス大屋行きに乗り、21個目にマイスター工房前 停留所があります。道路の混み具合にもよりますが、所要時間は40分くらいです。本数が少なく、西脇市駅発は8:49、12:38、15:03、16:03、18:08になります。

車でのマイスター工房八千代へのアクセス

兵庫県多可町に位置するマイスター工房八千代への車でのアクセス方法は、中国自動車道・滝野社I.C.もしくは加西I.C.から約40分かかります。最寄り駅も遠く、路線バスの本数も少ないため、車でのアクセスがおすすめです。JR・西脇市駅から車で30分、鶴居駅からは40分ほどかかります。専用駐車場も完備しているので便利です。

マイスター工房八千代には専用駐車場有り

車で行く場合、駐車場スペースがあるのか気になりますよね。マイスター工房八千代には無料の専用駐車場を設けています。お店のすぐ前にあるので便利ですが、収容台数が25台と少ないため、週末にはすぐに満車になってしまいます。その場合は、誘導員によって近くの駐車場に案内されます。お店から歩いて3分の多可町役場仮本庁舎が臨時駐車場になっています。

まとめ

いかがでしたか。今回は神戸から約1時間の山奥にある、マイスター工房八千代を紹介しました。兵庫県の巻き寿司と聞いて知らない人がいないくらい有名で、毎日1500本以上も売り上げるというから驚きですよね。当日販売のほかに、1か月先の予約購入も可能なので、兵庫県にお出かけの際はぜひお店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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